『ハリー・ポッターと秘密の部屋』あらすじ・感想 | ハーマイオニー不在で戦う事になったハリーとロン

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の詳細情報
  • 公開年  : 2002年
  • 上映時間 : 2時間 54分
  • 製作国  : アメリカ合衆国・イギリス
  • 監督   : クリス・コロンバス
  • キャスト : ダニエル・ラドクリフ / ルパート・グリント / エマ・ワトソン / ケネス・ブラナー / ジョン・クリーズ / ロビー・コルトレーン / ワーウィック・デイヴィス / リチャード・グリフィス / リチャード・ハリス / ジェイソン・アイザックス / アラン・リックマン / フィオナ・ショウ / マギー・スミス / ジュリー・ウォルターズ / デイビッド・ブラッドリー / トム・フェルトン / ショーン・ビガースタッフ / ロバート・ハーディー / シャーリー・ヘンダーソン / ジェマ・ジョーンズ / ミリアム・マーゴリーズ / マーク・ウィリアムズ 他

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』あらすじ

ホグワーツ魔法魔術学校の2年生となったハリー・ポッターが、学校内に隠されている「秘密の部屋」にまつわる事件を解決するまでの1年間の話。

【見どころ】ハーマイオニー抜きで戦うポンコツ二人

ラスボス戦直前に頼りのハーマイオニーにトラブルが発生してしまい、ハリーとロンのポンコツコンビだけで戦う事に。

【登場人物 / キャスト】ハリーとロンはまだ頼りない

  • ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)
    ホグワーツ魔法魔術学校の2年生。
    魔法界では「生き残った男の子」として有名な存在。
  • ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)
    ハリーとハーマイオニーの親友だけど少しポンコツ気味。
  • ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)
    ハリーとロン親友であり、頭脳明晰な魔女。
  • ジニー・ウィーズリー(ボニー・ライト)
    ロンの1歳下の妹、ウィーズリー家の末っ子で唯一の女の子。
  • ドラコ・マルフォイ(トム・フェルトン)
    ハリーをライバル視している同級生。
  • アルバス・ダンブルドア(リチャード・ハリス)
    ホグワーツ魔法魔術学校の校長。
  • ミネルバ・マクゴナガル(マギー・スミス)
    「変身術」の教授、グリフィンドール寮監。
  • セブルス・スネイプ(アラン・リックマン)
    「魔法薬学」の教師、スリザリンの寮監。
  • ギルデロイ・ロックハート(ケネス・ブラナー)
    「闇の魔術に対抗する防衛術」の教授、ポンコツ臭が漂う胡散臭い先生。
  • ドビー(声:トビー・ジョーンズ)
    ある家に仕えている屋敷しもべ妖精。
  • 嘆きのマートル(シャーリー・ヘンダーソン)
    50年前に命を落としゴーストとなり、3階の女子トイレに住み着いている.

感想(ネタバレ含む) | ハーマイオニーが大変な事に

夏休みになりダーズリー家に帰省中のハリー。
唯一の身寄りで母の妹夫婦の家だけど、ずっと虐げられて育ってきた。

帰省せずに学校の寮に残るという選択肢は認めて貰えないのでしょうかね。
でも1年前は階段下の物置がハリーの居場所だったのに、現在は個室を与えて貰っている。
少しだけ待遇が良くなっているのは、前回のようにハグリッドに魔法でお仕置きされることを恐れているからかも知れない。

前作 『ハリーポッター賢者の石』あらすじ・感想

基本的にハリーを虐げている事に変わりはない様子。

そんな個室を与えられたハリーの元に屋敷しもべ妖精のドビーが訪れて、ホグワーツに戻るの危険だからと訳の分からない忠告をして去って行く。

屋敷しもべ妖精は魔法界でも富裕層の家に仕えている事が多い小型の魔法生物で、ドビーも恐らくはどこかのお金持ちの家で働いている。
どうしてハリーに親切に忠告をしに来たのかは分からないけど、ドビーが物音を立てて騒いだせいで結局ハリーは逃げるように家を出ざるを得なくなって、ロンの家に身を寄せる。

