サブスク動画配信サービスの「無料お試し期間」に解約する際の注意点

無料期間中の解約-01

サブスクリプション(定額制)動画配信サービスには「無料お試し期間」が設けられている事が多いですが大きな注意点として、「無料期間」の間に解約手続きをしなければ期間終了後に自動的に正規会員扱いとなり課金が始まります。

そして解約手続きを行わない限りは、ずっと月額料金を徴収されてしまいます。

時々勘違いしている人がいるのですが、スマホやタブレットにインストールしたアプリを削除しただけでは解約とならず、課金を停止するには解約手続きを行わなければなりません。

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解約手続きを行った時点で即時視聴ができなくなるサービスと、無料期間満了日まで視聴可能なサービスがあるので比較していきましょう。

サービス名無料期間の有無解約後に即時視聴不可になる?
U-NEXT(ユーネクスト)即時視聴不可になる
Amazonプライムビデオ無料期間満了日まで視聴できる
Netflix(ネットフリックス)
Disney+(ディズニープラス)
TELASA(テラサ)即時視聴不可になる
Hulu(フールー)
FODプレミアム
ABEMAプレミアム無料期間満了日まで視聴できる

こうして比較してみると「Amazonプライムビデオ」、「ABEMAプレミアム」以外のサービスは、解約した時点で即時利用できなくなることが分かります。

ちなみに「Amazonプライムビデオ」の解約で頭に入れておく必要があるのが、プライムビデオは単独のサービスではなくて「Amazonプライム」というサービスの特典の一つに過ぎないという事。

つまり、プライム会員の解約をすると動画見放題のプライムビデオ以外に通販の送料無料などの特典が全て利用できなくなという事です。

無料期間中の解約手続きのタイミング

プライムビデオは無料期間の開始当日に解約手続きを行っても、30日間の無料体験期間満了日までサービスを利用する事が可能。
※動画見放題の他に通販の送料無料、電子書籍の読み放題、音楽が聴き放題などの特典も併せて利用できます。

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解約した時点で利用ができなくなる動画配信サービスについては、無料期間満了日に解約手続きを行う事で最大限に満喫できますが、うっかりミスだとしても期日を過ぎてしまうと1ヶ月分の料金を問答無用で支払う事になります。
※動画を観なかったとしても返金はしてもらえません。

結論として、この記事で取り上げている「Amazonプライムビデオ」以外の動画配信サービスについては、次回更新日(有料会員への自動移行日)の前日に解約手続きを行う事で無料期間を最大限に利用できます。

しかし無料で正規会員と同様のサービスを使えるとはいえ、解約のタイミングに関しては結構な緊張感を強いられますね。

無料期間満了の2~3日前に解約手続きを行うのが精神衛生上の観点からは良いかも知れません。

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有料会員が解約した場合はどうなの?

プライムビデオ以外のサービスは無料期間中に解約すると即時利用不可になりますが、有料会員になった後に解約した場合はどうなのか比較してみます。

サービス名有料会員の解約後に即時視聴不可になる?購入した作品の視聴
U-NEXT(ユーネクスト)即時視聴不可になる解約後でも可能
Amazonプライムビデオ期間満了日まで視聴できる解約後でも可能
Netflix(ネットフリックス)期間満了日まで視聴できる
Disney+(ディズニープラス)期間満了日まで視聴できる
※ドコモ経由で入会した場合は即時視聴不可
Hulu(フールー)ストア期間満了日まで視聴できる利用可能
※見放題プランとは別サービス
TELASA(テラサ)期間満了日まで視聴できる
FODプレミアム即時視聴不可になる解約後でも可能
ABEMAプレミアム期間満了日まで視聴できるコンテンツ毎に利用条件が異なる

無料期間が終了して有料会員になった後に解約する場合については、手続きを完了してから次回更新予定日の前日(契約期間満了日)まで視聴ができるサービスが多いですね。

たごやま
たごやま

「U-NEXT」、「FODプレミアム」は解約した時点で即時視聴不可となる。

解約すれば見放題作品は視聴不可になるけど、購入した作品の場合はどうなるのか?
という疑問が出てくると思います。

※購入作品とはレンタル作品の事ではありません。

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コンテンツの購入が出来る動画配信サービスは、
・「Amazonプライムビデオ」
・「U-NEXT(ユーネクスト)」

全てのサービスに共通しているのが解約しただけならアカウントが残っているので購入作品はいつでも視聴可能だけど、完全退会してアカウントを削除してしまうと購入した作品の情報も削除されるので視聴不可になります。

定額見放題会員を解約してもアカウントが残っていれば動画配信サービスのサイトにログインできるので、漫画や動画などの購入したコンテンツを楽しめます。

解約はサービスの一時利用停止、退会はアカウント(会員情報)の完全削除という違いを頭に入れておいてください。

基本的に動画配信サービスは入会・解約を繰り返すのが普通なので、余程の事情が無い限りはアカウント情報は残しておいた方が良いと思います。

ただし、どのサービスでも無料お試しは初回限り。
アカウントを消去してしまうと次回の入会時に再び無料お試し期間が適用される場合がありますが、こういう利用方法はトラブルの元なのでオススメしません。
悪用すると知らない内にブラックリストに載るかも!?

解約手続きの方法は無料期間中でも正規会員でも同じ

動画配信サービスの解約手続きは無料お試し期間・正規会員期間に関わらず、手続きの方法は全く同じです。

入会手続きは個人情報の入力などで時間がかかりますが、解約手続きは早い場合だと3分程度であっさり終了します。

ネット上で動画配信サービスの解約は複雑だという怪情報を時々見かけますが、これは間違った手順で手続きを行おうとして上手くいかなかった場合にそう感じただけだと思います。

■ 公式サイトで入会した場合は、公式サイトで解約手続きを行う。

■ パートナー会社経由で入会した場合は、パートナー会社経由で解約手続きを行う。
※例えばAmazonアカウント経由でU-NEXTに入会したなら、解約もAmazonのサイトで行う。

アプリを消去しただけでは解約した事にならない。

■ 基本的に解約手続きはブラウザー(Safari・Googleなど)でWebサイトを開いて行う。

Amazonプライムは利用しなければ返金して貰える

Amazonプライム会員になると様々な特典を利用できるようになりますが、有料会員になった後に特典を一切利用しなかった場合は返金して貰えます。

ただし「プライムビデオを利用しなかったけど、通販の送料無料特典を利用した。」
といった場合は返金されません。

うっかり聴き放題の音楽を少しだけ聴いてしまった場合などでも返金不可です。
※聴き放題もプライム特典の一つ。

プライム会員は全ての特典がセットで扱われるので、入会後に何かしらの特典を利用した時点で返金には応じてもらえないので注意して下さい。

サブスク動画配信サービスを解約する際の注意事項

無料期間中または正規会員になってからに関わらず、サブスク動画配信サービスの解約をする際には事前に知っておくべき事項があります。

関連記事 動画配信サービスの解約(一時停止)と退会(アカウント削除)の違い
※再入会の可能性がある場合は「一時停止」、個人情報を消去したい場合は「完全退会」。

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※各動画配信サービスの解約手続きの方法をまとめた記事。