『バッド・スパイ』あらすじ・感想 | ポジティブな性格の親友が居ると心強い

普通の女性二人組が突然スパイ同士の争いに巻き込まれるコメディ作品。

あまり知られていない作品ですが、見応えのある本格的なアクションシーンに加えて少々下品だけど主人公二人の会話シーンがコミカルで楽しいです。

『バッド・スパイ』の詳細情報
  • 公開年  : 2018年
  • 上映時間 : 1時間 58分
  • 製作国  : アメリカ合衆国
  • 監督   : スザンナ・フォーゲル
  • キャスト : ミラ・クニス / ケイト・マッキノン / サム・ヒューアン / ジャスティン・セロー 他

『バッド・スパイ』あらすじ

元カレがスパイだったことが発覚し、機密事項の入ったUSBメモリの争奪戦に巻き込まれたオードリーと親友のモーガンは逃亡生活を余儀なくされる。

【見どころ】破天荒なモーガンが最高

  • 女優志望のモーガンの予測不能な行動が面白い
  • アクションシーンが意外としっかりしていて見応えがある
  • 最後まで誰を信じて良いか分からないハラハラ感

【主要登場人物 / キャスト】親友コンビの漫才が面白い

  • オードリー・ストックトン(ミラ・クニス)
    誕生日に恋人から別れを告げられた女性
  • モーガン・フリーマン(ケイト・マッキノン)
    オードリーの親友
  • ドリュー・セイヤー(ジャスティン・セロー)
    オードリーの元カレ
  • セバスチャン・ヘンショー(サム・ヒューアン)
    ドリューが自分と同じスパイである事をオードリーに教えた男

感想(ネタバレ含む)アクションとコメディのバランスが絶妙

元カレから託されたUSBメモリを守るために様々な組織から狙われまくる女性二人。

二人は一般人だけど持っているUSBメモリが危険なブツだったので、とにかく狙われる。

タクシーで逃亡しようとしたら後ろからバイクに乗った黒ずくめの集団が追って来るというスパイ映画にありがちな定番シーンだけど、そもそも自分達は一体誰に追われているのか分からない。
こんな恐ろしい状況は無いですよ。

しかもバイク集団は問答無用でマシンガンを撃ちまくってきますからね。

途中でテロ組織やスパイ組織が複雑に絡んでくるのだけど、もはや誰が味方で誰が敵か、誰の言葉を信用して良いのか分からないオードリー&モーガン。

こんな状況で頼りになるのは身内という事でモーガンが親に連絡を取ってしまい、あっさりと居場所を探知される(笑)

追われている状況なので仕方が無いとはいえ親にも気軽に電話をかける事ができないって、気の毒な話ですね。
プリペイド携帯を使ってもバレるんだから、スパイって恐ろしい。

楽天的な性格のモーガンの存在が心強い

オードリーは基本的にネガティブ思考で、逆にモーガンは楽天的なポジティブ思考。

この親友コンビは良いバランスではあるのだけど、モーガンは少しおバカな面もある破天荒な性格で世界的な有名人とも知り合いという謎の女。

たごやま
たごやま

何でモーガンは、あの人と知り合いなんや・・・

意味が分からないまま巻き込まれる系の人たちの珍道中は愉快だけど、実際に自分が当事者になったらと冷静に考えたらゾッとしてしまいます。

そんな時にモーガンのような相棒が一緒にいてくれたら、どれだけ心強い事か。
こんな親友がいるオードリーが羨ましい。

モーガンを演じているケイト・マッキノンは女性版『ゴーストバスターズ』でも型破りな科学者役がハマっていたし、一癖ある変わった役が似合う人ですね。

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この作品はあまり知っている人が少なくて見落とされがちだけど、アクションシーンが本格的なんですよ。

