『探偵はBARにいる』シリーズ3作目。
過去2作の依頼人と違って、今回の依頼人の目的は少し特殊です。
2作目 『探偵はBARにいる ススキノ大交差点』あらすじ・感想
『探偵はBARにいる3』あらすじ
アジア最北の歓楽街・ススキノを拠点に活動している探偵に舞い込んできた今回の仕事は人探し。
依頼主は高田が助手をしている大学の後輩学生。
同じ大学に通う交際中の彼女が失踪したので探して欲しいという。
【見どころ】痛い目を見るのは探偵だけ
- 探偵がケツをアイスピックでプスプス刺される
- 高田は夢を叶える為に留学するらしい
- 空手師範代の高田が苦戦するほどに強い若造が登場
【登場人物 / キャスト】探偵をオモチャにする若頭
感想(ネタバレ含む)今回も怖いお兄さん達に痛めつけられる探偵
いつも通り怖いお兄さんたちと揉める二人だけど相手の中にメチャクチャ強い若造が混ざっていて、空手師範代の実力者の高田もサジを投げ、探偵は押さえつけられてケツを何度もプスプスと刃物で甘刺しされる(笑)
調査中にヤバい連中に襲われるのはお決まりのパターン。
そして相手の組織は因縁の花岡組関連。
今回は、高田が大苦戦してしまう若造(志尊淳)が登場し、初対戦の時は完全に若造に軍配が上がる。
その後、いつもやる気のなさそうな高田がちょっとだけ修行するシーンがあります。
あれで強くなったのかどうかは謎だけど。
過去2作の依頼者の目的は復讐だったのに対して、今回の美女の目的は違います。
それには過去に探偵にかけられた言葉が関係している。
今回の結末は色々な意味でハードボイルド。
さらに今回は何と、高田と探偵がコンビ解消するかもしれないような出来事が発生。
高田にも夢というものがあるだろうし、こればかりは仕方ありませんな。
考えてみると探偵は本業でやっているけど、高田はただの手伝い。
普段は北大農学部の助手。
みんな必死に生きているという事ですよ。
高田の場合はよく分からないけど。
この映画はシリーズを通して毎回冬の時期が舞台だけど、夏の札幌ってどうなんでしょうね。
現在は北海道も当たり前のように夏は本州並みに暑いみたいなので、夏を舞台にしたら一気に魅力が半減しそうなので季節は冬じゃないとダメですね。
夏はハードボイルド感も薄い感じがするし。
事件解決後に革のコートに手を突っ込みながら歩く探偵がカッコいいのに、Tシャツとか着て歩いてたらメチャクチャ違和感があります。
やはり北海道といえば冬ですな。
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