『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』あらすじ・感想 | 相手の勘違いで殺人犯にされた気の毒な男達

怪しい巨漢二人組の事を殺人鬼と勘違いした大学生達。
ある事がきっかけでグループ内の女の子の一人が彼らに誘拐されたと勘違いして救助する為に行動を起こすのだけど、一人また一人と勝手に自ら命を落としていく。

タッカーとデイルにしてみたら自分たちは何もしていない、それどころか人命救助までしたのにどうしてこんな事に、といった感じ。
そしてタッカー&デイルは、大学生達が自殺願望を持った集団だと勘違い。

この映画は個人的に人生で観たコメディ映画の中でトップ3に入る名作です。

『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』の詳細情報
  • 公開年  : 2010年
  • 上映時間 : 1時間 29分
  • 製作国  : カナダ・アメリカ合衆国
  • 監督   : イーライ・クレイグ
  • キャスト : タイラー・ラビン / アラン・テュディック / カトリーナ・ボウデン / ジェシー・モス / フィリップ・グレンジャー 他

『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』あらすじ

親友同士で一緒に仕事をしている男達が、とんでもない事件に巻き込まれるコメディ。
コツコツと貯めたお金で念願の別荘を購入した彼らは休暇を過ごす為にその別荘の建つ森へ。

その日の夜、同じく森にキャンプをする為に訪れていた大学生グループの中の一人の女の子を善意で助けた事をきっかけに、勘違いが勘違いを呼ぶとんでもない展開に。

【見どころ】一方の善意が、もう一方には悪意と受け取られる

  • 片や殺人鬼、片や自殺サークルとお互いの事をネガティブに勘違い
  • 勘違い大学生達が勝手に死んでいく(笑)
  • タッカーとデイルにとってはツイてないどころか「呪われている」レベルの不運

登場人物(キャスト)お互いの事を勘違い

  • デイル(タイラー・ラビン)
    自分に自信が無いため女の子に対して臆病な男。
  • タッカー(アラン・テュディック)
    デイルの幼馴染みで、一緒に仕事をしている彼をいつも励ます親友。
  • アリソン(カトリーナ・ボウデン)
    タッカーとデイルに救出された女子大生。
  • チャド(ジェシー・モス)
    大学生グループのリーダー。

感想(ネタバレ含む)お互いを殺人鬼、自殺サークルと勘違い

頑張って働いて貯めたお金で購入した別荘に到着した二人は夜釣りをしようと小舟で湖にいると、どうやら大学生達も湖で泳いでいる様子。
その中の一人が岩場から足を滑らせて水中に転落してしまった。

タッカーとデイルの二人は慌てて救助に向かい自分達の小舟に引き上げる。
そして近くにいた大学生の集団に、
キミたちの仲間が溺れたのを助けたから、引き取りに来て欲しい。
と言おうとしただけなのに、仲間が殺人鬼に攫われたと思い込んでみんな全速力で逃走。

二人は仕方なく自分達の別荘に連れ帰り、ベッドに寝かせたまま朝を迎えた。
そして目覚めた女子大学生・アリソンは、初めは取り乱していたものの、二人が殺人鬼ではなく心優しい人達だと知り一安心。

ただ、事情を知らない仲間の大学生達は勝手に二人の事を勘違いして救出するための作戦を練ります。

そんな時、タッカーがチェーンソーを振り回しながら大学生達に迫って来た。
散り散りになって逃げる大学生達。

そりゃそんな状況になったら誰でも逃げますよ。

タッカー側の視点で見ると古木をチェーンソーで切ったら中に蜂の巣があって追われて逃げていただけ。

大学生達はそんな事情を知る由もなく、いきなり大男がチェーンソーを振り回しながら迫って来たものだから大パニック!
その中の一人が、槍状に尖っている枯れ木に自分から突っ込んで事故死。
ずっとタッカーを見て走っていたので、目の前の枯れ木に気付かなかったらしい。

そんな事件が起こっていた事など知らないタッカーは、顔中が腫れた状態で別荘に戻ってくる。

どうやら刺されたみたいですね。

途中で大学生と遭遇したけど、彼らは蜂が怖くて逃げたのだと勘違いしているタッカー。

うんどん
うんどん

アンタがチェーンソーを振り回しながら、彼らと同じ方向に進んでたから逃げたんや!

仕方が無いのでタッカーとデイルは大学生達に向けて「友達を預かっている」 という木に彫ったメッセージを残してみる。

単に早く友達を迎えに来て欲しいという意味なのに、大学生達はアリソンが殺人鬼の人質になったと勘違いし、さらに恐怖心を抱いてしまう。

まあ、これは仕方がない。
少し言葉が足りなかったですね。

もはやこうなっては攻撃に転じるしかないと大学生達は殺人鬼に立ち向かう決意を固め、次々とタッカーとデイルに襲い掛かるのだけど、その度に勝手に二人の目の前で大学生達が事故死していく。

たごやま
たごやま

何でこんな展開に・・・
まあ観ている分には面白いけど。

今度はタッカーとデイルが大学生達の事を勘違い

大学生達が勝手に死んでいく光景を見た二人は、彼らの正体は自殺協定を結んでいる集団で自分達が巻き込まれたと勘違い。

たまたまやって来た警察官に職務質問をされた二人は言い訳が出来ない状況だったけど、別荘の中にアリソンがいる事を伝えると、中を確認しに行ったお巡りさん。
だけど、修繕前の別荘には色々と不具合があって運悪く・・・

もはや何人もの仲間が命を落としているので、タッカーとデイルがどれだけ説明しても彼らには届かない状況。

タッカーたちが説明をしようと思ったら、その都度大学生の誰かが事故死するの繰り返し。

こちらは何もしていないのに目の前で勝手に死んでいくものだから、二人にしてみると大学生達は自殺願望を持った者たちとしか思えない。
お互いの勘違いループは続きます。

映画のタイトルに「史上最悪にツイてないヤツら」とあるけど、ツイていないとかそういう次元の話ではなくて完全に呪われているレベルです。

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