ミラ・ジョヴォヴィッチ版の「バイオハザード」とは別のリブート(再起動)作品。
パラレルワールド(別世界)の物語という位置付けになります。
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ミラ・ジョヴォヴィッチ版では心強い味方キャラだったクレアが今回の主人公。
この映画の演出はゲームに近くて、ホラー要素を強調した雰囲気。
『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』あらすじ
アメリカ中西部に位置する都市ラクーンシティは、巨大製薬企業アンブレラ社が本拠地を移転させた影響で衰退し荒廃した街に変貌していた。
かつてラクーンシティの孤児院で育ったクレアは、あるジャーナリストが主張するアンブレラ社が水面下で行っていた秘密実験の真相を確かめようと故郷に戻り、兄クリスの元を訪れる。
【見どころ】原作ゲームに近い演出
- ミラ・ジョヴォヴィッチ版をリセットして、新たに始動したシリーズ
- キャストが全面的に変更されているので新鮮
- ミラ版より今作の方が原作ゲームに近いので、物語に入り込める要素が多い
【登場人物 / キャスト】裏切る前のウェスカー
感想(ネタバレ含む)主人公はクレア・レッドフィールド
怪しい実験を行っていたアンブレラ社の研究所が何らかの事故を起こしてウィルスが外部に漏れ出してしまい、周辺の住民たちが感染してしまうというストーリーは原作ゲームの通り。
彼らは人間の細胞を変異させて強化するウィルスの実験をしていたのだけど、ゾンビになるかモンスターになるかのどちらかで、まだ成功には至っていない様子。
それにしても、恐ろしい事をしているヤバい連中がいたものですね。
一民間企業がやっていい研究じゃないですよ。
アンブレラ社は巨大企業で国家並みの権力を持っているので、アメリカ政府もなかなか文句を言いにくいのかも知れない。
政治家も買収されているのかな?
主人公のクレアはインターネットのチャットで知り合ったジャーナリストが主張しているアンブレラ社の陰謀を確かめるために故郷のラクーンシティに戻って来たのだけど、この時点で街の住民たちはウィルスに感染していてゾンビになる2歩手前といった状態。
街に到着した時の住民は、目から血が流れる状態が2週間ほど続いている程度の症状で本人曰く、大した事ない(笑)
眼から血が出る時点でヤバいがな、病院に行きなさいよ!
ウェスカーは特殊部隊の隊長だった
ミラ・ジョヴォヴィッチ版のウェスカーは最初からアンブレラ社の幹部だったけど、元々はラクーンシティ警察の特殊部隊の隊長だった。
本来は正義感の強い人物だったみたいだけど、お金の誘惑に負けてしまい仲間を裏切ってしまった訳ですよ。
この作品ではウェスカーの原点を知る事ができたので、そこは収穫でした。
今まではただの腹黒いオッサンとしか思っていなくて、イメージがちょっと変わった。
とはいえ、最終的にはアンブレラ社側に行っちゃいましたけどね。
ウェスカー、戻って来いよ・・・
ジルも心配してたで。
そういえば、ジルの配役には思いっきり違和感を感じた。
演じているのはハナ・ジョン=カーメンという人。
「アントマン&スワプ」のゴースト役の時は何も思わなかったけど、ジル役がこの人なのは何か違う。
人間的にどうとかではなくて、外見的な雰囲気が・・・
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ミラ版のジル役だったシエンナ・ギロリーと比較すると、違和感を感じざるを得ません!
今回はミラ版の1作目と似たような時点で終了したけど、続編が制作されるのか気になる。
作品内容としては、事故の調査に行って原因を知って脱出しただけで終わったから何も問題を解決していない。
もし次回作が無いのなら、ただの中途半端な作品となってしまう。
『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は世間の評判が芳しくないけど、個人的には続編があるのなら鑑賞したい。
映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』を配信しているサブスク
『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』はミラ・ジョヴォヴィッチ版と違って原作ゲームに近い雰囲気で制作されています。
ミラ版は映画のオリジナル要素が満載だったので、ゲームファンとしては今作の方が楽しめるのではないでしょうか?
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