
実写映画とアニメの両方が制作されている作品を紹介する記事の第二弾。
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「Part1」の記事では小説が原作の作品なども紹介しましたが、今回紹介している作品は5本全部が漫画が原作となっている作品。
大体はコミックがヒットしてアニメ化されて、しばらく経過してから実写版が制作されるパターンが多いですね。
- 『銀魂』
- 『約束のネバーランド』
- 『東京喰種』
- 『るろうに剣心』
- 『カイジ』
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『銀魂』ギャグパートとシリアスパートの差が激し過ぎる作品

突如宇宙人が襲来して地球の文化と宇宙の文化が融合してしまった幕末の江戸の街が舞台。
原作コミックは実在の人物を皮肉った悪ノリ描写が問題になったりしましたが、全体的にはとても面白い作品。
「万事屋(よろずや)」を営む主人公の銀さんはシリアス回の時は強くてカッコ良いのに、普段は金にだらしなくて甘いものに目がないダメ人間。
従業員の新八はアイドルオタクのめがね少年、もう一人の従業員の神楽は戦闘民族「夜兎(やと)」の少女。
アニメ版は数百話に及ぶので全部観るには相当な時間が必要です。
『銀魂』実写版はキャストが豪華
実写映画版は主人公の坂田銀時を小栗旬、志村新八を菅田将暉、神楽を橋本環奈が演じています。
他にも様々な有名俳優が出演しているのだけど全体的にコメディ要素が多め。
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※安田顕が演じる常に大声で話す刀鍛冶・村田鉄矢は爆笑必至!
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※鬼の副長・土方がオタクでヘタレの霊に憑りつかれてしまう。
『約束のネバーランド』人間が食料として養殖される世界

原作の時代設定は2045年。
この世界には「鬼に喰われない人間」と「鬼の為に食料として飼われている人間」がいて、主人公たちは後者。
お互いを狩り合っていた鬼と人間は協定を結び、鬼の世界と人間の世界をそれぞれ分断して生活するようになったのだけど、協定を結ぶときに土産(食料)として置いて行かれた人間を鬼たちが農園で養殖するようになった。
つまり人間が牛や豚を育てるのと同じように、鬼は人間を家畜として育てている訳ですよ。
自分達が食料として養殖されている事を知ってしまった主人公たちが、人生を変えようと動き出す物語。
アニメ版は第2期まで制作されていて、恐らくそこで終了しそうな感じです。
『約束のネバーランド』実写版は浜辺美波が主演
実写版の1作目は「GFハウス脱獄編」が描かれました。
主役が子供たちという事で成長に伴って外見や声があっという間に変化してしまうので、同じキャストで続編を作るのは難しいような気がします。
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※続編があるなら浜辺美波以外の子供達の配役は交代かな?
『東京喰種』人を喰う種族(グール)と人間の攻防

主人公は元々普通の人間だったけど喰種に捕食されそうになり瀕死の状態に。
ちなみに主人公を捕食しようとしていた喰種は、襲っている途中に何者かに攻撃されて重傷を負ったらしい。
命拾いした主人公だけど、手術によって自分を襲った喰種の臓器が体に移植されていて、自分自身も半喰種という状態になってしまった。
主人公は喰種の中でも生きた人間を襲わない穏健派のグループに属すようになって活動していきます。
アニメ版は原作と違うオリジナル展開が描かれたりして賛否両論あります。
『東京喰種』実写版は生々しい描写が多い
元々グロテスクな描写が多い作品だけど、実写版はさらに生々しさが増しています。
主人公を演じているのは窪田正孝。
この世界の未解決失踪事件の何割かは喰種の仕業の可能性が高いですね。
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※人間側には対喰種の専門部隊がいる。
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※世の中には多種多様な喰種が存在する。
『るろうに剣心』原作と異なる設定が多い

明治維新の裏で“人斬り”として暗躍していた過去を持つ緋村剣心が主人公。
コミックやアニメを観た限りでは実写版を作るのは難しそうだったけど、全部で5作品も制作されています。
漫画原作の実写映画の中では間違いなく大成功した作品。
内容的に大きく違うのが、原作では京都で沈没した志々雄真実の船が実写版では東京に辿り着いた部分。
あと、志々雄の部下の十本刀の扱いがなんだか残念だった。
アニメ版はかなり古いですが、全94話もあるので見応え十分。
剣心役の佐藤健の演技が完璧だった
緋村剣心役の佐藤健の演技が素晴らしい。
2012年に実写版1作目が公開されて、最終作の5作目の公開は2021年。
シリーズ全作を一気に観ても特に時間的な違和感を感じなかった。
他の主要キャストが変わっていないというのも大きいと思います。
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※狂気の武器商人・武田観柳。
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※宿命のライバル・志々雄真実が登場。
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※四乃森蒼紫がようやく探し求めていた剣心と出会う。
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※この作品が実質の最終回。
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※人斬り時代の剣心を描く過去編。
『カイジ』どこまでも自分に甘いダメ人間

この作品の主人公はとにかく自堕落。
毎日を楽しく生きる事ができれば良いという考え方のダメ人間。
借金を返済し終えたと思ったら、いつの間にか別の借金を背負っている男。
自分に甘いだけではなく他人にも甘いので、簡単に騙されるという典型的なカモ気質。
堕ちるところまで堕ちてこれ以上堕ちようがない所まで来たのに、さらに自分で穴を掘って下を目指すようなバカです(笑)
とはいえ分析力は鋭いものを持っていて、ここぞという時に力を発揮します。
まあ力を発揮するといってもギャンブルをしている時ですけどね。
「カイジ」のアニメは結構な話数がありますが、この作品は個人的にコミックの方が面白かった。
カイジを演じられる俳優は藤原竜也以外に存在しない
ダメ人間を演じさせたら右に出るものがいない俳優・藤原竜也が実写版の主人公。
藤原竜也は他の映画で刑事や犯人など様々な役を演じていますが、一番似合う役はカイジのような役でしょう。
この人は何をしでかすか分からない人物を演じている時が一番輝いている気がします。
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※ビールがキンキンに冷えてやがる!
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※どいつもこいつも狂ってやがる!
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※大槻班長が出生してやがる!
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