一目瞭然!『ワイルド・スピード』全作品の順番・時系列・登場人物の解説

2001年に初作が公開された『ワイルド・スピード』シリーズは約20年が経過した今でも続編が制作されている人気シリーズですが、初期の頃は色々と迷走していた時期もあって、現在のスタイルの土台が出来上がったのは第4作目から。

まずは作品の公開順に歴史を振り返ってみましょう。

ワイスピ・シリーズのメインテーマは、カーアクションではなく家族愛。
車の映画だと勘違いされがちだけど、毎回ファミリーの絆が描かれるのが特徴。

あらすじと登場人物の情報にはネタバレ要素が含まれているので、ご覧になる場合はその事を踏まえてお読みください。

『ワイルド・スピード』公開順にあらすじを解説

(1) ワイルド・スピード

記念すべき第1作目で、ポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼルのW主演で幕を開けます。

ロサンゼルスで頻発している貨物輸送トラック襲撃事件を調べるために、ロス市警のブライアン・オコナーがストリートレーサーの世界に潜入。

そこで出会ったのがカリスマレーサーとして君臨していたドミニク・トレット

警察はドミニク一味が犯人ではないかと目星をつけていたのだけど、なかなか決定的な証拠を掴むことが出来なかったのでブライアンを潜入させた訳ですが、そのブライアンがドミニクの妹のミアに恋をしてしまい職務と感情の間で揺れ動く。

さらに家族や仲間(ファミリー)を大切にするドミニクの魅力に惹かれ始めるブライアン。

ミアを本気で愛してしまってドミニクとの友情も深まっていくのだけど、自分は潜入捜査官であるという事実に葛藤。


(2) ワイルド・スピードX2

ロサンゼルスで潜入捜査をしていたブライアンは、ドミニクとの友情を優先。
その結果、犯人の逃亡をほう助した罪で自身も警察に追われる身になってしまった。

行き着いたのはマイアミ。

でも結局居場所がバレて身柄を拘束されてしまう。
そして過去の罪を抹消してもらう代わりにFBIの仕事を手伝う事に。
地元を牛耳る麻薬組織に潜入して犯人逮捕に協力すれば無罪放免という条件を飲むブライアン。

この時にブライアンが相棒として指名したのが、幼馴染みのローマン・ピアース
二人がコンビを組んで麻薬組織に潜入。

ちなみにドミニクはどこかに逃亡したまま行方不明で、この作品には出てこない。
ミアとは自分が潜入捜査官だと明かした時に破局。


(3) ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT

シリーズでも異色の作品で、ブライアンもドミニクも出てこない。
公開順では3作目だけど、時系列的には6番目。

主人公のショーンという高校生の少年にドリフト技術を伝授するハンという人物が出てくるけど、詳しい説明が無くハンも自分の事を語ろうとしないので、一体この男は何者?という感じ。

最後のシーンでハンがドミニクのファミリーである事が判明。
それでもどういう経緯で仲間になったのかはこの作品ではよく分からない。


(4) ワイルド・スピード MAX

ドミニクとブライアンがこの作品で復帰。
『TOKYO DRIFT』よりも過去の時期が描かれている。

ロスから逃亡してどこに行ったのかと思ったら、ドミニカでガソリン強盗をしていたドミニク。
幼馴染みで恋人のレティサントス&レオの凸凹コンビそしてここでハンが仲間として登場

