『七年目の浮気』あらすじ・感想 | モンローの有名なシーンが想像と少し違う

『七年目の浮気』の詳細情報

公開年  : 1955年
上映時間 : 1時間 45分
監督   : ビリー・ワイルダー
キャスト : マリリン・モンロー / トム・イーウェル 他

『七年目の浮気』登場人物(キャスト)

ブロンド美女(マリリン・モンロー)
シャーマン一家の上階に住む部屋主が避暑旅行に出かけている間だけ部屋を間借りしている、若い金髪美女。

リチャード・シャーマン(トム・イーウェル)
小さな出版社に勤めている、妄想癖が激しい中年男。

あらすじ | 妄想狂の中年男が勝手に暴走する話

ニューヨークのマンハッタン島に住む人たちは夏になると避暑のために妻子が涼しい場所に出かけ、夫だけが家に残るという昔からの風習がある。

小さな出版社で働いているリチャードは妻子がいなくなった家で一人の時間を楽しんでいると、上階に若いブロンド美女が夏の間だけ避暑に出かけた部屋主から間借りしている事を知る。

ふとしたきっかけで彼女と知り合ったリチャードは、心の奥にある妄想を爆発させる。

感想(ネタバレ含む) | モンローの有名なシーンは意外とあっさり

七年目の浮気」というタイトルと主演女優のマリリン・モンローの名前は知っているけど、どういう映画なのかを説明できる人はとても少ないと思います。

たぶん実際に鑑賞した事がある人は少数派なのでは!?

この作品は約70年前の映画ですからね。

私も今回初めて鑑賞してみた訳ですが内容を簡単に説明すると、妻子を避暑地に送り出して仮初(かりそめ)の独身生活を楽しもうとしていた小心者の中年男が、上階に若いブロンド美女が夏の間だけ一人で住んでいる事を知り、彼女と自分が良からぬ関係になる事を妄想しまくるコメディ作品。

当時はエアコンが普及しておらずマンハッタン島に住んでいる人々は夏になると避暑地に行っていたようです。
都会に住む日本人が夏になると軽井沢に行っていた感じですかね。

どうしようもない妄想狂・リチャード

小さな出版社で編集者として働いているリチャードだけど、この男がどうしようもなく妄想癖が激しくて、さらに小心者。

結婚してから7年間、浮気なんて一度もしたことが無いのに頭の中はバカな妄想ばかり。

盲腸の手術をして入院中にナースとの関係を妄想した時のシーンは、昔の日本の昭和のコント番組みたいで面白かった。

リチャードという男は自分の事は都合の良いように妄想して、他の事はネガティブな思考に囚われる困った人物。

自分から解放された妻が避暑地で浮気していると勘違いしたり、自分との関係をブロンド美女(モンロー)が周囲に吹聴たと思い込んで人生が終わったと落ち込んだり、一歩間違えると精神異常者の領域にいますよ、この人は・・・。

1955年だからリチャードの異常な行動は酒に酔っている扱いで許されるのであって、これが現代人なら間違いなく逮捕案件です(笑)

自分に都合の良い妄想する人というのは、現実逃避をしているという事なのでしょうかね。
という事は本心では、頭の中で想像しているような行動を実際に望んでいるのかも知れない。

これは2つのパターンが考えられますな。

実際に抑圧から解放されたいと望んでいるパターンと、浮気などの行動は考えておらず妄想そのものを趣味として楽しんでいるパターン。

たごやま
たごやま

リチャードの場合は・・・後者かな!?

妻を愛していると言っていたし、基本的に寄り道をせずに毎日まっすぐ帰宅するような真面目な性格だし、何より小心者ですからね。

私の人物評価が正しければ、この人は編集者を辞めて自分で小説家になれば成功しそうな気がする。

マリリン・モンローの有名なあのシーン

七年目の浮気-01
※画像は映画のシーンではありません。

マリリン・モンローが演じるブロンド美女は、劇中での名前が無かった。
ミステリアスなイメージのための戦略なのでしょうかね。

それはそうと「七年目の浮気」といえば、モンローのスカートが地下鉄の通風孔から吹き上げる風でめくれ上がるあの有名なシーン。

私のイメージではもっとBGMが流れてスローモーションみたいな演出があるのかと勝手に妄想(笑)していたけど、意外とあっさりとした感じだったので事前のイメージと違った。

リチャードと映画を観た帰りに、通風孔の上に立った彼女のスカートがふわりと捲れ上がるというだけの現代人の感覚ならちょっとしたハプニング程度のシーン。

映画で映っていたのはモンローの下半身だけなんですよね。
当時はまだ保守的な考えが強くて映画の検閲が厳しく、あの描写でギリギリだったそうな。

ちなみにマリリン・モンローの脚はスラッと細長くて本当に綺麗でした。
そりゃ、当時の男性たちを魅了しますわ。

一般的には彼女がスカートを押さえている格好で全身が映っていると思われているはず。

調べてみると映画で使用されたシーンと、プロモーション用の全身が映っているシーンは別撮り。

この作品も規制を受けた「ヘイズ・コード」と呼ばれる暴力や性的描写に対する自主規制ルールが撤廃されるのは、もう少し先になります。

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