冒頭のドリューが追われているシーンや、カーチェイスのシーン、そしてカフェでの大乱戦などは有名なスパイ映画に引けを取らない位に見応えがあります。

カフェのシーンはどの組織同士の戦いなのかちょっと理解できなかったけど、深く考えなくても観ていて楽しいので問題ありません。

アクションシーン以外はオードリー&モーガンの漫才が続きますが、そんなコメディパートも結構面白い。

『バッド・スパイ』は知名度の低いB級映画かと思いきや、なかなかの掘り出し物でした。
しかも時間が118分と結構長めなのに飽きずに観ていられる。

この作品はどちらかというと女性の方が楽しめるのではないでしょうか。
・・・下ネタが多めですが。

女性コンビが活躍する作品といえば『デンジャラス・バディ』も面白かった。
メリッサ・マッカーシーが破天荒な刑事、サンドラ・ブロックが堅物なFBI捜査官を演じた作品。
こちらも結構下ネタが満載だった気がする。

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映画『バッド・スパイ』を配信しているサブスク

『バッド・スパイ』は動画配信サービスで取り扱いが確認できない場合に宅配DVDレンタルサービスで探せば見つかる可能性が高いですが、確実にあるとは言い切れないので公式サイトで入会前の取り扱い確認は必須です。

私の場合はネット配信のサブスク「Hulu」で見つけたので視聴しましたが権利の関係で取り扱いが中止になる可能性があるので、事前チェックは忘れないでください。

サービス名月額料金(税込)同時視聴できる端末数無料お試し期間
Hulu1,026円4台
Amazonプライム600円3台30日間
各サービスの詳細は別途解説記事を参考にしてください。
Hulu(フールー)の特徴
デメリット
  • アマプラやU-NEXTと比較すると映画の取り扱いが少ない。
  • 無料お試し期間がないのが残念。
メリット
  • 1人が契約するだけで、4端末で同時に利用できる。
  • 日本テレビ系列の過去のドラマ・アニメ・バラエティ番組等を楽しめる。
  • 日テレ系動画コンテンツのスピンオフ作品が独占配信されている。
  • 読売巨人軍の公式戦主催(ホーム)試合をリアルタイムで楽しめる。
  • 「ディズニープラス」とのセットプランがお得。
Amazonプライムビデオ(アマプラ)の特徴
デメリット
  • 「プライムビデオ」は見放題対象外のレンタル作品が結構多い。
  • プライム会員を退会すると、全ての特典を利用できなくなる。
    ※プライムビデオの単独入会は不可。
メリット
  • 月額料金が他のサブスクに比べて600円と安い。
  • 1人が契約するだけで、3端末で同時に利用できる。
  • プライム会員になると「動画見放題」の他に「音楽聴き放題」など様々な特典を同時に利用できるようになる。
  • 無料お試し期間が30日間と長く、時間をかけて検討できる。

マイナー映画は動画配信よりも、レンタルDVDの方が見つかる可能性が高いです。

宅配DVDレンタルサービス比較・解説

宅配DVDレンタルのサブスクは音楽CD・アダルト作品も追加料金なしの定額でレンタル可能なので、動画配信サービスとは違った用途があって今でも根強い人気です。
ジブリ映画などネット配信では取り扱っていない作品も借りられるのが魅力。

サービス名月額(税込)レンタル枚数定額でレンタルできる種類無料お試し期間
TSUTAYA DISCAS
(ツタヤディスカス)
2,052円最大8枚
※8枚レンタル後は旧作借り放題
・DVD、ブルーレイ
(アダルト作品も追加料金なし)
・音楽CD
初月無料
DMM
(ディーエムエム)
1,980円最大8枚・DVD、ブルーレイ
(アダルト作品も追加料金なし)
・音楽CD
初月無料
GEO
(ゲオ)
2,046円最大8枚・DVD、ブルーレイ
(アダルト作品も追加料金なし)
・音楽CD
初月無料
※月額8枚レンタプランを比較。
※各サービスの詳細は解説記事を参考にしてください。

無料期間中に退会手続きをしなかった場合は自動的に有料会員に移行します。

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