『天空の城ラピュタ』あらすじ・感想 | 主題歌「君をのせて」がとてつもなく名曲

『天空の城ラピュタ』の詳細情報

公開年  : 1986年
上映時間 : 2時間 6分
監督   : 宮崎駿
主題歌  : 井上杏美「君をのせて」
キャスト : 田中真弓 / 横沢啓子 / 寺田農 / 初井言榮 / 常田富士男 / 永井一郎 / 神山卓三 / 安原義人 / 亀山助清 / 槐柳二 / 糸博 / 鷲尾真知子 / TARAKO ほか

『天空の城ラピュタ』登場人物(声優)

パズー(田中真弓)
鉱山で働く少年。
亡き父が撮影したラピュタの写真を大切にしていて、いつか本物を見たいと願っている。

シータ(横沢啓子)
家に代々伝わる飛行石を所有している少女。
飛行船から落ちた際にパズーに救われる。

ムスカ(寺田農)
ラピュタ捜索の特務機関の大佐。
モウロ将軍とは折り合いが悪い。

ドーラ(初井言榮)
ドーラ一家を率いる女海賊。
肝が据わっていて情に厚く、口は悪いけど面倒見の良い船長。
船員である三人の息子たちには時々母の顔を見せる。

ハラ・モトロ(槐柳二)
ドーラ一家の船の整備士。
怒るとドーラより怖いらしい。

ポムじいさん(常田富士男)
石に詳しくシータが持つ飛行石についても知っていたおじいさんで、パズーとも顔見知り。

モウロ将軍(永井一郎)
ラピュタ探索の総責任者。
ムスカの事を良く思っていない。

親方 / ダッフィー(糸博)
鉱山で設備管理をしている、パズーの親方。
筋肉ムキムキの頑固おやじだけど、おかみさんに頭が上がらない。

おかみさん(鷲尾真知子)
親方の奥さん。
面倒見が良く、パズーやシータにも優しく接する。

マッジ(TARAKO)
親方とおかみさんの娘。
パズーと顔見知りの小さな子供。
声優のTARAKOさんは、ちびまる子ちゃんの声の人。

あらすじ | 幻の天空都市ラピュタ

鉱山で働くパズーは突然空から落ちてきた不思議な少女シータを救う。
その後、シータの持つ不思議な石をめぐり軍や海賊に追われる事になる。

パズーとシータは海賊ドーラ一家の協力により、天空の城ラピュタに行き着くが・・・。

感想(ネタバレ含む) | 女海賊ドーラが陰の主役!?

『天空の城ラピュタ』はスタジオジブリの初制作作品。
ジブリ設立のきっかけとなった映画だそうな。

劇場公開が1986年なので元号が昭和時代の作品なんだけど、今でも地上波で再放送されると高視聴率を記録する人気作。
平成生まれの人でも多くの人が知っていると思います。
何度も繰り返し観ているのに、また観てしまう名作中の名作アニメ。

スウィフトの『ガリヴァー旅行記』に登場する空を飛ぶ島の上に存在するラピュタ王国からヒントを得て宮崎駿監督が脚本を書いたという事だけど、「空飛ぶ王国ラピュタ」以外の部分は完全に宮崎監督のオリジナル。
さすがは巨匠ですな。

飛行石を持つ少女シータ

冒頭の時点でシータは国の特務機関に捕まっていてどこかに移動中。
そこに女海賊ドーラが率いるドーラ一家の襲撃が発生して、シータは混乱の中で飛行船から落ちてしまい、パズーのいる鉱山の街へ落下してしまった。

この襲撃のシーンは、どことなくアニメの「ルパン三世」っぽい雰囲気を感じます。
ラピュタと同じく宮崎駿監督の名作『ルパン三世 カリオストロの城』の公開は1979年。
監督が意識したのかどうかは定かではないけど、全体的な雰囲気が似ている。

