『トランスフォーマー/最後の騎士王』あらすじ・感想 | メガトロンよ、今度はパシリか・・・

トランスフォーマー/最後の騎士王

前作からさらに数年が経過したシリーズ5作目。

オプティマスはどこかに行ったまま帰ってこないし、メガトロンはまた新キャラのパシリだし、何やってんだって話ですよ。

『トランスフォーマー/最後の騎士王』の詳細情報
  • 公開年  : 2017年
  • 上映時間 : 2時間 34分
  • 製作国  : アメリカ合衆国
    監督   : マイケル・ベイ
  • キャスト : マーク・ウォールバーグ / イザベラ・モナー / ローラ・ハドック / ジョシュ・デュアメル / ジョン・タトゥーロ / スタンリー・トゥッチ / アンソニー・ホプキンス 他

『トランスフォーマー/最後の騎士王』あらすじ

オプティマス不在の地球では、オートボットがディセプティコンとの戦いで苦戦を強いられていた。

オートボットと共に戦っている人間ケイドは、イギリス貴族のエドモンドや大学教授のヴィヴィアンと共にトランスフォーマーに関連する古代の謎の調査を進めるが、そこにネメシス・プライムに変貌したオプティマスが地球に帰還する。

【見どころ】メガトロンが完全復活!

  • 今度こそメガトロンの活躍の場があるのか!?
  • オプティマスが洗脳されて地球に帰還
  • シモンズが再び重要な情報を提供

【主要登場人物 / キャスト】ガルバトロンからメガトロンに戻る

  • ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)
    オートボット達と共にディセプティコンと闘っている人間。
    政府から要注意人物として常にマークされている。
  • イザベラ(イザベラ・モナー)
    3作目で起こった「シカゴの悲劇」で両親を失った孤児の少女。
  • エドモンド・バートン(アンソニー・ホプキンス)
    代々トランスフォーマーの秘密を守り続けてきたイギリス貴族。
  • ヴィヴィアン・ウェンブリー(ローラ・ハドック)
    オックスフォード大学の教授をしている学者。
  • シーモア・ルーサーフォード・シモンズ(ジョン・タトゥーロ)
    トランスフォーマーを調査する国家機関「セクター7」の元捜査官。
    現在はキューバを拠点にして単独で研究を続けている。
  • オプティマス・プライム
    オートボットのリーダー。
  • バンブルビー
    オートボットの一員でオプティマスの親友。
  • コグマン
    エドモンドの家に仕えている召使いのトランスフォーマー。
  • メガトロン
    ディセプティコンのリーダー。
    1作目はラスボスだったけど、2作目以降は中ボス扱い。
  • 創造主・クインテッサ
    トランスフォーマーを創造した存在。

感想(ネタバレ含む)メガトロンは今回も引き立て役

前作から数年が経過した地球。

前作 『トランスフォーマー/ロストエイジ』あらすじ・感想

前作のラストはオプティマス・プライムがトランスフォーマーの創造主に会いに行くために宇宙に飛び立って終了しましたが、その間に地球ではメガトロンが率いるディセプティコンとオートボットの戦いが続き、さらに人間側が組織した対トランスフォーマー部隊(TRF)も存在。

トランスフォーマー同士が2つの勢力で対立している中に、トランスフォーマー排除が目的の人間側の部隊が乱入するというカオスな状況。

しかも新たなトランスフォーマーが断続的に地球に飛来してくるという、恐ろしい世の中になっています。

ゾンビウィルスが蔓延した世界も怖いけど、ロボットに変身する宇宙人が隕石のように飛来してくる世界もシャレになりませんな。

どちらがマシかな?
ゾンビの場合はワクチンさえ手に入ればなんとかなりそうだけど、トランスフォーマーが地球を新たな故郷(拠点)に定めちゃったものだから、宇宙に散らばっていた戦士達が信号をキャッチしてリーダーのもとに次々とやって来る訳ですよ。

地球人にしてみれば迷惑この上ない話。
そりゃトランスフォーマー排除目的でTRFが組織されますわ。

メガトロンがパシリに成り下がる

3作目で退場したはずのメガトロンは4作目で新たな体を得てガルバトロンとして復活。
今作では万全の状態でディセプティコンのリーダーとして暴れ回るのかと思いきや、結局は創造主クインテッサの使いっぱしりとして“とあるアイテム”を探し回るという役回り。

そして5作目の今回こそはと期待したのに、オプティマスに簡単にやっつけられて終了。

うんどん
うんどん

メガトロンは名前が戻ったけど、今回は単なるパシリやん。

何が可哀そうかって、1作目以外はメガトロン以外の主敵(メインヴィラン)が登場する事。
2作目以降の彼は中ボスの役割となり、毎回のように途中退場。

たごやま
たごやま

メガトロンはバイキンマンを目指しているのかな?