このチームでガソリンを盗んでは売りさばく日々。
相変わらず悪い事をしていますね、この人たちは。

『TOKYO DRIFT』 で登場したハンという人物は、ドミニカで強盗をしていた時代の仲間だった。

そんな彼らに警察の捜査の手が迫っていて、チームは解散。
ドミニクはレティを置いて姿を消し、ハンは東京に行くと宣言。

一方のブライアンはマイアミでの功績が認められて、FBIにスカウトされ転身。

今回ブライアン達が追っているのは麻薬密売組織のボスであるブラガ。
この組織に潜入する過程で、ブライアンとドミニクが再会。

この作品でレティが残念ながら退場。


(5) ワイルド・スピード MEGA MAX

前作でブラガ逮捕に協力したという功績を差し引いても過去の犯罪が凶悪過ぎたので、懲役25年の実刑が確定したドミニク。

ドミニク本人は刑を受け入れるつもりだったけど、ブライアンとミアが護送中のバスを襲って脱走に成功。
という訳でみんな揃って国際指名手配犯になってしまった。

逃亡先はブラジル。

ドミニク達を追ってアメリカ外交保安部(DSS)の最強捜査官ルーク・ホブスもブラジルにやって来た。

この作品でようやく、新生ワイスピ・ファミリーが誕生。
ドミニク・ブライアン・ミア・ローマン・ハンの他に、ブライアンがマイアミ時代に協力関係にあったテズ、ブラガの麻薬組織の構成員だったジゼル、そしてレオ&サントスが一堂に顔を合わせる。


(6) ワイルド・スピード EURO MISSION

ブラジルの元警察官エレナと恋人関係になったドミニクはホブスから、命を落としたはずのレティがヨーロッパにいる事を知らされる。

真相究明の為にドミニクはチームを招集。
前作同様、ホブスとドミニク達は協力関係。

レティが所属しているのはオーウェン・ショウという人物が率いる国際犯罪組織。

この作品のラストシーンで、『TOKYO DRIFT』で起こったハンの事故の真相が判明。


(7) ワイルド・スピード SKY MISSION

前作でレティを連れ戻す事に成功したけど、記憶喪失のままという状態。

そしてドミニク達が壊滅させた組織のリーダーであるオーウェン・ショウの兄にしてハンをやった男、デッカード・ショウが登場。

アメリカ政府の秘密組織を率いるミスター・ノーバディの依頼で「ゴッド・アイ」という追跡装置を手に入れないといけないのに、行く先々に出没してはドミニク達の邪魔をする厄介な人物。

「ゴッド・アイ」の開発者であるハッカーのラムジーがこの作品からファミリーに加入


(8) ワイルド・スピード ICE BREAK

記憶を取り戻したレティとハネムーンを楽しんでいたドミニクに、サイファーと名乗る美女が接触。

サイファーの策略によりドミニクはファミリーを裏切る行動に。

一方サイファー逮捕の為にミスター・ノーバディはデッカード・ショウを刑務所から脱獄させてチームに合流させる。

サイファーの組織に加入したドミニク vs ファミリー&ホブス&デッカード。


(9) ワイルド・スピード / スーパーコンボ

シリーズ初のスピンオフ(外伝)作品。

DSSを辞めたホブスの元にCIAから協力要請。
同時に元MI6のデッカードの元にも同様の要請。

内容はデッカードの妹であるハッティ・ショウの保護。

科学テロ組織「エティオン」が開発したウィルスをめぐり、協力する事になった犬猿の仲のホブス&デッカード。


(10) ワイルド・スピード ジェットブレイク

ミスター・ノーバディが乗った飛行機の墜落事件を調査中に敵対勢力に襲われて、その中にドミニクの弟のジェイコブがいた事から因縁の兄弟対決が始まる。

この作品ではドミニクの弟でありミアの兄でもあるジェイコブが登場して、そして死んだと思われていたハンが復活、さらにデッカード・ショウの家にハンが訪問するというサプライズが多い作品。

ハンがショウのところに行くシーンはお礼参りでしょうか?

