『セントラル・インテリジェンス』あらすじ・感想 | CIAに振り回され続ける哀れな男

『セントラル・インテリジェンス』の詳細情報

公開年  : 2016年
上映時間 : 1時間 56分
製作国  : アメリカ合衆国
監督   : ローソン・マーシャル・サーバー
キャスト : ドウェイン・ジョンソン / ケヴィン・ハート / エイミー・ライアン / ダニエル・ニコレット / ジェイソン・ベイトマン / アーロン・ポール 他

『セントラル・インテリジェンス』 登場人物(キャスト)

ボブ・ストーン / ロビー・ウィアディクト(ドウェイン・ジョンソン)
高校時代は肥満体系のいじめられっ子(ロビー)。
現在はムキムキマッチョのCIAエージェント(ボブに改名)。

カルヴィン・ジョイナー(ケヴィン・ハート)
高校時代は校内でナンバーワンの人気者。
現在は冴えない会計士。

マギー(ダニエル・ニコレット)
高校時代は校内ナンバーワンの美女で現在も変わらず美しい、カルヴィンの妻。
しかしカルヴィンとの仲は冷え気味で、二人でカウンセリングを受けることを提案。

パメラ・ハリス(エイミー・ライアン)
訳あってボブを追っているCIAの捜査官。

トレヴァー(ジェイソン・ベイトマン)
高校時代にロビー(ボブ)をイジメていた男。

フィル(アーロン・ポール)
任務中に殉職したボブの相棒。

あらすじ | イジメられっ子がCIAにスパイに

高校時代がピークで現在は冴えない中年会計士となってしまったカルヴィンのフェイス・ブックに、高校時代にイジメられっ子だったロビーから突然の友達申請が。

20年ぶりに彼に会いに行ってみると昔の面影が全く無くなりムキムキのマッチョ男に変貌していた。
しかも現在はCIAのエージェントであり、とある案件に協力して欲しいという。

どこまでが本当の話かも分からないまま、カルヴィンはいつの間にかスパイの世界の陰謀に巻き込まれ散々な目に遭う事になる。

感想(ネタバレ含む) | 今の自分を変えられるのは自分自身

アラフォーの会計士が高校卒業以来20年ぶりに再会した同級生に振り回されるという話。

高校時代はスポーツ万能でスーパースターだったのに、20年経った現在は雇われ会計士のカルヴィン。
彼は現在の自分の置かれた状況に不満を持っている様子。

一体何の不満があるんや。
雇われの身とはいえ会計士という専門職についていて、奥さんは高校時代から付き合って結婚に至った仲で現在でもかなりの美魔女。
普通に考えたら勝ち組やないか!

そんな悩めるカルヴィンの元にですよ、高校時代にイジメられっ子だった男から友達申請。
その人物がドウェイン・ジョンソンが演じるロビーな訳だけど、現在はボブと名乗っていてちょっと怪しい。

20年も経てば人間いろいろな経験を積んで変わりますが、さすがにCIAエージェントをやっているなんて言われても簡単には信じられませんよね。

ところで、日本にスパイ組織が存在するかしないかは現在でも明らかにされていないけど、CIAはれっきとしたアメリカ合衆国連邦政府の機関で様々な方法で人材を募集しているそうです。
何気なく閲覧している普通のウェブサイトだと思ったら実はテストが始まっているなんて事も!?

CIA側が勝手に個人の行動などをチェックするなんて事もあるのでしょうか?
でもそれはさすがにプライバシーの侵害なので、無いと信じたいですね。

しかし映画の中では1ミリでも疑わしいと思われたら最後、いつの間にか電話を盗聴されていたり眼光鋭いスーツの男達に尾行されていたり、あらゆる手段で調べ尽くされます。
タチが悪いのが、とにかく相手は国家権力なので逆らうと何をされるか分かったものじゃない。

つまり少しでも目を付けられた時点で、ジ・エンドと考えた方が良いという事。
恐ろしい組織ですよ(笑)

残念ながら、カルヴィンの家の電話には盗聴器が設置済みの模様。

スパイの世界に巻き込まれた哀れな男

カルヴィンがロビーに目を付けられたのは、会計士として色々な銀行口座に触れる機会がある立場が利用出来そうだったから。
・・・というのもあるけど、高校時代にイジメられていた自分を見て笑わなかったばかりか手を差し伸べてくれたという恩義もあるから。

ロビーがカルヴィンに接触した理由はこの二点だと思う。
たぶん高校時代に手を差し伸べてくれたお礼を言う機会を伺っていた時に、裏の組織の銀行口座を調べる仕事と重なったという絶妙なタイミングですよ。

ロビー目線では、一石二鳥。

逆にカルヴィン目線になると迷惑千万な話。
高校時代のエピソードはともかく、スパイ同士の抗争に巻き込まれて自分も重要参考人になってしまったという貧乏クジを引かされた形。

カルヴィンはずっと嫌だ嫌だと言って断っていたのに、最初から協力するしかないという選択肢しか用意していないロビー。

気の毒な話ですね。
割を食うのはいつも一般市民です。

終盤まで疑心暗鬼

実はあらぬ疑いをかけられて身内であるCIAから追われている立場のロビー。
そんな彼がカルヴィンを巻き込んで自分を陥れた相手を追っていくのだけど、忍者のように一瞬目を離した隙に姿を消したり、精神科医に偽装してカルヴィン&マギー夫妻のカウンセリングを行ったりと変幻自在にやりたい放題。

30年前とかならシュワちゃんとエディ・マーフィのコンビでやって欲しかったですね。

この作品はロビーの事を終盤までカルヴィンが信用しないところがポイント。
最初から高校の同級生というだけでコンビを結成するとかではなく、ずっと疑い続けているのが面白い。

途中で出てくる他のCIA捜査官に「あの男は精神障害があるから信用してはいけない」とか散々吹き込まれて終盤まで疑心暗鬼の状態が続くという、どこまでも気の毒な巻き込まれ男のカルヴィン。

相手は人を騙すプロですからね、その辺のケチな詐欺師とは次元が違う訳ですよ。
しかも下手な態度をとると命が危ないという極限の状況。

可哀そうに・・・。

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人としての成長も見どころの作品

現在はムキムキの最強エージェントのロビーだけど、かつて自分をイジメていたトレヴァーと対面した時は過去のトラウマが蘇って思わずその場から逃げ出してしまった。

実際、どうなんでしょうね。
大人になってから子供時代に嫌な思いをさせられた相手と対面した時に、どういう行動をとるのが正解なのか。

さすがに自分が相手より強くなっていたとしても殴るのはダメだけど、何か精神的に成長した部分を見せたい所ではありますよね。
これは相手に対しての行動ではなくて、過去の自分と比較して現在の自分が成長したのだという“自分との対話”という意味で。

最後にロビーはやっちゃいましたけど、あれはあれで正解だったのではなかろうか。

結局過去のトラウマを克服するには、自分が成長するしかないという事ですね。

ジュマンジのコンビが共演

ロビー役はドウェイン・ジョンソン、カルヴィン役はケヴィン・ハート。
この二人はジュマンジのアバターとしても共演している名コンビ。

ロビン・ウィリアムズ版を含めて3作品のジュマンジが制作されていて、さらなる続編が制作されるという噂だったけど現在は保留状態になっているそうな。

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