『さんかく窓の外側は夜』あらすじ・感想 | 原作を知らないと分かりにくい

『さんかく窓の外は夜』の詳細情報

公開年  : 2021年
上映時間 : 1時間 42分
監督   : 森ガキ侑大
キャスト : 岡田将生 / 志尊淳 / 平手友梨奈 / マキタスポーツ / 新納慎也 / 桜井ユキ / 和久井映見 / 筒井道隆 / 滝藤賢一 / 北川景子 ほか

『さんかく窓の外は夜』 登場人物(キャスト)

冷川理人(岡田将生)
少々変わり者だけど有能な除霊師。

三角康介(志尊淳)
幼い頃から霊が視える青年。
ある日、 冷川に見出されて彼の助手となる契約をする。

非浦英莉可(平手友梨奈)
父親の指示で「呪い師」をしている女子高生。

半澤日路輝(滝藤賢一)
オカルトの類を一切信じていないのに、不可解な事件が起こると冷川に依頼をしに来る刑事。

逆木一臣(新納慎也)
英莉可のボディーガード。

石黒哲哉(筒井道隆)
とある宗教団体の教祖。

あらすじ | 視える男・祓える男・呪える女

幼い頃から霊が見える事に悩む特異体質の青年・三角が、不思議な霊能力を持つ男・冷川に助手としてスカウトされる。

ある日、警察から持ち込まれた不可解な連続殺人事件の捜査を進めて行く内に、非浦英莉可という謎の女性の存在を知り、彼女が「人を呪う能力」を持つ可能性が浮上する。

感想(ネタバレ含む) | 半沢刑事はなぜ信じないのか(笑)

この作品はヤマシタトモコという作家さんのコミックが原作。
ボーイズラブ系の女性誌の他に青年誌でも執筆しているそうです。

私は原作を知らないまま映画を観たのだけど、説明不足というか省略し過ぎな面が多かった印象です。
ちょっとよく分からない点がいくつかあった。

なんでも原作と映画では少し設定が違っていたりするそうで、他のレビューサイトでユーザーの感想を見てみると映画の評論家は高い評価をしている一方で、原作ファンは「どうしてこんな感じにしてしまったのか!」と怒りのコメントを投稿している人もチラホラ。

よく分からんけど、評価が二分している作品です。

私自身の感想としては、内容はともかくもう少しわかりやすい説明的なシーンが欲しかった。
原作は人気が高いみたいなので、やはり映画の脚本的な問題なのでしょうかね。

三角康介と冷川理人

幼い頃から幽霊が視えてしまう特異体質の青年・三角康介は、霊が見えるというだけで除霊する能力とかは無いので、今までは見えてしまった時は目を逸らして逃げていた。

まあね、“視える”だけで成す術がないのならば逃げる以外に選択肢はありませんよね。
襲って来られてもこっちは何もできないのだから逃げるしかないでしょう。
そうやってひっそりと生きてきた三角の前に、冷川という男が突然現れる訳ですよ。

そして冷川は除霊能力を持っているというではありませんか。
でも一人では霊を鮮明に見ることが出来ずに、三角の能力を借りる事でクッキリと姿を捕らえることが出来るようになる。
これには冷川本人もびっくり!

視力が悪くてぼんやりとしか見えなかった人が、鮮明に見える眼鏡を手に入れたようなもの。

まさに最強の組み合わせ、そりゃ冷川はお宝を見つけたかのように三角をスカウトしますよ。

まあそれは良いのですが二人のやり取りがBL(ボーイズラブ)チックな雰囲気だったので、私は観ていて少し不安を覚えてしまった。
そうか、このために岡田将生と志尊淳をキャスティングしたのか・・・。
結局は少しそんな感じがする程度のレベルで、何もありませんでしたけどね。

人を呪う能力を持つ少女

今回は心霊探偵コンビの二人の前に、人を呪う能力を持つ少女が登場。
てっきりこの少女・非浦英莉可と敵対して対決するのかと思ったら意外な展開に。

もうこれは原作を知らないと訳が分からないのでは?
映画は原作のダイジェスト版の側面が強いけど、あまりにも説明が少ない。

どうやら英莉可は自分の父親が心酔している怪しい宗教の教祖の指示で呪い師をやっていて、彼女の本位で行動しているのとは違う様子。

信じない刑事とボディーガードの男

三角・冷川・英莉可の他に気になる人物としてオカルト系を一切信用しない刑事の半沢がレギュラーメンバー的な立ち位置だけど、どうして霊的なものを全く信じないのに冷川に仕事を依頼しに来るのだ、この男は(笑)

半沢は“信じていない”ので霊的なものが見えないし、英莉可の呪いも通用しない。
霊能者にとってはある意味天敵のような男。
そんな半沢が冷川を頼る時は、どんなに捜査をしても全く手掛かりが得られない不可解な事件が発生した時。

そして冷川の霊能力のお陰で過去にいくつかの迷宮入り寸前の事件が解決している模様。
それなのに一向にオカルト系を信じようとしない男・早川。
何やねん、このオッサンは。

そしてもう一人、興味深い人物が英莉可のボディーガードをしている逆木という男。
英莉可が所属している教団と提携しているヤクザ組織から派遣されているようで、かなりの武闘派。

英莉可が呪いの能力を使い過ぎて危険な状態になった時には、突然冷川の前に現れてボディに一撃入れて誘拐!
どこかで冷川が霊能力者だと聞いたのか、あるいは英莉可本人に連れてくるように指示されたのか、どちらにしても乱暴すぎるで逆木さん。

道端で冷川の前に車を横付けして、いきなり脇腹にドンッ!は無いわ。
突然ボディーブローを喰らって冷川も「ウッ!」てなってたやん。
事情を話せば手を貸してくれたかもしれないのに。
人にものを頼むには礼儀というものがあるでしょうが!

まあ連れて行った先で冷川に断られていたけど。
いきなりあんな事をする奴の頼みなんて誰も聞きたくないですよね。

あの時ちょうど三角君も一緒に誘拐されていて良かった(笑)

この作品を観た他の人の感想(レビュー)を見てみる

※登録は一切不要で自由に感想を閲覧できます。
※作品評価のの横の数字をタップまたはクリック。
※諸事情で配信が停止になる場合があります。

原作はずっと一本筋の物語

この映画の原作は既に終了しているので具体的にどんな内容なのかと調べてみたら、先生と呼ばれている重要人物がいて、三角と冷川の心霊探偵コンビはずっとこの人物と対決していくことになる。
そこに英莉可とか他の人物も絡んでくるといった感じ。

一話完結型の物語ではなくて、一つのテーマをずっと追っていく内容。

さすがに全10巻分の漫画の内容を映画一本に詰め込む事は不可能だったようで、どうやら続きがありそうな終わり方だった。
続編が制作されるかどうかは分からないけど、この作品を一本観ただけでは評価し辛いですな。
もしシリーズとして続編が制作されるのなら全部を観た上で評価しないといけない作品という感じがします。

作られるかどうか分からない映画の続編を待つよりも、原作コミックを読む方が良さそうですが。

原作コミックの感想(レビュー)を見てみる

※登録は一切不要で自由に感想を閲覧できます。
※諸事情で配信が停止になる場合があります。

タイトルとURLをコピーしました