電子書籍サービス「7選」を比較・解説

本記事内には広告が含まれています。
電子書籍-01

一昔前はマンガといえば紙の本が主流だったけど、現在は猛烈な勢いで電子書籍がシェアを伸ばしています。

紙の本のように場所を取らなくて読みたい時にすぐに読めるので、非常に使い勝手が良いというメリットがあります。

デメリットを挙げると、購入した作品はそのサービスでしか読む事ができないという事。
例えば「コミックシーモア」で購入した電子書籍を「BookLive!(ブックライブ)」のアプリなどで読む事は出来ません。

電子書籍はデジタルデータなので簡単にコピーできてしまう関係上、ある程度の制限を設けないと色々問題があるのだと思います。

無料作品を読むために無料会員登録をするのは何の問題もないですが、電子書籍を購入する場合は利用するサービスを1~2つに絞っておく事をオススメします。

購入する場合はどのような要素で利用するサービスを選べば良いのかという事になりますが実はそんなに悩む必要は無くて、

  • お気に入りの独占オリジナル作品が多い
  • 日常的に利用している決済方法を利用できる
  • 他のサービスで貯めているポイントを使える

上記のように簡単な理由で良いと思います。

電子書籍配信サービスの解説

利用者数が多く、運営元の会社がしっかりしているサービスを厳選しました。

無料会員登録をするだけで非会員では読む事ができない領域の無料作品を読めるようになることが多いので、全てのサービスで無料会員登録をしても良いと思います。

電子書籍サービスの無料会員登録ではTwitterなどの社外アカウントで登録できることが多いですが、社外アカウントで登録すると一部の機能が利用できない可能性があるので正規のアカウントを取得しておく方が無難です。

コミックシーモア

エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社というNTTの関連会社が運営。

少年・少女漫画をはじめ、ライトノベルや本格小説、実用書、雑誌、写真集まで取り扱っていて、他にはボーイズラブ(BL)、レディコミ、さらにオリジナル作品まで配信。

月額制の読み放題プランもありますが、全ての電子書籍を読めるわけではないので注意が必要です。

コミックシーモアの会員そのものを退会してしまうと購入した電子書籍を読むことが出来なくなりますが、月額会員の解約だけなら書籍を読み続ける事が可能。

コミックシーモアはオリジナルコミックが好評で、電子書籍から始まって紙の本の出版に繋がるという従来の逆の現象も起きています。

いち早く売れそうな作家や作品を見つける宝探しのような楽しみ方ができるサービスです。

公式サイト コミックシーモア

関連記事 『コミックシーモア』の会員登録・退会・解約方法を詳しく解説

BookLive!(ブックライブ)

運営会社は凸版印刷の関連企業。
さらに蔦屋(TSUTAYA)書店も出資しているので、利用するとTポイントが貯まります。
※Tポイントは2024年に「Vポイント」に名称変更予定。

漫画の他に小説、ビジネス書、雑誌、BLなど幅広いラインナップ。

BookLive!を退会すると、購入履歴も消えてしまうので今まで購入した電子書籍も読めなくなります。

関連記事 『BookLive(ブックライブ)』の会員登録・退会・解約方法を詳しく解説

Renta!(レンタ)

元は富士通の社内起業制度で始まったフジオンラインシステムという会社。
その後パピレスと社名変更。

このサービスは事前にポイントを購入(チャージ)してから、電子書籍を期間限定でレンタルするシステム。

一部例外を除いて借りた時から48時間が基本的なレンタル期限です。
気に入った商品はレンタル価格を差し引いた差額を支払えば購入も可能。

全ての電子書籍がレンタルできる訳ではなく、購入しかできないものもあるので注意が必要です。

Renta!を退会(会員情報の削除)をすると、全ての履歴が削除されて読めなくなります。

公式サイト Renta!(レンタ)

関連記事 『Renta!(レンタ)』の会員登録・退会・解約方法を詳しく解説

eBookJapan(イーブックジャパン)

ヤフー株式会社が株式会社イーブックイニシアティブジャパンと協力して、Yahoo!関連のサービスとして運営されています。

このサービスを利用するにはYahoo!のID登録(無料)が必要。
eBookJapan専用のYahoo! IDを新規に取得して単独使用する事をお勧めします。
他のYahoo!関連サービスと紐付けられても問題が無い場合は、同じIDでも大丈夫です。

利用履歴を完全に消したい場合は、登録しているYahoo!のID(アカウント)を完全削除するしかありません。
ただし同じIDで登録している他のサービスがある場合は影響を受けます。

アカウントを削除すると購入した作品などは閲覧できなくなるので、特に支障がない場合はサービスを利用しなくなったとしてもIDは残しておいた方が無難だと思います。

すでに「Yahoo! JAPAN」のアカウントを持っていたとしても『ebookjapan』専用アカウントを新規に作成しても問題ありません。

関連記事 『ebookjapan(イーブックジャパン)』の会員登録・退会・解約方法を詳しく解説

DMMブックス

DMM.comが運営している電子書籍配信サービス。

コミック・雑誌・小説・ビジネス本など様々な分野の電子書籍を総合的に取り扱っています。

さすがにDMM.comが運営しているだけあって取扱量が豊富。
さらに会員登録をしなくても無料で読める漫画作品が多いので、暇つぶしにちょっと覗いてみるだけでも十分な価値がありますよ。