新学期早々問題を起こすハリーとロン

今回は2年生に進級してからの一年間の出来事が描かれます。

新学期開始早々にハリーとロンは騒ぎを起こしてしまって、スネイプ先生からお説教。

1年生の時の「賢者の石」をめぐる騒動の時に終始怪しかったスネイプ先生だけど、実は濡れ衣だったことが判明。
今回は普通の厳しい先生という感じで、何かしらの暗躍をしている様子は見られない。
外見や雰囲気が何となく怪しいのは変わらないけど、人を見た目で判断してはいけません!

代わりに「闇の魔術に対抗する防衛術」の新たな教授としてロックハート先生が赴任。
でもなんだかこの先生、調子の良い事ばかり言って魔法を失敗するの繰り返しでかなりポンコツっぽい人物。

今回はスネイプ先生に代わって、ロックハート先生が怪しいキャラです。
演じているのはケネス・ブラナーという俳優で、『オリエント急行殺人事件』の名探偵エルキュール・ポアロ役の人。

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まあ怪しいと言っても、ただのポンコツだったというだけの事だったんですけど。

ホグワーツで奇妙な事件が起こり始める

怪しいと言えば、学校内で奇妙な事が起こるようになりました。
生徒や使役動物が何者かに石化の魔法をかけられる事件が頻発。

もしかするとドビーがハリーに危険だと言っていたのは、この事だったのでしょうか!?

しかもハリーやロンと一緒に事件を調べていたハーマイオニーまでもが石化状態に。

えらいこっちゃ!

軍師ポジションの彼女抜きで、ハリーとポンコツ気味のロンの二人だけで何とかしないといけなくなってしまった。

調査をしていくと、どうやら学校のどこかに秘密の部屋という場所があって、その部屋にはホ4つの寮の中の一つであるスリザリン寮が関係しているとか。

ゴドリック・グリフィンドール、ヘルガ・ハッフルパフ、ロウェナ・レイブンクローと共にホグワーツ魔法魔術学校の創設者であるサラザール・スリザリンの名を冠する寮は、純血主義思想が強い者が入る事が多く、その代表格がドラコ・マルフォイ。

スリザリンはマグル(魔法が使えない人間)を排除して純血の魔法使いのみがこの学校で学べば良いと考えていたみたいだけど、他の三人に拒絶されて学校を去ったのだとか。

しかし去り際に敷地内のどこかに秘密の部屋を作って、その中に怪物を棲まわせたという噂。

転んでもただでは起きないタイプというやつでしょうか。
とんでもない嫌がらせをしていったものですよ、このスリザリンという人は。
きっとスネイプ先生みたいに見るからに怪しい人物だったに違いない(笑)

今回の事件で狙われたのは皆、純血じゃない人たちばかり。
こうなると尚更スリザリンが怪しい。

秘密の部屋にいたのは因縁のあの人物 

ハリーとロンは何とか秘密の部屋まで辿り着いた先で待っていたのはまさかのあの人物。
もちろんこの人物が一連の事件の黒幕。
“口に出して名前を言ってはいけないあの人物”ですよ。

それにしても執念深い。
よくあの手この手で色々な事を考え付くものですね。

でも上手くいきそうになったと思ったら、ハリー・ポッターが立ちはだかる訳ですよ。

しかし怪物のバジリスクがいるので一筋縄ではいかない。

今回のミッションは、秘密の部屋を見つけて怪物バジリスクと裏で糸を引いている黒幕を退治する事。

軍師のハーマイオニーは石化状態、ロンは崩れた壁の向こうにいて役に立たない。
またまたハリーが一人で頑張らなければならない。

ロンはともかく、ハーマイオニーが戦闘不能というのは非常に痛いですね。

3作目 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』あらすじ・感想

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