劇場版2作目となる今作は、世界的大富豪の遺産をめぐる騙し合い。
地上波で放送された連続ドラマやスペシャルドラマ、映画1作目を観ていないと登場人物の関係性がよく分からないと思います。
『コンフィデンスマンJP』の登場人物の人間関係は、テレビ版からずっと追いかけないといけない。
映画第1弾 『コンフィデンスマン JP ロマンス編』あらすじ・感想
『コンフィデンスマンJP プリンセス編』あらすじ
世界有数の大富豪レイモンド・フウが亡くなり、遺言に記された相続人の名前は今まで存在を誰も知らなかったミシェルという隠し子。
10兆円とも言われる遺産をめぐり、伝説の島・ランカウイ島に世界中から詐欺師たちが集結する中、ダー子・ボクちゃん・リチャードの3人もコンゲームに参戦!
【見どころ】大富豪の遺産を狙うダー子達
- 柴田恭兵が大富豪の執事役
- 赤星会長がまたまた登場
- 同じ島に世界中から詐欺師が集結して騙し合いバトルが勃発
【登場人物 / キャスト】赤星会長がダー子達へのリベンジを誓う
感想(ネタバレ含む)コックリを拾ってきたダー子
いつもの面々がフウ家の財産を狙うために作戦を練る中で、ダー子が街中で見つけてきたコックリという女の子にミシェルを装ってフウ家に潜入させるという作戦が立てられる。
大富豪の遺産を狙うといっても株や土地など現金以外の財産がほとんどなので、ダー子達は偽ミシェルに相続を放棄させる代わりに手切れ金的なものを頂こうという魂胆。
まあ確かに現実的な作戦ですな。
10兆円の遺産相続を放棄するのだから数十億、もしかすると100億単位で手切れ金が貰えると考えていた訳ですよ。
それにしてもトニー役が柴田恭兵とは意外なキャスティング。
フウ家のために全力を尽くす忠実な執事役はイイ感じでハマっていました。
『あぶない刑事』の時は破天荒すぎる役だったので、ある意味真逆ですね。
それはそうと、コックリが純粋過ぎて色々と作戦を変更せざるを得ない状況になってしまう。
幼い頃から学校にろくに通わせてもらえずに詐欺師のオバサンの手伝いをさせられていた不幸な娘なので、厳しい英才教育にも音を上げずに、それどころかスポンジのようにどんどん物事を吸収していき普通に外国語を喋れるようにまで成長してしまった。
この娘、ヘタしたらダー子以上の天才ではないでしょうか。
しかも心が純粋で優しい性格。
彼女の心がキレイすぎて、詐欺師じゃない私でも眩しくて直視できない(笑)
という事で手切れ金を頂くというドス黒い作戦を諦め、コックリを本物のミシェルとして跡を継がせる作戦に変更。
今作のタイトルは『プリンセス編』ですからね、そりゃコックリにはお姫様になってもらわないと。
因縁の赤星会長が登場
『コンフィデンスマン JP』のテレビシリーズ第1話でダー子達の最初のターゲットなったのが、日本の裏社会を牛耳る男・赤星栄介。
映画第1弾の『ロマンス編』でも盛大に騙されてしまった因縁浅からぬ人物。
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ダー子・ボクちゃん・リチャードの三人は会長から命を狙われているのに、あえて騙しを仕掛けてひと泡吹かせてしまうお約束の相手。
このシリーズに必要不可欠な存在ですね。
それにしても赤星会長、今回も残念でしたな。
また次回もお願いします。
『コンフィデンスマンJP』は映画第3弾の『英雄編』で完結の予定のはずだけど、なんか続編があってもおかしくない雰囲気。
赤星会長の三度目の正直はなるか!?
それともまた盛大にやられちゃうのでしょうか!?
お約束の役回りなので仕方ないですけどね。
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』を配信しているサブスク
『コンフィデンスマン JP』はフジテレビで放送されたドラマから始まり、スペシャルドラマや映画が制作されている人気作品。
フジテレビが運営しているサブスク(定額制)動画配信サービス「FODプレミアム」なら関連作品が配信されていて、思う存分『コンフィデンスマン JP』の世界を堪能できます。
劇場版だけで良い場合は「Amazonプライムビデオ(アマプラ)」でも視聴できますが、見放題ではなくレンタル作品となっている可能性があるので入会前の確認は必須です。