
実写版『銀魂』あらすじ | 江戸時代なのに高層ビルが林立
時は江戸幕末期。
宇宙から天人(あまんと)が襲来した事により様々な文化が混在するカオスな街に変貌してしまった江戸を舞台に、坂田銀時が代表を務める万事屋の面々や仲間達が謎の辻斬り事件の解明に奔走する。
【見どころ】実写版としては大成功
ギャグ満載のコミックが原作だけど、登場人物全員がふざけまくっていて良い意味で上手く実写化に成功している。
戦闘シーンはしっかり見応えがあって、その対比としてのギャグパートが尚更面白い。
一番のオススメは村田鉄矢という男。
とにかくこのキャラが喋っているシーンは絶対に観た方が良い。
【登場人物 / キャスト】村田鉄矢(笑)
感想(ネタバレ含む) | 妖刀・紅桜を巡る大騒動
この作品は漫画が原作の実写映画。
ほぼ原作に忠実に作られていて、登場キャラクターをそれぞれ演じる役者も適材適所といった感じ。
私は原作を知っているので、スムーズに入ることが出来て楽しめました。
死んだ魚のような眼をしたヤル気の無さそうな主人公・坂田銀時、廃業寸前の剣術道場の息子でメガネキャラ・志村新八、実は宇宙人で傭兵部族の夜兎出身である神楽。
ダメ社長とツッコミめがねと自己中少女の三人が万事屋の面々。
今で例えると便利屋ですね。
エリザベスからの依頼
銀時と同じ師の元で学んだ仲である桂(通称ヅラ)のペット・エリザベスが訪れる。
ソファに座ったまま一向に喋らないエリザベスから逃げるように、タイミング良く掛かってきた電話の相手の元に向かう銀時。
仕方なく新八はエリザベス先輩と一緒に行動。
神楽は別行動。
三人の中で新八はいつも貧乏くじ担当。
とにかく人の話を聞かない大声兄貴
一方、電話の相手の元を訪れた銀時は鍛冶屋の村田鉄矢・鉄子兄妹と対面。
銀時を呼び出したのは鉄矢。
眉間にシワを寄せた真剣な顔で常に大声で喋る面白キャラ。
ある意味、この作品の影の主役と言っても過言では無いほどに面白い!
安田顕にしか演じることが出来ない爆笑必至の男。
依頼の内容は紅桜なる妖刀を探し出して欲しいとの事。
噂の辻斬りに遭遇
桂を捜していたエリザベスと新八は夜の街で辻斬りに遭遇。
何とその場でエリザベスは真っ二つに切られてしまう。

えらいこっちゃ、エリザベス先輩がやられてしもうた。
よく分からない謎の生物・エリザベスが消滅して新八が絶体絶命という時に間一髪で銀時が登場。
この辻斬りが持っている刀が大声兄貴が言っていた代物。
銀さん、あの乗り物を借りて敵船に到着
その後、紅桜と辻斬りを追ってレンタルしたあの乗り物で敵船に到着した銀時。
それにしても、よく貸してくれましたね。
同時に大声兄貴の鉄矢もその場に現れる。
銀時の戦いを見て、眉間にシワを寄せながら「コレがあの伝説の白夜叉の真の力か!」
口を閉じて心の中で喋っている時でさえも大声。
この人、メチャクチャ面白い!
鉄矢は人の話を聞かないし、すぐ隣に人がいるのにボリューム最大で喋るし、心の声までもが大きい。
何度でも繰り返し見ていられるほど、安田顕にしか演じられない最高に愉快な男です。
キャラ設定が面白い作品
警察なのに外見はチンピラ集団の真選組、よく分からない謎の宇宙生物・エリザベスはユルユルの安っぽい着ぐるみだったのに、万事屋のペット・定春は完全CGの好待遇。
平賀源外の工房には、他の作品のキャラがマシンの修理やメンテナンスを依頼しに来ている。
色々と詰め込みすぎ感もありますが楽しい小ネタが満載。
この作品では桂と高杉は幕府転覆を企ててはいるけれど、お互いの価値観が違う。
穏健派の桂に対して過激派の高杉。
幕府を倒すという事は天人を敵に回すという事なので、色々と考え方があるんでしょうね。
続編は将軍の接待と真選組分裂騒動のエピソード
続編『銀魂2 掟は破るためにこそある』

「銀魂」の電子書籍はモノクロ版の他にカラー版もあります。
関連記事 電子書籍サービスについて詳しく解説
実写版『銀魂』を配信している動画配信サービス
「U-NEXT」は映画やアニメの動画コンテンツの他にコミックや小説の電子書籍版も配信していますが、動画は見放題だけど電子書籍は毎月付与されるポイントを活用するか追加料金を支払って購入する必要があります。
『銀魂』の原作コミックは巻数が多いので「U-NEXT」で会員期間中に毎月付与されるポイントを活用して追加料金なしで読もうとしても毎月2~3冊が限度。
ポイントだけで『銀魂』を読破するには年単位で会員を継続する必要があるため非常に不経済。
別の方法として「Amazonプライムビデオ」等の料金が安い動画配信サービスで映画やアニメ版を楽しんで、電子書籍専門のサービスでコミックを購入した方が安上がりです。
ちなみにAmazonでも電子書籍を購入できます。
関連記事 電子書籍配信サービスについて詳しく解説