『星の王子ニューヨークへ行く2』あらすじ・感想 | 床屋の面々も健在

『星の王子ニューヨークへ行く2』の詳細情報

公開年  : 2021年
上映時間 : 1時間 50分
製作国  : アメリカ合衆国
監督   : クレイグ・ブリュワー
キャスト : エディ・マーフィ / アーセニオ・ホール / ジャーマイン・フォウラー / レスリー・ジョーンズ / キキ・レイン / シャリ・ヘッドリー / ジョン・エイモス / トレイシー・モーガン / ウェズリー・スナイプス / ジェームズ・アール・ジョーンズ / モーガン・フリーマン 他

『星の王子ニューヨークへ行く2』 登場人物(キャスト)

アキーム・ジョフィ(エディ・マーフィ)
ザムンダ王国の王子。
余命わずかな父親(国王)から、息子の存在を知らされる。

今回も一人4役。

  • ランディ・ワトソン
    ソウルバンド:セクシャル・チョコレートのボーカル
  • クラレンス
    床屋の店主
  • ソール
    クラレンスの店の常連客

セミ(アーセニオ・ホール)
アキームの親友にして補佐役。
30年前のニューヨークにて、王子の嫁探しの際にやらかしていた事が判明。

この人も一人4役。

  • モーリス
    床屋の従業員
  • ブラウン牧師
    教会のセクハラ牧師
  • ババ
    ザムンダ王国に古くから仕える呪術師的な存在

リサ(シャーリー・ヘドリー)
アキームがニューヨークで出会い、妻として迎えた女性。

ミカ(キキ・レイン)
アキームとリサの娘(三姉妹の長女)。

ラヴェル(ジャーメイン・ファウラー)
アキームの息子(婚外子)。

メアリー(レスリー・ジョーンズ)
ラヴェルの母親。
30年前にアキームと関係を持った人物。

クリオ・マクドゥーウェル(ジョン・エイモス)
リサの父親でありアキームの義父。
経営しているハンバーガーショップはザムンダ王国にも支店を出店している。
秘かにマク〇ナルドの管理マニュアルを隠し持っている。

イジー将軍(ウェズリー・スナイプス)
30年前に王様が決めたアキームの婚約者だった女性の兄。
隣国の指導者という立場もあり、アキームの命を狙っている。

イマニ・イジー(ヴァネッサ・ベル・キャロウェイ)
アキームの元婚約者。

ジョフィ・ジャファ王(ジェームズ・アール・ジョーンズ)
アキームの父親であり、現ザムンダ王国の王。
王妃は既に亡くなっている。

あらすじ | アキームに息子の存在が発覚!

アキーム王子がリサを妻に迎えてから30年の月日が流れた。
その間に三人の娘が生まれ幸せに暮らしていたが、ザムンダ王国の王位継承は男系のみという決まりになっている。

ある日、命の灯が尽きようとしている父でもある現国王から自身の息子の存在を知らされたアキームは、孫を皇太子として迎えたいという父の願いを尊重し、側近のセミと共に再びニューヨークに降り立つ。

感想(ネタバレ含む) | 長いものに巻かれてしまったアキーム

前作から実際に30年が経過してから公開された続編。
しかも主要な出演者がみんな続投という嬉しい演出。
でも何だか最近、こういう感じの続編が増えましたね。

もしかしてハリウッドはネタ不足に陥っているのかな!?

まあ面白けりゃ別に何でも良いのですがね。

アキームが暮らすザムンダ王国では男系しか王位継承が認められてこなかった関係で、リサとの間に娘しか居ない彼は少し肩身の狭い思いをしている訳です。

伝統とはいえ、こういうのは時代と共に臨機応変に対応していかないと、いつかは行き詰ってしまうものだと思います。
そういえば我が国ニッポンも同様の問題を抱えていますね。