あと気になったのがメガトロンは創造主のパシリをやっていたけど、いつの間に創造主と対面したのか。

実はオプティマスよりも前に対面していて洗脳されていた?
だから執拗にオプティマスを倒そうとするのかな。

何にしても創造主はパシリの人選を間違えましたね。
メガトロンは弱くはないけど、そんなに強くもない・・・中ボスレベルの実力(笑)

創造主はトランスフォーマーを洗脳して操れる魔女のような存在だけど直接攻撃されるとあっけなくやられてしまう。

クインテッサは実は弱い。
油断していたとはいえ、一撃でやられてるし。
まあRPGとかでも魔法使いは物理攻撃に弱いですからね。

でも今作で創造主は完全退場した訳ではなく、次がありそうな終わり方。

とはいえ続編の製作の可能性は低いそうな。

『トランスフォーマー/最後の騎士王』は二部作で考えていたみたいだけど、興行的に振るわなかったので続編が白紙になったのだとか。

メガトロンは落ちるところまで落ちて現在のポジションはパシリ。
個人的にはオプティマスの宿命のライバルとして復権して欲しい。

片や創造主はやられたと見せかけて人間に擬態して登場。

ユニクロンという名前も出てきて続きが気になる終わり方なのに、実に中途半端。

続きを作って欲しいな~。

今作品以降に製作されたのは本編よりも過去が舞台のスピンオフ作品の『バンブルビー』。

2023年に公開される新作『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は新たなシリーズとして今までの作品とは違う軸で描かれるリブート(再起動)的な扱いになるという事で、ちょっと悲しい。

でも「ゴーストバスターズ」はリブート作品の後に正式な続編が制作されたので、『トランスフォーマー』も期待したいですね。

映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』を配信しているサブスク

『トランスフォーマー/最後の騎士王』は「U-NEXT」や「Hulu」など複数のサブスク動画配信サービスで鑑賞できます。

サービス名月額料金(税込)同時視聴できる端末数無料お試し期間
U-NEXT2,189円4台31日間
Hulu1,026円4台
Amazonプライム600円3台30日間
各サービスの詳細は別途解説記事を参考にしてください。
U-NEXT(ユーネクスト)の特徴
デメリット
  • 月額料金が他のサブスクに比べて2,189円と高い!
    しかし毎月自動付与される1,200円分のポイントを活用すると、実質の月額会費が989円となるので考えようによってはお得だと思います。
メリット
  • 取り扱っている作品が豊富で見放題作品が多い。
  • 電子書籍も配信しているので原作と一緒に楽しめる。
  • 1人が契約するだけで、4端末で同時に利用できる。
  • 無料お試し期間が31日間あるので、じっくり試せる。
Hulu(フールー)の特徴
デメリット
  • アマプラやU-NEXTと比較すると映画の取り扱いが少ない。
  • 無料お試し期間がないのが残念。
メリット
  • 1人が契約するだけで、4端末で同時に利用できる。
  • 日本テレビ系列の過去のドラマ・アニメ・バラエティ番組等を楽しめる。
  • 日テレ系動画コンテンツのスピンオフ作品が独占配信されている。
  • 読売巨人軍の公式戦主催(ホーム)試合をリアルタイムで楽しめる。
  • 「ディズニープラス」とのセットプランがお得。
Amazonプライムビデオ(アマプラ)の特徴
デメリット
  • 「プライムビデオ」は見放題対象外のレンタル作品が結構多い。
  • プライム会員を退会すると、全ての特典を利用できなくなる。
    ※プライムビデオの単独入会は不可。
メリット
  • 月額料金が他のサブスクに比べて600円と安い。
  • 1人が契約するだけで、3端末で同時に利用できる。
  • プライム会員になると「動画見放題」の他に「音楽聴き放題」など様々な特典を同時に利用できるようになる。
  • 無料お試し期間が30日間と長く、時間をかけて検討できる。

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  • トランスフォーマー/ロストエイジ
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