映画『トランザム7000vs激突パトカー軍団』感想とサブスク情報

前作『トランザム7000』から雰囲気が変わり、カーチェイスよりも人間模様がメインで描かれる。

今回も職権乱用を極めるジャスティス保安官は健在でやりたい放題！

『トランザム7000vs激突パトカー軍団』の詳細情報

『トランザム7000vs激突パトカー軍団』あらすじ

今回テキサスの大富豪親子からの依頼で輸送する荷物はメスの象。

バンディット逮捕に執念を燃やすジャスティス保安官の追跡をかわしながら、無事に届けられるのか!?

前作と同様に今回も大金持ち親子に荷物の輸送を依頼されるバンディット達。

金持ち親子の父親はテキサス州知事の座を狙っているみたいで、輸送する「象」は有力者に送る賄賂的な意味を持っている感じだけど、どうして動物の象なのだろう？

あまり深く考えて観る作品ではないので「象」はどうでも良いけど、前作は全体的にカーチェイスがあって楽しかったのに今作は人間模様が中心で少し路線変更。

キャリーに振られて酒浸りになったバンディットが自信を取り戻すまでが描かれる。
とはいえコメディ作品なので別に感動するほどのものではありません。

ハッキリ言って1作目の方が圧倒的に面白かったけど、ジャスティス保安官との攻防は相変わらずなのでその点は楽しめた。

前作でバンディットに出し抜かれたジャスティス保安官は射撃の腕が百発百中だったり親戚の警察関係者を応援に呼んで100台以上のパトカー軍団を結成するなど、なかなかの実力者だった。

たごやま

地元の仕事そっちのけで管轄外の州にパトカーを集結させるとか、やりたい放題やな。

父親と同じく保安官をしている息子が助手としてパトカーの隣に座っているのだけど、間抜けというかバカそのもの。
頭の切れる父親からは種違い疑惑を持たれている。

隣に息子が乗っていなくてジャスティス保安官が一人でバンディット達を追跡していたら、もしかすると逮捕できていたかも知れない。

でもバカ息子と保安官の親子コントはこの作品の大きな魅力なので、ジュニアの存在は外せませんけどね。

調べてみるとアメリカの保安官は選挙で選ばれるそうで、警察官とは別。
警察署長の部下として警察官がいるのと同様に、保安官の下に専属の部下がいます。

ジャスティス保安官て、地元の有力者だったんですね。

今作のタイトルにもなっているパトカー軍団とは、ジャスティスが呼び寄せた応援部隊。
ジャスティスの兄と弟も別の地域で保安官をしていて、部下を連れて駆けつけてきた。

この一族は完全に組織を私物化しているけど、地元住民から怒られないのかな？

2作目はカーチェイスが大幅に減ってB級コメディ路線になった影響でがっかり感の大きい作品になってしまったけど、唯一パトカー軍団とスノーマンが連れてきたトラック軍団との衝突は見応えがあった。

パトカーとトラックが戦っても結果は目に見えているけどこのシーンは子供が観ると結構喜ぶかもしれない。
逆に言うとそれ位しか観るべきシーンが無かったのが残念。
約100分の収録時間の中で見どころは10分くらいでしょうか・・・。

2作目で気付いたのは、スノーマンが意外と常識人だったという事（笑）

そもそも今回の輸送品はなぜ「象」なのか、キャリーは何故ジュニアと再び結婚をしようとしていたのか、そして今回は何の容疑で保安官はバンディットを追っていたのか。

とにかく訳が分からない事だらけで、最後は何となくハッピーエンド。

たごやま

1作目は軽快な音楽と共に疾走するトランザムとジャスティス保安官とのカーチェイスが面白かったけど、続編は残念ながら失敗の部類に入るかな・・・。

『トランザム7000』と今回の続編は「Amazonプライムビデオ」で視聴しましたが、見放題対象ではなく視聴するには追加料金が必要なレンタル作品となっている可能性があります。

運が悪い場合は配信自体が停止になっている事もあるので、最新の取り扱い状況は入会前にサブスクの公式サイトで確認してください。

見放題作品は月額料金の範囲内で視聴できますが、レンタル作品は1本ごとにDVDを借りるのと同じ仕組みです。
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