ゾンビ自体が苦手な人は無理だと思いますが、この映画は子供が登場している位なのでホラーというよりもどちらかというとコメディ要素が強くて誰でも楽しめる作品です。
幼稚園の遠足先に近所の研究所から逃げ出したゾンビ集団が侵入して来て、気が強い女性の先生と補助員のダメ男が奮闘する話。
『リトル・モンスターズ』あらすじ
忙しいシングルマザーの姉の代わりに甥っ子のフェリックスの幼稚園の遠足に補助員として同行したデイヴ。
しかし向かった先の動物園が、どういう訳かゾンビだらけの地獄と化してしまった。
【見どころ】ダメ男2人としっかり者の先生
- 幼稚園児が登場する映画なのでグロテスクなシーンが少ない
- 反省しない男デヴィットが主人公
- ダメ男がキャロライン先生に低い声で脅される
【登場人物 /キャスト】キャロライン先生は起こると怖い
感想(ネタバレ含む)ダメ男二人としっかり者の先生
冒頭はとにかく様々な場面で恋人と喧嘩をしまくるデヴィット。
食事をしていても買い物中でもお構いなし。
もはや二人の関係は誰が見ても末期の状態。
デヴィットはメタル系のミュージシャンみたいだけど、どう見ても売れていない。
彼女も色々と不満が溜まっていたんでしょうな。
デヴィットは彼女と同棲していた家を飛び出し、姉の家に転がり込みます。
どうやら仕事はしていないみたいで、無許可で路上ライブを開催しては警察に注意される毎日。
とんだ厄介者が転がり込んできて、お姉さんもさぞ迷惑でしょうね。
この家に住んでいるのは姉のテッサと甥っ子のフェリックス。
父親はおらず、シングルマザーの模様。
フェリックスに遊んで欲しいとねだられたデヴィット叔父さんは、暴力的なVRゲームをやらせて姉にメチャクチャ叱られる。
テッサの息子に対する教育方針は厳格で、絵に描いたような優等生コース。
完全にデヴィットの真逆、というより彼が反面教師になっているのかも。
そんなデヴィットは厳しく育てられながらも母が大好きなフェリックスと、同じく息子を大切に思っているテッサを見て、自らの人生を見つめ直します。
君は絵に描いたようなダメ男なので、人生を見つめ直すのは良い傾向です。
反省したデヴィットは彼女との関係を修復しようと同棲していた部屋に行くのだけど、部屋に入ってみると彼女は男と×××の真っ最中。
これは気まずい。
そんな事よりも一緒に連れて来たフェリックスはまだ5歳児。
なんとかしないと。
でもデヴィットは甥っ子に構っている余裕はない。
とりあえず浮気相手に殴りかかるけど、返り討ちに遭って逆に取り押さえられてしまう。
デヴィット、ダサ過ぎるぞ。
そして意気消沈して姉の家に戻ると勝手に息子を連れ出した事で再びメチャクチャ叱られて、情けなくなって泣き出してしまうダメ男デヴィット。
いい加減な生活を改めなかった自業自得の結果とはいえ、アレは確かにキツイ。
翌朝、デヴィットがフェリックスを幼稚園まで送っていくと周りの子供達から父親がいない事をからかわれる甥っ子の姿にいじめられっ子疑惑を抱くけど、本人は特に気にしていない様子。
そして、それだけではなく彼女の存在も判明。
失恋直後のニートの叔父さんに保育園まで送ってもらう彼女持ちの5歳児・フェリックス。
人生の勝ち組になれるかどうかは、もはや幼稚園時代の行動から始まっているのかも知れません。
ダメ男デヴィットは、今度は幼稚園のキャロライン先生にひと目惚れ。
昨日の今日で何にも反省しとらん!
最低やな、コイツ。
動物園にゾンビの大群が襲来
デヴィットはなぜか補助員として幼稚園の遠足に同行するのだけど、出かけた先の動物園に何故かゾンビの大群が襲来して修羅場になってしまいます。
でも不幸中の幸いだったのは、この映画に登場するゾンビが昔ながらのノロノロ型だった事。
近年のゾンビ映画は走るタイプが主流になっているので、進化系ゾンビがいなくて良かった。
人間は窮地に陥ると本性が出ると言われますが、キャロライン先生はダメ男をドスの効いた低い声でシメるしっかり者なのでデヴィットにはピッタリの相手かも知れません。
この映画は子供達が出てくる時点である程度柔らかい感じの展開になるのは予想できたけど、キャロライン先生がいなかったらダメ男が何をしでかしていた事か・・・。
そもそも米軍は何でゾンビの研究をしとんねん!
映画『リトル・モンスターズ』を配信しているサブスク
「Amazonプライム」の会費は毎月払いよりも、年間まとめ払いの方が約2割ほど安い!
私自身も年間会員で入会していて、通販も送料無料で利用するので重宝しています。
会員になると動画見放題(プライムビデオ)・音楽聴き放題・雑誌読み放題・通販の送料無料の特典がセットで自動的に付与される仕組み。
プライムビデオは、プライム会員になると利用できるようになる特典の一つであり単独で入会するものではありません。