ワイスピ・シリーズは時系列順に見るのが正解

公開順だと退場したはずのハンが復活していたりして混乱するので、現在までの全作品を鑑賞した私の結論は時系列順で観た方が良いという事。

ワイスピ作品の時系列
  • 1作目
    『 ワイルド・スピード 』

    ブライアンとドミニクが出会う。

  • 2作目
    『 ワイルド・スピードX2 』

    ブライアンが幼馴染みのローマンと共に潜入捜査。
    この時ドミニクは中南米に潜伏中。

    ハンが東京に高跳び宣言。

  • 4作目
    『 ワイルド・スピード MAX 』

    レティの死の真相を知りたいドミニクと麻薬組織を追うブライアンが再会。

  • 5作目
    『 ワイルド・スピード MEGA MAX 』

    新しいファミリーの誕生。
    ドミニク・ブライアン・ミア・ローマン・テズ・ハン・ジゼル・レオ・サントス。

    ハンはまだ東京に行かずに、どこかに潜伏していたところを招集される。
    ルーク・ホブスが初登場。

  • 6作目
    『 ワイルド・スピード EURO MISSION 』

    レティの生存が判明し、ヨーロッパを舞台にファミリーが集結。

    ハンはまだ東京に行っておらず、またしても召集される。

  • 3作目
    『 ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT 』

    ようやくハンが東京に腰を落ち着けてからの時期が描かれる。

  • 7作目
    『 ワイルド・スピード SKY MISSION 』

    危険すぎる男デッカード・ショウがファミリーに宣戦布告。

  • 8作目
    『 ワイルド・スピード ICE BREAK 』

    ドミニクがまさかの裏切り!?

  • 9作目
    (スピンオフ)
    『 ワイルド・スピード / スーパーコンボ 』

    ルーク・ホブスとデッカード・ショウがタッグを組む。

  • 10作目
    『 ワイルド・スピード JET BREAK 』

    ドミニクの弟が登場。
    そして、あの男が復活!

『ワイルド・スピード』 シリーズ 登場人物の解説

ワイルド・スピードは第1作目はポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼルの2人が出演して華々しく始まったけど、実は2作目にして早くもヴィン・ディーゼルが降板。

さらに3作目に至ってはポール・ウォーカーまでもが降板。

4作目になって2人が揃って復帰してから再スタートという形になりました。
そして5作目で現在のファミリーが集結。

良くも悪くも、『TOKYO DRIFT』がターニングポイント。

ブライアン役のポール・ウォーカーが事故で他界してしまい、『SKY MISSION』以降はファミリーを離脱したという設定になったのが悲しい。

初期のファミリーメンバー

ヴィンス(マット・シュルツ)
ドミニクの幼馴染みで初期のファミリーメンバー。
ミアに好意を抱いているため、新参者のブライアンに嫌悪感を抱く。

ロスでの最後の仕事で重傷を負った時にブライアンの機転によりドクターヘリで搬送された。
『MEGA MAX』でロスの事件以降はブラジルに潜伏して、結婚していたことが判明。

ジェシー(チャド・リンドバーグ)
ドミニクの初期のファミリーメンバー。
頭は切れるけど注意力が続かない障害のため、進学を諦めた。
車に関する知識が高く、ブライアンから高く評価される。

気が小さいためジョニーとのレースに敗れた直後に動揺して逃走してしまい、その後戻ってきたところを襲撃されて命を落とす。

レオン(ジョニー・ストロング)
ヴィンス・ジェシーと共にドミニクの初期ファミリー。
警察無線の傍受を担当しており、ストリートレース中の警戒役を務める。

私はこの人についてはあまり印象がなく、ヴィンスと混同してしまっていた。
1作目以降、現在まで消息不明。

現在のファミリー

ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)
かつてロスでトラック強盗団のリーダーをしていた。
家族思いで何よりも仲間を大切にする性格。

カリスマ的な魅力で抜群のリーダーシップを持ち、運転技術も超一流。

ルーク・ホブスやデッカード・ショウと互角に戦う怪物。

指名手配されたり罪が抹消されたりを繰り返している、波乱万丈な人生を送る男。
レティが命を落としたとされた事件の後に交際を始めたエレナとの間に息子がおり、名前をブライアンと名付け、現在は帰ってきたレティと共に育てている。

ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)
ロス市警の警察官から逃亡犯に身を落とし、麻薬王逮捕の功績でFBI捜査官に転身。
その後また指名手配犯になるという、ドミニクに負けず劣らずの波乱万丈な男。

現在はファミリーを離れ、ドミニクの妹ミアと結婚し子供と共に家族で過ごしている。

ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター)
ドミニクの妹でブライアンの妻。
彼女自身も高い運転技術を持っている。

ロスでの一件で一度はブライアンと別れたが、最終的に結婚し二人の子供が出来た。

レティ・オルティス(ミシェル・ロドリゲス)
ドミニクの幼馴染みであり、彼女自身も高い運転技術を持つレーサー。

格闘訓練を積んだ警察官や王族の警備隊長と互角に戦えるほど強い。

ドミニクの為に引き受けたFBIの潜入捜査で事故に遭ってしまい記憶喪失になるが現在は記憶が回復し、ドミニクの妻としてエレナが生んだドミニクの息子を育てている。

ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン)
ブライアンの幼馴染みで、とにかく口が達者なおしゃべり男。
運転技術は高いが小心者。

ラムジーには初対面でお笑い担当だと見抜かれる。

テズ・パーカー(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス)
ブライアンのマイアミ時代に何かと協力していた人物で、電子機器に精通している。
ローマンとは良いコンビだけど、ラムジー争奪戦は一歩リードしている印象。

ハン・ソウルオー(サン・カン)
ドミニクがドミニカでガソリン強盗をしていた時代の相棒で、高い運転技術を持つ。

警察の手が迫って来たことをドミニクに知らせた後は東京に行く予定だったが、ブラジルやヨーロッパでの仕事に参加する事になり、さらにジゼルと恋仲になった事でなかなか東京行きが実現しなかった。

最後は東京に行き着いたが、カーチェイス中にデッカードに襲撃されて命を落とした。

ジゼル・ヤシャール(ガル・ガドット)
元ブラガの部下だったけど、ドミニクに命を救われてファミリーに加入。
当初ドミニクを誘惑しようとしていたが相手にされなかった。

その後、ブラジルでハンと意気投合し恋仲になる。
ヨーロッパでのオーウェン・ショウとの戦いの最中に、ハンを守る為に自ら犠牲になった。

テゴ・レオ(テゴ・カルデロン)
ドミニカ時代のドミニクの仲間。
『ICE BREAK』でドミニクに協力。
リコと常にスペイン語で罵り合っているお調子者。

リコ・サントス(ドン・オマール)
ドミニカ時代のドミニクの仲間。
『ICE BREAK』でドミニクに協力。
テゴと常にスペイン語で罵り合っているお調子者。

ラムジー(ナタリー・エマニュエル)
人物監視プログラム「ゴッド・アイ」を開発した凄腕ハッカー。
ドミニク達に救出された後はファミリーに加入。

かなりの美人でスタイル抜群なのでローマンとテズが争奪戦を繰り広げるが、現在はまだ表面上は横一線の状態。

個人的には電子機器に詳しいテズとの共同作業が多いので、ローマンは分が悪い印象。

捜査機関の関係者

ビルキンス(トム・バリー)
ロスでの強盗事件の捜査指揮を執ったFBI捜査官。
ブライアンがマイアミに逃亡後に再会し、捜査協力の見返りに罪を抹消すると持ち掛ける。

キャラクター的にレギュラー出演するかと思ったけど、2作目までしか出てこない。
ホブスとミスター・ノーバディの二人と比較すると、さすがに影が薄い。

モニカ・フェンテス(エヴァ・メンデス)
べローンの組織に潜入していた美人FBI捜査官。

ボスとあまりにも親しげなため、ローマンに裏切りを疑われる。
ブライアンとの仲も怪しかったので、単に嫉妬していたという噂も。

エレナ・ネベス(エルサ・パタキー)
ブラジルの元警察官で、一時ドミニクの恋人だった女性。
レティの生存が確認された時に身を引き転職したDSS(アメリカ外交保安局)捜査官の職務に専念していたが、ドミニクの子供を妊娠していた事に気付き極秘出産。

