『バイオハザードV リトリビューション』あらすじ・感想 | バイクに乗って追跡してくるゾンビ

『バイオハザードV リトリビューション』の詳細情報
  • 公開年  : 2012年
  • 上映時間 : 1時間 57分
  • 製作国  : アメリカ合衆国
  • 監督   : ポール・W・S・アンダーソン
  • キャスト : ミラ・ジョヴォヴィッチ / ミシェル・ロドリゲス / ショーン・ロバーツ / リー・ビンビン / ヨハン・アーブ / ボリス・コジョー / コリン・サーモン / オデッド・フェール / 中島美嘉 / シエンナ・ギロリー 他

『バイオハザードV リトリビューション』あらすじ |

海上に浮かぶアルカディア号で生存者たちを救出した直後に、アンブレラ社の部隊に襲撃され実験施設に囚われたアリス。

意識を取り戻したアリスは、アンブレラ社を離脱したウェスカーが派遣した救出チームと合流し、施設からの脱出を試みる。

【見どころ】バイクを運転するゾンビが恐ろしい

  • バイクに乗ったりロケットランチャーを撃ってくる進化系ゾンビ。
  • 何度捕まっても絶対に脱出してしまうアリス。
  • 1作目で退場したレインのクローンが強すぎる。

【登場人物 /キャスト】またしても捕らえられたアリス

  • アリス・アバーナシー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)
    元アンブレラ社の特殊工作員。
    唯一のT-ウィルス完全適合者であり超人的な能力を持っていたものの、現在はウェスカーに血清を打たれ能力を失った状態となっている。
  • レオン・S・ケネディ(ヨハン・アーブ)
    ウェスカーが派遣したアリス救出チームのリーダー。
  • エイダ・ウォン(リー・ビンビン)
    ウェスカーがアンブレラ社を離脱した際に行動を共にした直属の部下。
  • ルーサー・ウエスト(ボリス・コジョー)
    ロサンゼルスの廃刑務所に立てこもっていた生存者の一人。
  • ベッキー(アリアーナ・エンジニア)
    アンブレラ社に生み出された実験用のクローン体の少女。
  • ジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)
    ラクーンシティからアリス達と共に生還した警察特殊部隊員。
  • クローンレイン(ミシェル・ロドリゲス)
    秘密地下研究施設「ハイブ」で起こったバイオハザードの調査に派遣された特殊部隊員レイン・オカンポのクローン。
  • アルバート・ウェスカー(ショーン・ロバーツ)
    アンブレラ社の元上級幹部。
  • レッドクイーン(ミーガン・シャルパンティエ)
    アンブレラ社が開発した人工知能。

感想(ネタバレ含む) | バイオハザードが変な方向に向かっている

冒頭シーンがいきなり逆再生で始まったので訳が分からなかったけど、前作のラストでアンブレラ社の部隊が空から襲ってきたシーンの続きになります。

アルカディア号に乗っていた人たちはアリス以外全員が死亡か行方不明。
前作で救出したクレアとクリスはどうなったのでしょうか!?
今回は一切情報が出てこなかった。

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どうしてアンブレラ社はアンデッドだらけになった地球で貴重な生存者たちを排除しようとするのかと思ったら、全人類排除を目的とする人工知能のレッドクイーンに既に全権を乗っ取られていた事が判明。

という事は他の幹部たちは排除された可能性が高いですね。

ちなみにウェスカーは前作で飛行機ごと爆発したのに生存している。
この点はよく分からないけど、退場したのは実はクローンだったのかも知れないですな。

『バイオハザード』シリーズは当初の設定と大分ズレてきていて、最初はアンブレラ社の幹部たちがT-ウィルスを完全に制御できるようになったら地上の生活に戻る事が目的だったのに、今回の5作目になると人類の抹殺を目論むレッドクイーンとアンブレラ社を離脱したウェスカーが率いる生存者たちとの全面対決が物語のメインになっている。

なんか映画『ターミネーター』みたいになってますね。
相手が機械軍かゾンビ軍かの違いだけで、人類が存亡をかけた戦いを繰り広げる。
どうしてこうなったのか・・・。

アリスが囚われたのは三度目

今回の襲撃でアリスは三度目の囚われの身となってしまいます。

アンブレラ社はT-ウィルスの完全適合者であるアリスの細胞をさっさと採取すれば良かったのに、結局救出チームの侵入を許して最後は逃げられてしまうというバカな展開になる。

それとも、もはやアリスの細胞なんて不要になったのかな?

