『一度死んでみた』あらすじ・感想 | 優しい死神・火野さん

『一度死んでみた』の詳細情報

公開年  : 2020年
上映時間 : 1時間 33分
監督   : 浜崎慎治
キャスト : 広瀬すず / 吉沢亮 / 堤真一 / リリー・フランキー / 小澤征悦 / 嶋田久作 / 木村多江 / 松田翔太 / 加藤諒 / でんでん / 柄本時生 / 前野朋哉 / 清水伸 / 遠山大輔 / 西野七瀬 / 城田優 / 原日出子 / 真壁刀義 / 本間朋晃 / 野口聡一 / 佐藤健 / 池田エライザ / 志尊淳 / 古田新太 / 大友康平 / 竹中直人 / 妻夫木聡 ほか

『一度死んでみた』登場人物(キャスト)

野畑七瀬(広瀬すず)
デスメタルバンド「魂ズ」のボーカルを務める大学生。
父親の事が疎ましく、現在でも反抗期が継続中。

野畑計(堤真一)
野畑製薬の社長。
社内に存在する企業スパイをあぶりだす為に「ジュリエット」を服用して仮死状態になる。

野畑百合子(木村多江)
七瀬の母であり計の妻。
5年前に他界。

松岡卓(吉沢亮)
計の秘書。
恐ろしく影が薄く、存在感が無さ過ぎる男。

影の薄さを逆手に取り、計から七瀬の見張り番に命じられている。

渡部(小澤征悦)
経営状態が芳しくない野畑製薬に雇われた経営再建のプロ。
どことなく怪しい男。

田辺(嶋田久作)
野畑製薬のライバル企業・ワトスン製薬の社長。
計とは若い時に同じ研究室で先輩後輩の間柄。

火野(リリー・フランキー)
仮死状態になった計を天国へ案内するためにやって来た死神。
三途の川を渡る為のボートはスマホで手配。

藤井(松田翔太)
2日間だけ仮死状態になる薬「ジュリエット」を発明した野畑製薬の研究員。

オタク(加藤諒)
「魂ズ」の熱烈ファン。

支配人(妻夫木聡)
「クラウンホテル」の支配人。
ホテルで開催予定の「魂ズ」のクリスマス・ ミサがどう見ても葬儀にしか見えなくて終始怪しむ。

あらすじ | 死神と一緒に娘を観察する父

若返りの薬「ロミオ」を開発中の製薬会社社長・野畑計はライバル企業から送り込まれたスパイを炙り出すために、偶然できた2日間仮死状態になる薬「ジュリエット」を服用する。

この情報を知ったライバル会社の社長は、計を永遠に亡き者にするために悪巧み。

一方、計の娘の七瀬は父を救う為に奔走する。

感想(ネタバレ含む) | ジュリエットを本格的に作りなさいって!

野畑製薬という会社は若返りの薬の研究で業界をリードしている。
そしてライバル会社ワトスン製薬の社長は、野畑製薬の買収を画策。

画期的な製品を開発しているにもかかわらず、資金難でライバル企業に買収されて技術を持って行かれる事例は良くある話ですね。

しかし社長の野畑計は毅然とした態度で提案を拒絶する訳ですよ。
強気の背景には経営再建のプロ・渡部を雇ったという事があるみたいだけど、この男がまた怪しい事この上ない。
早い段階で本性を現すんですがね。

この話の本筋は誰が裏切り者とかそういう事ではなくて、若返りの薬の研究の過程で偶然できた副産物「2日間仮死状態になる薬」を飲んだ計が生き返る前にライバル会社によって火葬されてしまうのを阻止する事。

そのために計の娘である七瀬と計の秘書の松岡が協力して色々と動きます。

2日後に生還する父を救いたい娘と、計を火葬して会社を乗っ取りたいライバル企業の戦い。

「ロミオ」より「ジュリエット」の方がスゴイのでは!?

