『ポラロイド』あらすじ・感想 | 写真に写っただけで悪霊に狙われるヤバいカメラが怖すぎる!

アンティークのポラロイドカメラを手に入れた少女が友人を被写体にして写真を撮ってみると、その友人が悪霊に襲われてあの世に行ってしまう。

恐ろしいカメラがあったものですね。

ポラロイドカメラに悪霊が憑りついていて、写真に写った者は次々と襲われる仕組み。

この物語にはカメラに関連する二つの証言があって、どちらを信じるかによって印象が変わります。

『ポラロイド』の詳細情報
  • 公開年  : 2019年
  • 上映時間 : 1時間 28分
  • 製作国  : アメリカ合衆国
  • 監督   : ラース・クレヴバーグ
  • キャスト : キャスリン・プレスコット / タイラー・ヤング / サマンサ・ローガン 他

『ポラロイド』あらすじ

アンティークショップでバイトをしているバードは古いポラロイドカメラを手に入れる。
しかしその後、撮影した友人たちが次々と命を落としてしまい、元凶がカメラにあると気付く。

以前のカメラの持ち主を調べてみると、数十年前に地元で発生したある事件に行き着く。

【見どころ】呪われたポラロイドカメラ

  • 撮影した被写体が次々と悪霊に狙われる。
  • 老婆と保安官のどちらの言い分が正しいのか!?
  • カメラに憑りついているのは悪霊というよりクリーチャー

【主要登場人物 / キャスト】保安官が重要人物

  • バード(キャスリン・プレスコット)
    カメラが趣味の女子高生。
  • コナー(タイラー・ヤング)
    バードと同じ高校に通う男子生徒。
  • ケイシー(サマンサ・ローガン)
    バードと同じ高校に通う親友。
  • ペンブローク保安官(ミッチ・ピレッジ)
    バードたちが住む町の保安官。

感想(ネタバレ含む)老婆と保安官どちらの証言が正しい?

ポラロイド写真の被写体になった人物が悪霊に襲われて命を落としていくストーリー。

カメラ自体に悪霊が憑りついていて、写真を撮った時点で呪いが発動する仕組み。

どのタイミングで襲われるのか不明なのが怖いところで、一枚の写真の被写体が複数の場合は悪霊の気分次第で順番が決まる感じ。

そもそも悪霊が何者なのかって話ですが、どうやら数十年前に存在していた凶悪犯だという事が主人公たちの調査で判明します。

犯行現場で警察に撃たれて命を落としたらしく、成仏しないまま悪霊と化して今もポラロイドカメラを通じて犯行を重ねている。

タチが悪いにも程がありますね。

この作品の大きなポイントは、ポラロイドカメラに悪霊が憑りつく原因となったのが数十年前の事件。

1. 女子高生が同級生たちに辱められて、愛用のポラロイドカメラで写真を撮られた事を苦にして自ら命を絶った。
そして娘の無念を晴らすために同級生たちの命を次々と奪っていったのが悪霊になる前の父親。

2. 父親に虐待を受けている友人(女子高生)を救うために動いていたけど、口封じのために次々と関係者が父親に命を奪われ、唯一生き残ったのが現在バードたちが住む町の保安官。

1.は女子高生の母親だった老婆の証言。
夫は娘のために復讐鬼と化した。
関係者全員に復讐を果たすまでやめない。

2.は保安官の証言。
自分は友人たちと一緒に女子高生を救おうとしていたけど、その動きを察知した父親に襲われて犠牲になったグループの生き残りである。

どちらの証言が正しいかによって印象は大きく変わります。

でも老婆の証言を信じるには少し無理があって、そもそも無関係の人まで犠牲になっているので父親は生前からサイコキラーだった可能性が高い気がする。

夫から虐待を受けている娘を助けてあげられずに、さらに夫もこの世を去った事で自暴自棄となり、自分の都合の良いように記憶を書き換えてしまったのではないでしょうか。

保安官は当時の事件の日付に注目するように言っていて、その点を考察すると合点がいきます。

たごやま
たごやま

ネット上で様々な考察があるけど、私は保安官派です!

明るい場所で悪霊は襲ってこないのに・・・

悪霊が襲ってくるのは決まって暗い場所。
その事を主人公のバードは気付いていたのに、どうして対決の舞台に夜の学校を選んだのか。

百歩譲って学校は良いとしても、普段通い慣れている校舎なのだから照明のスイッチの場所とかは把握していそうなものなのに、なぜ終始暗い場所で行動していたのかな?
もしかして警備員対策?

いやいや、悪霊に命を狙われているのだからそんな事を考えている場合ではないはず。

せめて全体照明は無理にしてもスマホのライトを悪霊に向けるとか、もっと敵の弱点を突いていかないと。

この作品は明度的に暗めなでちょっと観辛かった。
字幕版で観たので大切なキーワードは拾えたけど、吹替え版なら謎が残ったかも知れない。

映画『ポラロイド』を配信しているサブスク

『ポラロイド』は88分と短い作品。
サブスクの「U-NEXT」で短めのホラー映画を探していて見つけました。
長時間物は怖そうなイメージがあって手が伸びなかった(笑)

この記事の作品は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の製作陣によるホラー映画だけど、悪霊がクリーチャーみたいな感じなのでホラーが苦手な人でも比較的大丈夫な初心者向けだと思います。
あくまで個人の主観ですが、それほど怖くなかったです。

この作品についての考察ですが、老婆と保安官のどちらの言葉を信じるかは観た人に委ねられる形になっていて、私は保安官を信じています。

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