その後、サイファーによって命を奪われる。

ライリー・ヒックス(ジーナ・カラーノ)
ロンドンでホブスの部下となった捜査官。
格闘術に優れた強者。
ただのストリート育ちのレティがなぜこの人と互角に戦えるのか不思議。

ミスター・ノーバディ(カート・ラッセル)
アメリカ政府所属の秘密組織のリーダー。
いつも飄々とした態度で、ピンチになっても動じることなく状況を楽しんでいる様にも見える掴みどころのない人物。

銃撃戦になると高い実力を発揮するので、ただ者ではない事は確か。

リトル・ノーバディ(スコット・イーストウッド)
ミスター・ノーバディの部下で上司同様本名は不詳。
彼の名付け親はローマン。

チームの一員として現場に出ても未熟な面が目立ちミスをする事が多く、まだ修行中といったところ。
そんな失敗が続く部下をミスター・ノーバディは楽しみながらも温かく見守っている。

ロック(ライアン・レイノルズ)
ホブスにハッティ保護任務を要請した、友人のCIAエージェント。
本人もかなりの実力者らしく、何人もの敵を倒した後に涼しい顔でホブスに電話をかける

敵対組織の関係者

▽『ワイルド・スピード』

ジョニー・トラン(リック・ユーン)
ロスでドミニクと縄張り争いをしていた、アジア系ギャングのリーダー。
ジェシーの仇としてドミニクに復讐される。

▽『ワイルド・スピードX2』

カーター・ベローン(コール・ハウザー)
マイアミを拠点にしている、アルゼンチン生まれの麻薬密売組織のボス。
残忍で冷酷な性格で地元の警察官をワイロで買収している。

最終的に逮捕されたが、不敵に笑いながら再会を仄めかされたローマンが本気でビビる。

▽『ワイルド・スピード MAX』

アルトゥーロ・ブラガ(ジョン・オーティス)
メキシコの麻薬密売組織のボス。
影武者を使い、滅多に人前に現れる事が無い。

刑務所に服役後は看守すら支配下に置き、懲役の意味が無い状態。

▽『ワイルド・スピード MEGA MAX』

エルナン・レイエス(ジョアキム・デ・アルメイダ)
リオを裏で支配している悪徳実業家。
スラムの住人に施しを行い人心を掌握し、さらに警察を買収しているので基本的に何をやっても捕まる事が無い。

最終的にホブスに超法規的に始末された。

▽『ワイルド・スピード EURO MISSION』

ジャー(ジョー・タスリム)
ショウの組織のメンバー。
ハンとローマンが二人がかりで挑んでも圧倒してしまう強さ。
この男にボコボコにやられた事は、ハンとローマンの二人だけの秘密。