そこで今回の続編は、何とアキーム自身も存在を知らなかった息子が登場。
かなり無理やり感がありますが、30年前のニューヨーク滞在中に事件は起こっていたみたいです。

セミがナンパした女性の中に・・・

当時ニューヨーク中のバーを回ったにもかかわらず理想の女性と巡り合えなかった中で、セミが適当にナンパした女性の中に性欲旺盛な野獣がいて、アキームは変な煙を吸わされて意識がもうろうとなっている間にヤられちゃっていた模様。

ニューヨークって怖いところですな(笑)

アキームの命を狙うイジー将軍

物語の最初の方で父親である王様が天国に旅立ってしまったので、今作のアキームは王に即位してから色々と立ち回るのだけど、面白いのが隣国の指導者のイジー将軍ですよ。

前作で父親が勝手に決めたアキームの婚約者の兄に当たる人物だそうで、今作では自分の息子をアキームの娘に嫁がせて豊かなザムンダ王国の富を得ようと画策。
もしそれが実現しないのならばアキーム王子を亡き者にしてでも、と物騒な考え方を持っているヤバい男。

映画に出てくるのは仮想の国だけど、アフリカ大陸の国々は本当に部族社会が今でも続いている感じで、その風習は中東とはまた違うイメージで特有の問題があるのでしょうね。

南アフリカ共和国は白人が入り込んで西洋諸国との関わりが深くなって発展したけど、大陸内部の国々は謎が多い印象。
アフリカのサッカーチームは国際大会で呪術師を連れて行ったりすると聞いた事があるけど、未だに独特の風習が継承されていて、外部の者を拒んでいる感じですかね!?

とはいえ、イジー将軍が率いる軍は部族の踊りで兵の戦意を高揚させつつも、装備しているのは西洋諸国から仕入れたであろう銃火器類。

そもそも将軍自身が西洋風の軍服を着ている時点で、臨機応変に外国の文化を取り入れているという事でしょうか。

まあコメディ映画なのでそこまで真面目に考える必要は無いのですがね。

そういえばザムンダ王国にも呪術師らしき人物がいて、政治的なアドバイスをしているようです。
ちなみに演じているのはセミ役のアーセニオ・ホールが掛け持ちで(笑)

たごやま
たごやま

お約束とはいえ、今回は呪術師か・・・
前作ではセミそのものの女装キャラをやっていたし、エディ・マーフィよりもこの人の掛け持ち役のキャラが面白すぎる。

息子と昔の自分を照らし合わせるアキーム国王

この作品は国王となったアキームがニューヨークから連れ帰った息子のラヴェルに対しての接し方がポイント。

結局この30年間で自分自身も古いしがらみにとらわれて、歴代の王と同じような考え方を持つようになってしまった。
若い頃に抱いていた悪しき風習を変えたいという思いを忘れてしまい、逆に伝統を守らなければならないという頭でっかちの王様になった訳ですな。

あのアキームも結局は長いものに巻かれてしまったという悲しい現実。

ある意味で大人になるとはそういう事かも知れないけど、なんだかなぁって話ですよ。

最後にアキームはある行動に出るのだけど、この時に背中を押してくれたのが義父のマクドゥーウェルさん。
それはそうと、このオッサンの店は本家マク〇ナルドからのパクリ疑惑が未だに払拭されていないグレーゾーンの状態で営業を続けている模様。

でもザムンダ王国内ならやりたい放題できるのかも知れませんね。
もちろん本家の進出は完全拒否の方向で。
良いポジションを手に入れましたな。
あとは本家のマニュアルを所持している事がバレないように上手く隠さないと。

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今回の続編は前作を観た後じゃないと魅力が半減します。
そして第1作目『星の王子ニューヨークへ行く』を観た後に、あまり時間を置かずに続編を観た方がより楽しめます。

嘘か真実か、エディ・マーフィ自身がさらなる続編に対する意欲を持っているのだとか。
でも年齢的にはもう本人が還暦越えで他のオリジナルキャストもみんな年齢を重ねているので、制作するならできるだけ早い段階でやって欲しいですね。

特にマクドゥーウェル氏が元気なうちに(笑)

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