『るろうに剣心 伝説の最期編』あらすじ・感想 | 比古清十郎役の福山雅治が意外とハマっている

るろうに剣心 伝説の最後編
『るろうに剣心 伝説の最期編』の詳細情報

公開年  : 2014年
上映時間 : 2時間 15分
監督   : 大友啓史
キャスト : 佐藤健 / 武井咲 / 伊勢谷友介 / 青木崇高 / 蒼井優 / 神木隆之介 / 土屋太鳳 / 田中泯 / 宮沢和史 / 小澤征悦 / 滝藤賢一 / 三浦涼介 / 丸山智己 / 高橋メアリージュン / 福山雅治 / 江口洋介 / 藤原竜也 ほか

『るろうに剣心 伝説の最後編』登場人物(キャスト)

緋村剣心(佐藤健)
かつて人斬り抜刀斎と恐れられた伝説の暗殺者。
意識を失い海岸に流れ着いていたところを比古清十郎に救われる。

比古清十郎(福山雅治)
剣心に飛天御剣流を教えた師匠。

神谷薫(武井咲)
志々雄の船から海に突き落とされ行方不明。

明神弥彦(大八木凱斗)
神谷道場の門下生兼居候。

相楽左之助(青木崇高)
剣心に加勢するために京都にやって来た喧嘩屋。

高荷恵(蒼井優)
京都に行った薫たちに代わって神谷剣術道場の留守を預かる医者。

四乃森蒼紫(伊勢谷友介)
隠密御庭番衆の御頭。
明治維新後に修羅と化し、最強の称号を得るために剣心を探し続けている男。

巻町操(土屋太鳳)
旧幕府の隠密御庭番「京都探索方」の一員。
蒼紫を慕っている。

翁 / 柏崎念至(田中泯)
表向きは京都の料亭兼旅籠「葵屋」の主人、本当の正体は御庭番京都探索方の頭領。
巻町操の育ての親。

斎藤一(江口洋介)
明治政府で警察官として働く元新撰組三番隊組長。

伊藤博文(小澤征悦)
暗殺された大久保利通の跡を継いだ内務卿。

志々雄真実(藤原竜也)
剣心の後継者として影の人斬りをしていた男。
自分を裏切った明治政府への復讐のために国盗りを目指す。

駒形由美(高橋メアリージュン)
志々雄の愛人兼世話役の元遊女。
通称・夜伽の由美。

▽ 志々雄真実直属の精鋭部隊・十本刀 ▽
佐渡島方治(滝藤賢一)
志々雄に心酔している頭脳明晰で参謀的存在の男。
通称・百識の方治。

瀬田宗次郎(神木隆之介)
志々雄が育てた天才剣士。
通称・天剣の宗次郎。

沢下条張(三浦涼介)
刀剣収集が趣味の関西人(伝説の最後編には未登場)
通称・刀狩の張。

悠久山安慈(丸山智己)
明治政府を憎む破戒僧。
通称・明王の安慈。

魚沼宇水(村田充)
盲目であるが異常聴覚を駆使して相手の心理を読む「心眼」の使い手。
通称・盲剣の宇水。

原作で人気の斎藤との一騎打ちシーンが大幅に変更されて瞬殺される(笑)
【宇水】:「何が可笑しい!!」

▼本編で存在の確認が難しい十本刀の面々
本条鎌足(屋敷紘子)
原作では巨大な鎌を振り回すお姉さん(?) 
通称・大鎌の鎌足。

刈羽蝙也(原勇弥)
原作では極限まで体重を絞り自由自在に宙を舞う「飛空発破」の使い手。 
通称・飛翔の蝙也。

夷腕坊(山田崇夫)
原作では何を考えているのか分からない巨漢。 
通称・丸鬼の夷腕坊。

才槌(島津健太郎)
原作では常に不二と共に行動する小柄な老人。 
通称・破軍(甲)の才槌。

不二(山口航太)
原作では才槌と破軍コンビを組む大男。 
通称・破軍(乙)の不二。

あらすじ | 原作と大きく違う

自分に剣術を教えてくれた師匠・比古清十郎の家で目を覚ました剣心は、志々雄を倒すために飛天御剣流の奥義の伝授を願い出る。

一方、「煉獄」は東京湾に到着。
志々雄は大久保利通の跡を継いだ内務卿・伊藤博文に対して剣心の公開処刑を要求し、明治政府は緋村剣心を指名手配する。

感想(ネタバレ含む) | 志々雄が化け物過ぎる

前作「京都大火編」で志々雄の船が原作通りに沈没しなかった時点で、映画オリジナルの展開に突き進んでいくことに。
どうしてこうなったのか、ツッコミどころが多々あります。

志々雄たちの船「煉獄」は原作では京都で沈没してしまうはずなのに、映画では東京湾に無事到着。

本来であれば左之助がいい仕事をするはずなのに、映画では剣心が単体で乗り込んだ挙句に薫が海に突き落とされて救出しようと剣心も飛び込んだけれど、結局二人とも気を失って別々の場所に流れ着いてしまう。