▽『ワイルド・スピード SKY MISSION』

モーゼ・ジャカンディ(ジャイモン・フンスー)
民間軍事組織のリーダーで、傭兵部隊を率いている。
「ゴッド・アイ」の開発者であるラムジーを誘拐。

キエット(トニー・ジャー)
ジャカンディの部下で非常に高い身体能力や戦闘技術を持つ傭兵。

▽『ワイルド・スピード ICE BREAK』

サイファー(シャーリーズ・セロン)
サイバーテロリストで、ハッキングの技術もラムジーを子ども扱いするほど高い。
冷酷な性格で女王様気質の非常に危険な人物。

「人生は全て選択によるもの」という信条で行動する。

ミスター・ノーバディの情報によるとアテネで目撃されたのを最後に消息不明。

コナー・ローズ(クリストファー・ヒヴュ)
サイファーの部下。
記憶を失いオーウェン・ショウの元にいた時のレティと面識がある。

サイファーの命令でエレナの命を奪ったが、その後ドミニクに息の根を止められた。

▽ 『ワイルド・スピード / ジェットブレイク

ジェイコブ・トレット(ジョン・シナ)
ドミニクの実の弟、ミアの実の兄。
父親の死に関する因縁でドミニクと確執があり長年疎遠だった。

裏の世界で活動し、高度な格闘術と運転技術を持っている。

オットー(トゥエ・アーステッド・ラスムッセン)
某国の独裁者の息子。
世界中のネットワークを乗っ取ることが出来る「アリエス」の入手を企む。

ハンが東京にいた頃の関係者

ショーン・ボズウェル(ルーカス・ブラック)
アメリカで問題を起こして東京で暮らしている父親の元で暮らす事になった車好きの高校生。

東京に来て早々タカシと勝負をして惨敗し、ハンにドライビングテクニックを叩きこまれる。

トゥインキー(バウ・ワウ)
ショウが東京で通う高校の同級生。
怪しげな商売で小銭を稼ぎながら、車の改造費や維持費を稼いでいる。

ニーラ(ナタリー・ケリー)
ショーンの東京の学校のクラスメイト。
タカシの叔父・カマタの元で暮らしている。

レイコ(北川景子)
ショーンの高校の同級生で、ハンのチームで車の整備を担当。
男勝りな性格で、仲間のアールとしょっちゅう張り合っている。

アール(ジェイソン・トビン)
レイコ同様にショーンの高校の同級生で、レイコとはよく言い合いをしている凸凹コンビ。

タカシ(ブライアン・ティー)
東京でドリフトキング(D.K.)として君臨している走り屋。
叔父のカマタ傘下として縄張りを取り仕切っている。

東京にやって来たハンとはビジネス・パートナー。

モリモト(レオナルド・ナム)
ショーンの同級生でタカシの子分。

ボズウェル大尉(ブライアン・グッドマン)
ショーンの父で在日米国軍所属。

カマタ組長(千葉真一)
タカシの叔父であり、ヤクザの組長。
仁義を通す性格で、ショーンとの約束をきっちり守る。

その他の登場人物

ローザ(ジェアマリー・オソリオ)
ミアの妊娠にいち早く気付いた、ヴィンスの妻。

カーラ(ロンダ・ラウジー)
ヨルダンの王子の私設警備部隊の女性隊長。
レティと互角に戦う強者・・・いや、逆にレティが強すぎるのか。

スーキー(デヴォン青木)
マイアミでストリートレーサーをしているアジア系の女性。
テズの店を溜まり場にしていて、ブライアンとも仲が良い。

フェルナンド(ジャンマルコ・サンティアゴ)
キューバ在住のドミニクの従兄弟。
ラルドに借金のカタに車を奪われそうになるがドミニクに救われた。
さらにドミニクからシボレー・インパラを貰った。

ラルド(セレスティーノ・コニーエル)
貸金業を営み、カーレースではキューバ最速と言われる男。
借金のカタにフェルナンドの車を差し押さえようとしたが、ドミニクの提案に乗ってレースを行い敗北。
その後ドミニクの器の大きさに感動し、協力者となる。

マンド(ノエル・グーリーエミー)
ドミニカ時代のドミニクの親友。
ミアと(ブライアンの)息子のジャックを自分の豪邸に匿うなど協力。

『MEGA MAX』でブラジルに巨大金庫の同じ型のダミーを送った人物。

サファー(アリ・ファザル)
ラムジーのハッカー仲間。
ラムジーに無断で「ゴッド・アイ」搭載の電子部品が隠された車をアラブの王子に売ってしまったため、奪還作戦に協力させられる羽目になる男。

マダムM / マルガリータ(エイザ・ゴンザレス)
モスクワを拠点に女性だけの組織を率いてギャングから武器や金を巻き上げる女性リーダー。
デッカード・ショウとは仲が良いようで、武器提供など全面的にサポート。
二人の過去が非常に気になる・・・。