アリスの細胞を必要としているのはT-ウィルスが完全に自分の体に適合していないウェスカーだけなのかも知れない。
でも、もしそうならばアンブレラ社はアリスを捕らえた時点で抹殺すれば良かったのに。

何かの理由で生かしておく方針なら、呑気に尋問なんてやらずに洗脳する装置を使えば良いのに。

アンブレラ社の幹部たちはこれまでの行動からバカだとは思っていたけど、人工知能のレッドクイーンも同様にバカなのでしょうか。

もはやノロノロゾンビは時代遅れ

今回の舞台はアンブレラ社の実験施設なので、あらゆるタイプのゾンビが登場します。
もはやアンデッドでもゾンビでも呼び方はどうでも良くなってきました。

この施設で登場するゾンビは3作目で登場した強化種が標準みたいです。

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つまり動作の遅いノロノロゾンビはもはや存在せず、全力で走り回って口からヒトデ型の触手を出すタイプが一般レベル。

さらに恐ろしかったのがロシアの街並みを模したステージに登場した兵士ゾンビ。
軍服を着たゾンビ兵たちがマシンガンを撃ちまくり、アリス達が車で逃亡すると装甲車やバイクで追跡してきます。

たごやま
たごやま

めっちゃ怖い!
ロケットランチャーを使うゾンビまでいてるやん。

ゾンビはノロノロから進化して、走り出したら危険信号。

次の段階としてゾンビが武器を使う事を覚えたら、いよいよヤバイ!!

普通はゾンビと遭遇しても車に乗って逃げたら大丈夫なんですよ。
それがこの作品のゾンビは、バイクに乗って追ってきます(笑)

まさにこの世の終わり。
アリス達はもはや戦うしか選択肢が残っていないという、超ハードモード。

アンブレラ社が本来作りたかった生物兵器って、こういうゾンビなのかな?
戦場に投入したら確かに無双するだろうけど、反乱を起こされたら終わりですね。

もしバイオハザードが発生しなかったとしても遅かれ早かれ実験中のゾンビたちが制御不能になって、普通の人間達は駆逐される運命だったのかも知れませんな。

ウィルス兵器なんて、そもそも開発する事自体が間違っていたという事ですよ。
不確定要素が多すぎるし、感染したらゾンビになるし。

原作ゲームキャラのレオンとエイダが登場

今回のアリス救出チームのメンバーであるレオン・S・ケネディエイダ・ウォンはゲームの登場キャラクター。

他にもゲームのキャラクターの人がいるのだけど退場してしまったので紹介は無しにしておきます。

そんなメンバーの中に前作で登場した元NBAのスター選手だったルーサー・ウエストが混ざっている。
この人は前作でゾンビからは何とか逃げ延びたけど、その後どうなったのかと気になっていたらちゃっかり登場していた。

でも残念ながら、1作目で登場したレイン姐さんのクローンに掌底打ちを喰らって心停止して退場。
このシーンはチョット気の毒過ぎませんか!?

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クローンレインを片付けた後に心臓マッサージとかをすれば、何とかなったのでは?

アリスも同様に掌底打ちをされて心臓が止まりかけていたのに助かっていたのとは扱いが雲泥の差。

実写版『バイオハザード』シリーズは、ゲームの主要キャラ以外は退場する運命なのでしょうか?

あともう1つツッコませてもらうと、ジルが正気に戻るスピード!
一瞬で戻ってるやん。
クレアはしばらく記憶喪失状態で、実の兄すら認識できなかったのに。

地球は地獄と化している

全6作の実写版『バイオハザード』シリーズもあと1作品を残すだけになりましたが、5作目のラストシーンはホワイトハウスに人類の最後の生存者達が集結して、その周囲をゾンビたちが取り囲み、さらに上空にはアンデッドコウモリみたいなのが飛び回っているという状況。

たごやま
たごやま

残された人類は、魔界の城に立て籠っているの?

もはやレッドクイーンを倒せばどうにかなるような状況ではないような気がする。
どう見ても、地上と地獄が入れ替わっている(笑)

次回がいよいよ最後になる訳ですが、この状況でどう収拾をつけるのでしょうか。

次回作 『バイオハザード:ザ・ファイナル』あらすじ・感想

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