長澤まさみ主演『コンフィデンスマンJP プリンセス編』あらすじ・感想 | 用意周到過ぎて逆にウソっぽい(笑)

劇場版2作目となる今作は、世界的大富豪の遺産をめぐる騙し合い。
地上波で放送された連続ドラマやスペシャルドラマ、映画1作目を観ていないと登場人物の関係性がよく分からないと思います。

『コンフィデンスマンJP』の登場人物の人間関係は、テレビ版からずっと追いかけないといけない。

映画第1弾 『コンフィデンスマン JP ロマンス編』あらすじ・感想

『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の詳細情報
  • 公開年  : 2020年
  • 上映時間 : 2時間 4分
  • 監督   : 田中亮
  • キャスト : 長澤まさみ / 東出昌大 / 小手伸也 / 小日向文世 / 織田梨沙 / 関水渚 / 瀧川英次 / 前田敦子 / ビビアン・スー / 白濱亜嵐 / 古川雄大 / 滝藤賢一 / 濱田岳 / 濱田マリ / デヴィ・スカルノ / 石黒賢 / 生瀬勝久 / 竹内結子 / 三浦春馬 / 広末涼子 / 江口洋介 / 柴田恭兵 / 北大路欣也 ほか

『コンフィデンスマンJP プリンセス編』あらすじ

世界有数の大富豪レイモンド・フウが亡くなり、遺言に記された相続人の名前は今まで存在を誰も知らなかったミシェルという隠し子。

10兆円とも言われる遺産をめぐり、伝説の島・ランカウイ島に世界中から詐欺師たちが集結する中、ダー子・ボクちゃん・リチャードの3人もコンゲームに参戦!

【見どころ】大富豪の遺産を狙うダー子達

  • 柴田恭兵が大富豪の執事役
  • 赤星会長がまたまた登場
  • 同じ島に世界中から詐欺師が集結して騙し合いバトルが勃発

【登場人物 / キャスト】赤星会長がダー子達へのリベンジを誓う

  • ダー子(長澤まさみ)
    どんな専門知識も短期間でマスターする天才的な頭脳を持つ。
  • ボクちゃん(東出昌大)
    お人好しで小心者な性格をダー子とリチャードによく利用される大男。
    ダー子とは幼馴染み、リチャードとも旧知の仲とされているが真相は不明。
  • リチャード(小日向文世)
    ダー子・ボクちゃんと組んで行動している詐欺師。
    変装の達人で紳士的な性格だけど、女性に弱い一面がある。
  • 五十嵐(小手伸也)
    いつの間にかダー子達の仲間に加わっていた潜入捜査の達人。
  • モナコ(織田梨沙)
    ダー子の一番弟子。
  • チョビ髭(瀧川英次)
    様々な役柄を演じながら3人の仕事をサポートする、意外と重要な人物。
  • スタア(竹内結子)
    ダー子が敬愛する詐欺師の先輩。
  • ジェシー(三浦春馬)
    ダー子と組んだことがある恋愛詐欺師。
  • 韮山波子(広末涼子)
    かつて夫とラーメン屋を経営していたらしい未亡人詐欺師。
  • コックリ(関水渚)
    亡くなった結婚詐欺師・ウメの娘。
  • ヤマンバ(濱田マリ)
    引き取ったコックリを学校にも通わせず仕事の手伝いをさせている詐欺師。
  • レイモンド・フウ(北大路欣也)
    総資産10兆円といわれる大富豪。
    「遺産は全てミシェルに相続させる。」との遺言を残し他界。
  • ブリジット・フウ(ビビアン・スー)
    フウ家の長女。
  • クリストファー・フウ(古川雄大)
    父の跡を継ごうと必死にビジネスを頑張っているが空回り気味。
  • アンドリュー・フウ(白浜亜嵐)
    フウ家の次男。
  • トニー・ティン(柴田恭兵)
    フウ家に忠誠を尽くし、家の存続のために最善の方法を模索する執事。
  • 赤星栄介(江口洋介)
    公益財団「あかぼし」の会長。
    表向きは慈善家、裏の顔は日本のゴッドファーザーと呼ばれる経済ヤクザ。
    ダー子達に何度も騙されている気の毒な人物。

感想(ネタバレ含む)コックリを拾ってきたダー子

いつもの面々がフウ家の財産を狙うために作戦を練る中で、ダー子が街中で見つけてきたコックリという女の子にミシェルを装ってフウ家に潜入させるという作戦が立てられる。

大富豪の遺産を狙うといっても株や土地など現金以外の財産がほとんどなので、ダー子達は偽ミシェルに相続を放棄させる代わりに手切れ金的なものを頂こうという魂胆。

まあ確かに現実的な作戦ですな。
10兆円の遺産相続を放棄するのだから数十億、もしかすると100億単位で手切れ金が貰えると考えていた訳ですよ。

それにしてもトニー役が柴田恭兵とは意外なキャスティング。
フウ家のために全力を尽くす忠実な執事役はイイ感じでハマっていました。
『あぶない刑事』の時は破天荒すぎる役だったので、ある意味真逆ですね。

それはそうと、コックリが純粋過ぎて色々と作戦を変更せざるを得ない状況になってしまう。

幼い頃から学校にろくに通わせてもらえずに詐欺師のオバサンの手伝いをさせられていた不幸な娘なので、厳しい英才教育にも音を上げずに、それどころかスポンジのようにどんどん物事を吸収していき普通に外国語を喋れるようにまで成長してしまった。

この娘、ヘタしたらダー子以上の天才ではないでしょうか。
しかも心が純粋で優しい性格。

彼女の心がキレイすぎて、詐欺師じゃない私でも眩しくて直視できない(笑)

という事で手切れ金を頂くというドス黒い作戦を諦め、コックリを本物のミシェルとして跡を継がせる作戦に変更。

今作のタイトルは『プリンセス編』ですからね、そりゃコックリにはお姫様になってもらわないと。

因縁の赤星会長が登場

『コンフィデンスマン JP』のテレビシリーズ第1話でダー子達の最初のターゲットなったのが、日本の裏社会を牛耳る男・赤星栄介。

映画第1弾の『ロマンス編』でも盛大に騙されてしまった因縁浅からぬ人物。

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ダー子・ボクちゃん・リチャードの三人は会長から命を狙われているのに、あえて騙しを仕掛けてひと泡吹かせてしまうお約束の相手。

このシリーズに必要不可欠な存在ですね。

それにしても赤星会長、今回も残念でしたな。
また次回もお願いします。

『コンフィデンスマンJP』は映画第3弾の『英雄編』で完結の予定のはずだけど、なんか続編があってもおかしくない雰囲気。

赤星会長の三度目の正直はなるか!?
それともまた盛大にやられちゃうのでしょうか!?
お約束の役回りなので仕方ないですけどね。

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映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』を配信しているサブスク

『コンフィデンスマン JP』はフジテレビで放送されたドラマから始まり、スペシャルドラマや映画が制作されている人気作品。

フジテレビが運営しているサブスク(定額制)動画配信サービス「FODプレミアム」なら関連作品が配信されていて、思う存分『コンフィデンスマン JP』の世界を堪能できます。

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劇場版だけで良い場合は「Amazonプライムビデオ(アマプラ)」でも視聴できますが、見放題ではなくレンタル作品となっている可能性があるので入会前の確認は必須です。

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