ディンクリー(ケヴィン・ハート)
ホブスとデッカードが飛行機内で知り合った航空保安官。
何かと世話焼きな性格で、サモア行きの航空券を手配してくれた。

ホブス・ファミリー

ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)
アメリカ外交保安局(DSS)捜査官としてブラジルでドミニク達を追跡していたが、部下を襲ったレイエス一味を倒すために共闘関係になり、その後は大きな仕事が入る度にドミニク達に頼るようになる。

現在はDSSを離れてシングルファザーとして育てている娘との時間を大切にしている。
デッカード・ショウとは犬猿の仲で、顔を合わせた瞬間に罵り合いが始まる。

サモアに生まれたルーク・ホブスは、犯罪者だった父に反発して国を飛び出し警察官になった。
父が逮捕されるきっかけを作ったのがルークなので、兄弟との確執がある。

サマンサ・ホブス(エデン・エストレヤ / エリアナ・スー)
ルークが溺愛する一人娘で、サッカーチームのレッド・ドラゴンズに所属。

父が兄弟と和解したので初めてサモアを訪れ、おばあちゃんと感動の初対面を果たす。

ジョナ・ホブス(クリフ・カーティス)
ホブス兄弟の長男。
カスタムカーショップ「ホブス・カスタムズ」社長。

技術者としての腕は一流で、ウィルス抽出装置の修理を成功させた。

セフィーナ・ホブス(ロリ・ペレニース・ツイサーノ)
ホブス家の肝っ玉母ちゃん。
大勢の子供達のまとめ役で、ショウ家同様に息子たちは逆らえない。

母の仲介によりホブス兄弟は25年ぶりに和解。

ショウ・ファミリー

デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)
元イギリス軍特殊部隊員、さらに元MI6のエージェント。

疎遠になっていた妹との関係をエティオンの一件をきっかけとして修復できたが、共闘したホブスとは相変わらず犬猿の仲の模様。

オーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンズ)
元イギリス軍所属で自ら組織を率いて犯罪行為を働いていたが、ドミニクファミリーに壊滅させられ一時意識不明の重体になった。

現在は回復し、サイファーの飛行機からドミニクの息子を取り戻す事に協力した。

ハッティ・ショウ(ヴァネッサ・カービー)
MI6のエージェントで、デッカードの妹。
ホブスの娘サマンサから美人スパイと評される。
オーウェンが兄なのか弟なのかは不明。

マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン)
ショウ一家のゴッドマザー。
裏組織のボスを務めている感じだけど詳細は不明。

ホブス一家と同様に子供達はこの人に一切逆らえない。
現在刑務所に模範囚として服役中。
しかし、その気になればいつでも出られる(脱獄可能)らしい。

『ワイルド・スピード』でまだ登場していない乗り物

最初はスポーツコンパクトと呼ばれる日本製のスポーツカーが多数登場していたのが、途中からアメ車やヨーロッパのスーパーカーが登場。

まあそこまでは別に問題ないのだけど、戦車や潜水艦が出てきて、さらに戦闘機も登場。
デッカードとホブスが緊急脱出してプシューッと座席ごと上空に飛んで行っちゃいましたよ(笑)

もうこの先は一体何が出てくるのかという話。

軍艦や空母はまだですな。
あとはスペースシャトル・・・と思ったらローマンとテズがジェットエンジンを搭載した車で宇宙に行きました。

スピンオフ作品ではターミネーターのような強化人間が出てきたので、これ以上未登場のネタを探すのが難しい。
もしかして、そのうちタイムマシンも出るのかな?

『ワイルド・スピード』シリーズを視聴できるサブスク

動画配信サービスはシリーズ作品を一気に楽しめる事が魅力ですが、全作品が定額で見放題対象に含まれているかを事前に確認することが重要です。

特に新作映画に関しては一定期間は追加料金が必要な事が多いので、見放題対象に追加されるまで待つ必要があります。

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※最新の配信状況は入会前に公式サイトで確認してください。