映画『知らなすぎた男』あらすじ・感想 | 最後までゲームだと信じて疑わなかった男

『知らなすぎた男』の詳細情報

公開年  : 1997年
上映時間 : 1時間 34分
製作国  : アメリカ合衆国・ドイツ
監督   : ジョン・アミエル
キャスト : ビル・マーレイ / ピーター・ギャラガー / ジョアンヌ・ウォーリー / アルフレッド・モリーナ 他

『知らなすぎた男』登場人物(キャスト)

ウォレス・リッチー(ビル・マーレイ)
演劇体験ゲーム「ライブ劇場」に参加しているつもりの勘違い男。

ジェイムズ・リッチー(ピーター・ギャラガー)
兄の為に「ライブ劇場」に参加を申し込んだウォレスの弟。

ローリー(ジョアンヌ・ウォーリー)
諜報機関のヤバイ秘密を知る女性、ウォレス視点では女優。

ボリス・ブラバスキー(アルフレッド・モリーナ)
ロシアの諜報員、ウォレス視点では本物の役者。

あらすじ | 本気でゲームだと思っている鈍感すぎる男

アメリカから弟を訪ねてロンドンにやって来た男が、弟の大事な商談が終わるまで素人がプロの役者達のサポートを受けながら楽しむ演劇体験ゲーム「ライブ劇場」に参加することに。
元々役者志望だった彼は大喜び。

指定された場所に行きゲームスタートの合図となる公衆電話にかかってきた電話に出てみると、何故か本物の諜報機関からの連絡。
しかし男はそれを芝居だと思い込み、教えられた住所に向かってしまう。

ここから英露の諜報機関を巻き込んだ大騒動が始まる!

感想(ネタバレ含む) | 本当はただのレンタルショップ店員なのに

まずビル・マーレイが演じる主人公のウォレスは、米国アイオワ州にあるレンタルビデオ屋の店員。
イギリスで銀行員をしている弟を訪ねたのは、自身の誕生日を祝って貰う為。

自宅での大事な商談を控えたタイミングで能天気な兄に同席されては困る弟が厄介払い的にゲームに参加する費用を支払い、兄にプレゼントという形で無理矢理ライブ劇場に参加させる。

そもそもどうして諜報部が暗躍しているのかというと、イギリスとロシアの間で平和協定が締結されようとしていて、そうなってしまうと彼らにとって都合が悪いようです。

国同士は融和的な関係を築こうという感じなのに、英露の諜報機関が協力して阻止しようとしている構図。
自分たちの仕事が無くなることに危機感を覚えているのかも知れない。
恐ろしい事に冷戦を復活させたいような思惑も見え隠れ。

英国諜報機関からの電話に出てしまったのが始まり

ゲームの開始時刻と諜報機関から殺し屋にかかってくる電話の予定時刻が同じで、しかも同じ公衆電話。
そして電話に出てしまったのがウォレス。

電話口の男が米国訛りな事に違和感を感じながらも、用件を伝える英国諜報部。

ウォレスは目の前に現れる人物が全員役者だと思っており、椅子に本物の死体が座っていても演技だと信じて疑わず、ピクリとも動かない様子にさすがはプロの役者と感心する。

全く疑う事を知らない男・ウォレス。
まず最初に自分はライブ劇場の参加者であるという前提条件があって、ある意味ではそれが暗示のように作用している感じですね。

電話で指示された先の家でローリーという女性が登場して最初はどういう立ち位置なのか分からなかっけど、どうやら諜報機関の陰謀を知っていて命を狙われている模様。
国防大臣の愛人的なポジション?
それで偶然秘密を知ってしまった感じでしょうか。
ちなみに大臣も平和協定は阻止したい立場。
諜報部とは繋がっている。

ローリーの事もゲームの登場人物だと思い込み、彼女の問いに対して役になりきり演技をするウォレス。

相手は命の危機を感じて本気で話しているのに、ウォレスはずっと演技だと勘違いしたまま。
本物の銃を自分で何発か撃っているのに、どうして気付かないのか(笑)

諜報機関側は本気で追跡して命を狙っているのに能天気にカーチェイスを楽しんだり、自白剤を打たれて本当の事を話しているのに相手が勝手に口の硬い男だと勘違いしたり、英露の諜報機関から完全に凄腕認定されるウォレス。

ただ彼はゲームだと思って純粋に楽しんでいるだけなのに。

オープニングで何者かがロシアの民芸品であるマトリョーシカに何やら細工をしているシーンがあり、そのマトリョーシカを利用して陰謀を企んでいた諜報機関ですが、最後は・・・という事ですよ。

最後の最後まで全てがゲームだと思い込んでいるウォレス。
結局、催眠術にかかって解除されないままの人みたいになっています。

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ビル・マーレイの隠れた名作

ビル・マーレイといえば『ゴースト・バスターズ』が代表作だけど、他にも色々と見ていて楽しいコメディ系の作品が多数。

傲慢で守銭奴のテレビ局の社長の前に3人の亡霊(ゴースト)が現れ、それぞれに過去・現在・未来の自分の姿を見せられて人生を見つめ直していくファンタジーコメディ
『3人のゴースト』

田舎町でタイムループに陥った気象予報士のロマンティックコメディ
『恋はデジャ・ブ』

そしてゴーストバスターズの最新作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が個人的に見てみたい作品。
前2作同様のピーター・ヴェンクマン博士役で登場するのだとか。
さすがに主役は孫世代の若い兄妹ですけど。

その前にまず前2作を復習しないと。
そういえば女性版の『ゴーストバスターズ』もありますね。

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