『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』あらすじ・感想 | 最恐アイテム:ゲロゲリ棒

『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』の詳細情報
  • 公開年  : 2013年
  • 上映時間 : 1時間 43分
  • 製作国  : アメリカ合衆国
  • 監督   : ジェフ・ワドロウ
  • キャスト : アーロン・テイラー=ジョンソン / クロエ・グレース・モレッツ / クリストファー・ミンツ=プラッセ / ジム・キャリー 他

『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』あらすじ

かつてキック・アスとして自警活動をしていたデイヴは、普通の高校生活に物足りなさを感じ自警組織「ジャスティスフォーエバー」に参加する。

一方ヒット・ガールとしての活動を休止しているミンディは、学園の「女王蜂」グループに入り普通の高校生としての生活を送ろうと努力を重ねる。

同じ頃、マザー・ファッカーと名乗り始めたクリス・ダミーコが宿敵キック・アスへの復讐の為に悪の軍団を結成する。

【見どころ】ゲロゲリ棒の恐ろしさ・・・

  • 正義側も悪側も特殊能力を持たない普通の人間達ばかりだけど、むしろその方がリアリティを感じる。
  • 秘密兵器「ゲロゲリ棒」が強力過ぎる!

【主要登場人物 / キャスト】大佐役でジム・キャリーが出演

  • デヴィッド・リゼウスキ(アーロン・テイラー=ジョンソン)
    自称正義のヒーロー:キック・アスとして活動している高校生。
  • ミンディ・マクレイディ(クロエ・グレース・モレッツ)
    亡き父親に正義の暗殺者:ヒット・ガールとして育てられた女子高生。
  • サル・バートリーニ(ジム・キャリー)
    元々ギャングだったが改心し、正義の軍団「ジャスティス・フォーエバー」を結成した人物。
  • クリス・ダミーコ(クリストファー・ミンツ=プラッセ)
    父親を殺したキック・アスに復讐する為に悪の軍団を結成し、自身はマザー・ファッカーと名乗る。

感想(ネタバレ含む)ゲロゲリ棒の原型は実在する

前作から3年が経過。
デイヴは高校の最終学年、ミンディは高校1年生となっています。

今回のデイヴは筋肉ムキムキのマッチョに変貌。
ミンディは身長的にもあまり変わっていない気がするけど、美少女なのは間違いない。

前作 『キック・アス』あらすじ・感想

前作でもデイヴは高校生だったような気がしたので調べてみると、アメリカでは高校4年生が最終学年。
しかも日本と違いアメリカでは高校までが義務教育。

ところで、同じ学校で顔を合わせて親しげに二人が会話している姿を目撃したデイヴの彼女が勘違いして激怒したままそれっきり登場しなかったけど、もしかして別れちゃったのでしょうか?

その辺は不明だけど、キック・アスは「ジャスティス・フォーエバー」の女性メンバーと怪しい関係になっているのでもはや作中での彼女の存在は重要ではないのかも知れない。

それにしても「ジャステス・フォーエバー」の創設者の大佐役がジム・キャリーだったとは驚いた。
実は観終わった後に知りました。
最後までずっと仮面をつけたままだから分からなかった。

前作はビッグ・ダディとヒット・ガールによる悪の組織への復讐にキック・アスが協力するストーリーだったけど、今回は父を殺したキック・アスへの復讐を誓うレッド・ミスト(マザー・ファッカーに改称)が結成した悪の軍団と正義の自警集団「ジャスティス・フォーエバー」の対決がメイン。

マザー・ロシアが恐ろしい

キック・アスが所属する「ジャスティス・フォーエバー」は自発的に集まった集団だけど、悪の軍団は金で雇われただけのならず者集団。

そんな悪の軍団の中で最強キャラなのが身長2メートル近い筋骨隆々の女:マザー・ロシア

たった一人でパトカー5台と乗っていた警官を始末してしまうヤバい女。

うんどん
うんどん

マザー・ロシアって、もしかしてターミネーター?

でも他のメンバーは、悪人というだけで意外と大した事がない小粒ばかりなんですよね。
部下の層が薄いのは金を持っている以外の魅力がないマザー・ファッカーの人望のなさが影響しているのでしょうかね。

ならず者連中を雇う金があったら武器を充実させた方が効率的だと思うけど、参謀役の部下が殺されたので頭の良い人間が周りにいなくなったのかも知れませんな。

マザー・ロシアは元KGB(ロシアのスパイ組織)という経歴なので武器にも精通してそうだけど、本人が殺戮を楽しむだけの人格破綻者だから参謀には向いてなさそう。

そういえば変な爆弾のような物を作っていたけど、アレはどうなったのでしょうか?

何にしても、叔父さん(たぶん父親の兄弟)の忠告を聞いて家業(ギャング)には関わらずに普通に大学に行っておけばよかったのに・・・。

秘密兵器「ゲロゲリ棒」

今作でマザー・ロシア以上に恐ろしかったのが「ゲロゲリ棒」というアイテム。

強制的にその場で嘔吐(ゲロを吐かせる)、さらに下痢(ゲリ)にしてしまうという強力な装置。

アンテナの先が体に触れた次の瞬間に口から噴射、さらにお尻から下品な音が・・・。
超一流のサディスト:ミンディにより、学園の女王蜂グループの三人が犠牲になりました(笑)

女子生徒が公衆の面前でアレを使われたら、確実に転校せざるを得なくなります。

たごやま
たごやま

ゲロはともかく、お尻の方はシャレにならん。
あ~恐ろしい。

しかし一番怖いのは、自分にナメた真似をした相手への復讐とばかりに何の躊躇もなく装置を使ってしまうミンディですよ。

この装置は映画内だけのネタかと思っていたら、米国土安全保障省が真剣に開発しているみたいです。
その名も「LED Incapacitator(インキャパシター)」

さすがに下痢は映画だけのオリジナルだけど、「吐き気を催す波長」を相手の目付近に当てる事により平衡感覚を失わせる効果があるそうな。

現在のアメリカの警察官はテーザー銃(銃型のスタンガン)なんてものを装備しているし、いずれゲロゲリ棒みたいなアイテムも持つようになるのでしょうか。

使い方を考えてみると、コンビニや銀行とかに常備されていたら有効かな。
強盗犯が逃走しようと現場から走り出した次の瞬間、
「うっぷ・・・オロロロロ!」
となる日も近いかも知れない!?

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