会員登録時に作成するアカウントは他のDMM関連サービスと共通で利用する仕様ですが、DMMブックス専用のアカウントを新規に作成するのもオススメです。

他のサービス同様に、登録しているDMMアカウントを削除すると購入した電子書籍が読めなくなります。

公式サイト DMMブックス

関連記事 『DMMブックス』の会員登録・退会・解約方法を詳しく解説

『Ameba(アメーバ)マンガ』

サイバーエージェントが運営している電子書籍サービス。

よく『ABEMA(アベマ)』と勘違いされるみたいですが『Ameba(アメーバ)』です。

『ABEMA(アベマ)』はサイバーエージェントとテレビ朝日が出資していますが、『Ameba(アメーバ)』はサイバーエージェントの単独事業。

無料会員登録をするには「Amebaブログ」など関連サービスにも利用できる共通の「Amebaアカウント」を作成することになります。
外部アカウントで会員登録すると「Amebaブログ」などを利用できません。

アカウント削除をするとIDに紐付けている他のAmeba関連サービスも利用できなくなるので、専用のアカウントを作るのがオススメ。

公式サイト Amebaマンガ

関連記事 『Ameba(アメーバ)マンガ』の会員登録・退会・解約方法を詳しく解説

まんが王国

マンガに特化した電子書籍配信サービス。

他のサービスはマンガ以外に小説・雑誌・写真集などを取り扱っていますが、『まんが王国』はマンガ以外の取り扱いがありません。

他のサービス同様に無料会員登録をするだけで非会員では読めない無料作品を読めるようになるのが魅力で、オリジナル作品もあるので登録はしておく方が良いと思います。

こちらも他と同様で、退会(アカウント削除)をすると購入した電子書籍が読めなくなります。

公式サイト まんが王国

関連記事 『まんが王国』の会員登録・退会・解約方法を詳しく解説

電子書籍についてまとめ

電子書籍-02
コミックシーモアBookLive!Renta!eBookJapanDMMブックスAmebaマンガまんが王国
取扱品目電子書籍全般
電子書籍全般 電子書籍全般 電子書籍全般 電子書籍全般 電子書籍全般 漫画専門
決済方法・直接決済
・事前にポイントチャージ
直接決済直接決済直接決済・直接決済
(クレジットカードのみ)
・事前にポイントチャージ
・直接決済
・事前にポイントチャージ
事前にポイントチャージ
オリジナル・独占配信作品
無料作品
読み放題プラン
運営会社 NTTソルマーレ株式会社
(NTT関連)
株式会社BookLive
(凸版印刷関連)
株式会社パピレス・株式会社イーブックイニシアティブジャパン
・ヤフー株式会社
が協力して運営
合同会社DMM.comサイバーエージェント株式会社ビーグリー

どのサービスについてもアカウントを削除しなければ購入した電子書籍をいつでも読めるので、どうしても履歴を残しておきたくない場合を除き、アカウントは消去せずに残しておいた方が良いと思います。

ID(アカウント)の登録や維持は無料なので、月額プランなどのサービスを停止(解約)したとしてもIDさえ残しておけばいつでも利用を再開できます。

電子書籍は紙の書籍と違って購入したサービスに関連付けられるので、他のサービスのアプリなどで読む事が出来ない仕様となっています。

例えば同じシリーズ作品を1巻は「コミックシーモア」、2巻は「ブックライブ」で購入してしまうと、読む時にそれぞれ購入したサービスのアプリを起動したり各公式サイトでログインしないと読めないという面倒な状態になります。

メインで利用するサービスを決める目安

独占オリジナル作品は配信しているサービスでしか購入できませんが、どのサービスでも購入できる一般作品については利用するサービスを決めて集中的に購入する事をオススメします。

選択する目安として、例えば『まんが王国』は事前に購入(チャージ)しておいたポイントで代金を支払うシステムでクレジットカードや携帯キャリア払いなどの直接決済は出来ません。
この様な仕組みが面倒だと感じる場合は、一般の通販と同じように直接決済が可能な他のサービスを利用してください。

利用する人それぞれに相性があるので、

  • 気になる電子書籍サービスの無料会員になってみる。
    ※メールアドレスと任意のパスワードを入力するだけで簡単。
  • アプリをスマホにインストールして使い心地をチェック!
    ※アプリの利用料は無料なので、試しに無料作品をダウンロードしてみてください。
  • 利用できる支払い方法を確かめる。
    携帯キャリア決済やPaypayなどが利用可能か・・・

様々な条件で試してみて、気に入ったサービスをメインで利用すると良いと思います。

関連記事 『コミックシーモア』の会員登録・退会・解約方法を詳しく解説

関連記事 『BookLive(ブックライブ)』の会員登録・退会・解約方法を詳しく解説

関連記事 『Renta!(レンタ)』の会員登録・退会・解約方法を詳しく解説

関連記事 『ebookjapan(イーブックジャパン)』の会員登録・退会・解約方法を詳しく解説

関連記事 『DMMブックス』の会員登録・退会・解約方法を詳しく解説

関連記事 『Ameba(アメーバ)マンガ』の会員登録・退会・解約方法を詳しく解説

関連記事 『まんが王国』の会員登録・退会・解約方法を詳しく解説