『桐島、部活やめるってよ』あらすじ・感想 | 結局、桐島はどこにいるのか

『桐島、部活やめるってよ』の詳細情報

公開年  : 2012年
上映時間 : 1時間 43分
監督   : 吉田大八
キャスト : 神木隆之介 / 橋本愛 / 東出昌大 / 清水くるみ / 山本美月 / 松岡茉優 / 落合モトキ / 浅香航大 / 前野朋哉 / 高橋周平 / 鈴木伸之 / 榎本功 / 藤井武美 / 岩井秀人 /奥村知史 /太賀 / 大後寿々花 ほか

『桐島、部活やめるってよ』登場人物(キャスト)

前田涼也(神木隆之介)
映画部所属、自主製作映画を校内各地で撮影している地味な生徒。

菊池宏樹(東出昌大)
桐島の親友で野球部に所属。
沙奈と付き合っている。

飯田梨紗(山本美月)
桐島の彼女だけど、何も知らされずに怒り心頭。

野崎沙奈(松岡茉優)
宏樹の彼女、周囲を見下す傾向がある。

キャプテン(高橋周平)
幽霊部員の宏樹にも優しく接する野球部キャプテン。

久保孝介(鈴木伸之)
バレーボール部副キャプテン。

沢島亜矢(大後寿々花)
いつも一人で屋上でサックスの練習をしている吹奏楽部の部長。

桐島(???)
バレーボール部主将。
誰にも理由を告げずに退部して、現在行方不明。

あらすじ | 桐島を探せ!

とある高校において、バレーボール部のキャプテン・桐島が部活を辞めたという噂が校内を駆け巡る。
普段親しくしている友人達や部のメンバー達に何も告げずに、彼は学校に登校もせず連絡もつかない状態に。

桐島というたった一人の生徒の影響で、同じ学校に通う様々な生徒達の日常に変化が生じ始める。

感想(ネタバレ含む) | 桐島に振り回される人たち

桐島君が部活を辞めたそうです。
もっとも辞めたというのはあくまでも噂で、そもそも本人が姿を消してしまいました。

彼女の梨沙にすら何も知らせずに、突然バレーボール部を辞めてしまった桐島。
噂が流れた日から学校にも来ていない。
家庭の事情なのか、事故に遭ったのか、それとも他に理由があるのか。

どこに行ったんや、桐島。

桐島に辞められると困るバレーボール部の部員達が梨沙に詰め寄るけど、何も知らないので答えようが無いし、交際相手の自分に何も告げずに音信不通になった事でご機嫌斜めの彼女。
仲良し4人組グループの女子達の間にも不協和音が生じ始める。

女王様系の梨沙と同類の沙奈、バドミントン部所属のかすみ&実果の間には何となく壁のような物があって表面的な付き合いなのは確実だけど、イケてる女子グループで通っている。
何にしても桐島せいで女同士の(表面的な)友情にもヒビが入り始める。

桐島は親友の宏樹にも一切の事情を話していない。
いつも桐島の部活の練習が終わるのを待つ間に同じクラスで帰宅部所属の竜汰と友弘の三人で校舎内の人気のない場所でバスケをして遊んでいるんだけど、桐島は学校に来ていない。

待っているはずの桐島本人がいないので、切り上げて帰宅する三人。
ちなみに宏樹は野球部に所属しているが現在は練習に行かずに幽霊部員。

親友にも彼女にも連絡せずに、どうしたんや桐島。

桐島のせいで迷惑を被る人たち

そして桐島のせいで割を食った人物が吹奏楽部の部長・亜矢。
いつも校舎の屋上でサックスの練習をしているけど、桐島のせいで彼女のささやかな楽しみが・・・

罪な男・桐島。

エースの退部を何としても食い止めたいバレーボール部員達、彼女の梨沙をはじめとする女子グループ四人組、親友の宏樹たち男子三人組、そして亜矢。
本人が登場していないにも関わらず、これだけの人達が噂話のみで影響を受けている。

桐島君、とにかくみんなの前に出てきて早く事情を説明しなさい。

もう一人、桐島の影響で迷惑を被った人物がいる。
映画部の前田という地味な生徒。
学校ではスーパースターの桐島と正反対で影が薄いが、人一倍映画を愛する少年。

前田も桐島に間接的に迷惑をかけられている。
直接何かをされた訳ではないけど、今回の騒動の影響下にいる。

どこで何をしているんや、桐島!

桐島のせいで現場は大混乱

金曜日に桐島騒動が勃発して、その日は結局本人の登場は無し。
週末をまたいで月曜日。
この日もどうやら桐島は登校していない様子。

たった一人のせいでみんながピリピリ状態。

そして桐島は関係ないけど秘かに前田が失恋。
前田の事はどうでも良いけど、桐島、いい加減に出て来いよ!

もしかしてさっきの奴、キミか?

結局、桐島騒動とは何だったのか

この作品は最終的に何を描きたかったのか。
ポイントは親友である宏樹でしょうか。

彼も桐島レベルといかないまでもスポーツ万能な感じで、野球部のキャプテンから試合に参加して欲しそうなメッセージをしきりに受け取っています。
普通はサボり部員を叱りつけて無理やり練習に参加させそうなものだけど、キャプテンは宏樹に無理強いはせずに応援だけでもと優しく誘う器の大きな男。

宏樹は部の練習に行かないのに毎日野球部のバッグを持って学校に来ているところをみると未練はあるのでしょう。
予備校に通い勉強は頑張っているけど、自分が将来どういう方向に進めば良いのか迷走中?
映画製作に熱中する前田とのやり取りも意味深。

桐島も宏樹と同様に悩んでいたのかも知れない。
将来の進路か、家庭の事情か、それとも他に何かあるのか。

そういえば、学校で進路希望の書き込み用紙が配布されていたのも伏線でしょうか。

まあ誰しもが一度は経験する人生の岐路に立つ年代ですからね。
大いに悩みなさい、若者よ。

そもそも桐島が悩んでいたかどうかは不明だけど。

ところで、私は原作を読まずに映画を見たのでポスター画像の神木隆之介が桐島だと勘違いしていた。
役柄は桐島とは対極の存在、前田やないか!

そんな事よりも桐島、早く出て来いよ!!

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