ちなみに煉獄の船上には十本刀も乗っていて、さり気なく宇水さんらしき人物も。

そもそも薫が宗次郎に誘拐されて人質になった時点で原作とは違う訳ですよ。
この辺から「伝説の最後編」にかけては完全に映画独自の展開。

師匠に助けられた剣心

海に落ちた薫を救出できなかった剣心は自分も溺れて海岸に流れ着いて、目を覚ましたのは三日後。
死にかけとるがな。
もしかしこの人、カナヅチなんやろか?
いわゆる古式泳法のようなものは習得していなかったのかも知れない。

「京都大火編」の最後のシーンで剣心を担いで運んでいた謎の人物は比古清十郎。
剣心という名前を与えて飛天御剣流を教えた師匠。
元々は心太(しんた)という名前だったけど、この人に改名させられた。

原作では筋肉ムキムキの厳つい感じだったけど映画では体つきは普通。
でも福山雅治が演じている比古清十郎は威厳があってイイ感じに仕上がっている。

剣心は志々雄打倒の為に師匠に奥儀の伝授を願い出る。

だいたい修行のシーンで3分の1くらいの時間が使われます。
本来は瀕死の状態になって奥儀を伝授するはずなのに、剣心が修行を終えた旅立つ時にはピンピンしている師匠。

これならもっと他に作って欲しいシーンがあったのに・・・。

ようやく抜刀斎に巡り合えた御頭

今回ようやく人斬り抜刀斎こと緋村剣心に会うことが出来た四乃森蒼紫。
実に10年の歳月をかけて日本中を探し回った末に念願の対面。

隠密のくせに人探しは苦手な御頭。

最終的に師匠から伝授された奥儀を出すまでもなく、剣心に逆刃刀で叩きのめされてアザだらけになってしまった蒼紫。
まあ普通なら切り刻まれて命を落としているところだけど、そこは逆刃刀で助かりましたね。
実質、鉄の棒でシバき倒されたようなものでしょうか。

ただ翁が・・・これもまた原作にはない展開。
このシーンは別にオリジナリティを出さなくても良かったのに。

十本刀の扱いが雑

「京都大火編」で警察に捕まった“刀狩の張”以外は、方治、宗次郎、安慈、そして宇水さんにかろうじて見せ場があっただけで、他の十本刀のメンバーに至ってはどこにいたのかもよく分からん。

役者さんがキャスティングされているので画面に映っていたとは思うけど、存在感が無さ過ぎて無駄遣い以外の何者でもない。

目立たなかったメンバーは個性的なキャラクターばかりなので、実写でどう描くのか難しくて最終的に適当な扱いになった感じがする。

斎藤と宇水さんの一騎打ちなんて観たい人がいっぱい居たはずなのに、浜辺で乱戦中に一瞬だけ剣を交えて瞬殺って・・・。

ティンベーとローチンの基本戦術を披露する機会も与えられずに、無慈悲に葬られた宇水さん。
せめて、「何が可笑しい!!」が聞きたかった。
これが有ると無いのとでは色々な意味で大違いですよ。

そして左之助と安慈の戦い。
アイツら何しとんねん。
コチョコチョ攻撃してる場合か!
本当に原作とは大きく違って残念な点が多い。

船内戦を斎藤vs宇水にして、左之助と安慈の戦いを浜辺にした方が良かった気がする。
そうすればあの名シーンを再現できたはず。

志々雄の秘剣がカッコ良い!

最終決戦は東京湾に浮かぶ「煉獄」の中。
志々雄真実が繰り出す秘剣・焔霊ほむらだまが実写化されるとめちゃくちゃカッコ良い。
ひと振りごとに太刀筋に沿って発火する技。

でも「オラッ」、「オルラァ!」と刀を振るうごとにイチイチうるさい(笑)

「煉獄」が東京湾に到着した時点で原作とは大きくかけ離れているのでツッコミどころ満載だけど、もしかすると原作通りに上手く再現できないシーンを無理やりオリジナルに差し替えているのかも知れない。
そもそも伊藤博文は原作には出てこない。
後の日本の初代総理大臣なんですがね。

最終着地点は原作に沿ってはいるものの、剣心と志々雄との戦いは途中で斎藤さんが登場して、今度は左之助が乱入して、最後は「抜刀斎を倒すのは俺だ!」と御頭がベジータ風に参戦。

最後の戦いは4対1の構図でまだ志々雄の方がちょっと優勢。

志々雄、完全に化け物やないか。

そして演じている藤原竜也がスゴ過ぎる。
怪演というのでしょうか、頭脳明晰な人物や自堕落な男、警察官、変な超能力者、犯人役まで様々な役になり切ってしまう本当に凄い役者さんだと思います。

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最終章となる第4・5作目も前後編の二部構成

緋村剣心の最後の戦いは『The Final』、『The Beginning』で終了。
「追憶編」と「人誅編」が元になっています。

公開は2021年のゴールデン・ウィークから。

アニメはAmazonプライムビデオで配信されているので、興味のある方は原作漫画や実写映画と比較しながら観てみるのも楽しいのではないでしょうか。

そして斎藤と十本刀の宇水さんの戦いはぜひ原作漫画で楽しんで頂きたい。

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