話を戻すとシータは飛行石のお陰で助かったんだけど、その時に知り合ったパズーと共に追われる身になってしまう。

軍と特務機関は空に浮かぶ幻の城ラピュタを捜索する為にシータの持つ飛行石が必要だと考えていて、飛行船を襲ってきた海賊はあくまで高価なお宝として飛行石を狙っている。

そして当のシータは飛行石の秘密を本当に何も知らない。
彼女にしてみれば家に代々伝わる家宝の石をわけの分からない連中に狙われて、その挙句に飛行船から足を滑らせて落ちてしまい、不思議な石の力で助かったという状況。

気の毒な話ですね。
石を持っているというだけでいきなり狙われたんだから、堪ったものじゃありません。

結局シータとパズーは軍に捕まってしまいます。

女海賊ドーラに協力を求めるパズー

シータを残して一人で家に戻ってきたパズー。
すると、ドーラ一家が中で食事中。

ここで驚いたのが、首領のドーラが50歳代だという事。
どう見ても顔は70歳越えにしか見えない。
歯が4本位しか残っていなくて、口元がシワシワだし。
でも肉をむさぼるように食べているシーンを観ると、50歳でも納得。

ところでこのオバサン、もしかすると湯婆婆の原型でしょうか!?

ドーラ
湯婆婆

整備士のハラ爺さんは間違いなく釜爺の原型です。
顔だけ見れば、ほぼ同一人物(笑)

ハラ爺
釜爺

ちなみにドーラ一家の構成員は首領のドーラと三人の息子たち、ハラ爺さん、そして他に五人の子分達で構成されている。
五人の子分たちの名前がそれぞれ、カ・キ・ク・ケ・コ。
もうちょっと、しっかりした名前を付けてあげて下さいよ。

ドーラの夫はどうやら故人で、生前は科学者だった模様。
飛行船タイガー・モス号も夫の発明品なのだとか。
小説版に色々と情報が載っています。

というわけで、パズー少年はシータを救出するために海賊ドーラ一家に加入する事に。

ムスカ大佐の正体

国の特務機関の大佐であるムスカは、ラピュタ探索において独自行動が許される立場。
アメリカのCIA的な感じでしょうか。

しかしそれだけではなく、ムスカはシータの一族に関係する血筋。
見た目からして胡散臭さがプンプンのとにかく怪しい男。

ムスカ大佐

天空の城ラピュタ

パズーはドーラ一家の力を借りてシータの救出には成功したのだけど、巨大な積乱雲に巻き込まれて二人が乗っていたパラグライダーのような乗り物が奇妙な場所に不時着。
まあそこが空中に浮く巨大都市ラピュタなんですがね。

空中都市ラピュタ

1986年のアニメでこれだけのクオリティの作品を創り出せるって、宮崎駿監督はやはり天才。

細部の描き込みとか誰も気付かないような部分にまで気を配ってこだわっているという話じゃないですか。
毎回視点を変えて観ると新たな発見があるって・・・スゴ過ぎですよ。

だから何度再放送されても高視聴率を記録するのでしょうね。

そんなラピュタに怪しい男ムスカを始め、軍隊がゾロゾロと上陸してしまうんですよこれが。
ここからあの有名なラストシーンに繋がるわけです。

パズー&シータ:「バルス!」

バルス

ムスカ:「ハァー、目がーっ!」
大佐のその後の消息は誰も知らない。

まあムスカの事はどうでも良いのですが、エンディングテーマの「君をのせて」がまた名曲。
作詞:宮崎駿 作曲:久石譲
作詞に関しては高畑勲も一枚噛んでいるそうな。

ジブリ映画の音楽といえば久石譲ですよね。


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便利な時代になりましたね・・・といっても随分前からですけど。

ジブリ作品を動画配信でネット視聴する事は今のところ不可

権利の関係なのか、営業戦略上の理由なのかは分からないけど、スタジオジブリの作品を取り扱っている動画配信サービスは今のところ見当たりません。
外国ではNetflixが配信しているそうですが、なぜか日本では現在のところ配信していません。
不可解ですね。

地上波の再放送を待つか、レンタルDVD・ブルーレイ、それか思い切って購入という手もあります。
コスパを考えるとレンタルが現実的ですかね。

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