若返り薬「ロミオ」の開発をめぐって製薬会社同士でせめぎ合いをしているのだけど、2日間仮死状態になった後に何事も無かったかのように生き返る薬「ジュリエット」の方が圧倒的にスゴイ気がする。

「ロミオ」はまだ(表向き?)研究中だけど、「ジュリエット」に関しては完成品に近い。
生還した時に低酸素状態になっているとかそんな真面目な話は抜きにして、闇の業界から問い合わせが殺到しそう(笑)
死を偽装できる薬ですよ!?

使い道はいくらでもある!
絶対ロミオよりジュリエットの方がスゴイって!!

あの世への水先案内人と人生について語らう

計は社内の情報がライバル企業に漏れている事を察知し、スパイを炙り出すために研究員の藤井が偶然生み出した薬「ジュリエット」を飲んで表向き故人となる。

死神の火野さんは計が生き返るという事を知らなくて、普通に三途の川を渡る為のボートの手配を進める。
ちなみに看板を見ると「三途の川」は一級河川に分類されているようです。

二級河川は都道府県が管理している川、一級河川は国が管理している川。
どうせなら特級河川とかにした方が面白かったのに。
まあどうでも良い話ですが。

迎えに来た火野さんと霊体の計は色々と話をするのだけど、「どうして人は先に後悔が出来ないのか?」という話題に。

後悔先に立たず」ということわざがありますが、先に後悔なんてしようが無いですからね。
始まってもいない事柄に対して何を悔いるのかという事になる。

そもそも悔いのない人生を送っている人なんて、居ないのではないでしょうか。
絶対に何かしら有るはずなんですよ、絶対に。

逆に過去の事柄を反省しない人はダメですよね。
やりたい放題の人生を送った人は、たぶん火野さんに地獄へ案内されます。

反抗期の娘・七瀬の本音

5年前に母を亡くし、現在は父の計と二人暮らしの娘・七瀬。
大学生になった現在でも反抗期が続いている感じで、父親をクサイといって敬遠。

しかしですよ、表向き反抗期でも父親が亡くなったと知った時は大きなショックを受けて呆然。
まあその後に松岡の失態で事情を知る事になりますが。

本音と建て前ってやつですね。
本心では父と仲良くしたいけど、表立って態度には出せないというね。

そんな七瀬がライバル企業に火葬されそうになっている父を救う為に松岡と一緒に走り回るのだけど、この様子を死神と一緒になって計が観察。

火野さんと計の会話が色々と心温まる内容が多くて、ちょっとホッコリ。

霊体になった時に事情を理解してくれる火野さんのような死神が担当じゃなければ絶望的だけど、「ロミオ」なんかより絶対に「ジュリエット」の方が何倍も素晴らしい薬ですよね。

自分が霊体になって周囲を観察してみると、悪口しか聞こえてこない可能性もありますけど。

『一度死んでみた』は出演者が豪華!

竹中直人が似合い過ぎるお坊さんの役、さり気なく出演している佐藤健、イケメン過ぎる警備員の城田優など、短時間だけど様々な俳優が贅沢に出演。

この作品の監督はCMの「au三太郎シリーズ」を手掛けている浜崎慎治。
この作品が映画初監督だそうな。

それにしても経営再建のプロとして野畑製薬に雇われた渡部を演じた小澤征悦(おざわゆきよし)は良い仕事をしますね。
スゴイのか大した事ないのか分からない怪しい役が良く似合います(笑)

『一度死んでみた』の原作小説

映画はコメディだったけど、小説は父と娘がお互いの本音を知ってホロッとするシーンがあるハートフルな内容。
基本コメディですけどね。

※諸事情で取り扱いが停止になる事があります。

■ Amazon プライムビデオで他の人の感想を読む >>

※作品評価のの横の数字をタップまたはクリック。
※諸事情で配信が停止になる場合があります。

タイトルとURLをコピーしました