トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミス共演のSFコメディ。
スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を担当。
シリーズ1作目は1997年に公開された作品で非常に古いですが、今観ても普通に面白いです。
タイトル「MIB(メン・イン・ブラック)」の意味は黒服の男。
彼らは人知れず宇宙人から地球の平和を守っています。
無国籍の秘密組織で、収入源は宇宙の技術を応用して作られた地球に出回っている製品の特許料だそうです。
『メン・イン・ブラック』あらすじ
秘密裏に宇宙人の脅威から地球を守っている組織MIBにスカウトされた元ニューヨーク市警の刑事ジェームズは全ての経歴を抹消された上で「J」の名を与えられ、相棒のKと共に地球の平和を守るエージェントとなった。
Jは任務開始2日目にして地球存亡の危機に立ち向かう。
【見どころ】宇宙から来た昆虫は大型
- 宇宙人は地球人の姿に偽装して社会に溶け込んで生活している
- MIBには宇宙人の職員もいる
- エルビス・プレスリーは故郷の星に帰っただけ
【主要登場人物 / キャスト】MIBは無国籍
- K(トミー・リー・ジョーンズ)
MIBのベテランエージェント。 - J(ウィル・スミス)
Kと新たにコンビを組んだ新米エージェント。 - Z(リップ・トーン)
MIBニューヨーク本部のトップ。 - ローレル・ウィーバー(リンダ・フィオレンティーノ)
死体解剖専門の検死官。 - バグ(ヴィンセント・ドノフリオ)
昆虫型のエイリアン。
感想(ネタバレ含む)スピルバーグ製作総指揮
「メン・イン・ブラック」は映画のオリジナル組織ではなくて、アメリカやカナダなど主に英語圏で語り継がれている都市伝説的な存在。
UFO関連の事象に遭遇した人の前にどこからともなく現れ、様々な圧力をかけて口止めをする黒服の男達がモデル。
スティーブン・スピルバーグは面白いネタに目を付けましたね。
さすがは巨匠です。
映画内ではピカッと赤い光を目に照射して記憶を上書きするニューラライザーというアイテムで目撃者対策を行います。
そしてKの話によると、地球には1,500体のエイリアンが住んでいるらしい。
案外少ないですね。
地球に害をもたらさないと判断された異星人だけが定住を許されるとか、そんな感じでしょうか。
でもMIBに隠れて宇宙の銃を密売している奴もいるので、正規のルートを外れた方法で不法に地球に住み着いた連中も存在すると思われます。
Jがエージェントになって早々に地球存亡の危機が訪れるのだけど、Kが言うには地球は常に存亡の危機に晒されていて一般人は誰も知らないだけ。
「知らないという事は、ある意味で幸せな事。」
確かにそうかもしれない。
地球が宇宙人の軍艦にロックオンされるのが日常茶飯事だと知れば、怖すぎますからね。
心穏やかに平和に暮らすには「知らない方が良い」事もあるのでしょう。
あと地球は中立地帯になっているそうで、たまに宇宙人の政治家や王族が亡命してくるのだとか。
そういう役割を担っているから、MIBは見返りとして宇宙の先進技術を提供して貰っているのかも知れない。
昆虫型のエイリアンが気持ち悪い
今回の敵はみんなが大嫌いなゴキ・・・「G」なので苦手な人は注意が必要です。
家に一匹出るだけでも気持ち悪いのに大量に登場して、しかも親玉は体長3m越えの「G」型エイリアン。
昆虫は宇宙からやってきた説がありますが、私はあながち間違っていないのではないかと思います。
植物や生き物を食べ尽くして、また別の星に移動する事を繰り返して地球に辿り着いた説。
地球に定住するに当たり体が大きいとすぐに食糧不足に陥るから、どんどんサイズが小さくなっていって同時に知能も低下した可能性が考えられます。
宇宙のどこかにいるかも知れない大型の昆虫は人間と変わらない知能を持っていても不思議ではない気がする。
昆虫から見たら人間の方が異形で、実は宇宙の生物は昆虫型の方が多いかも知れません。
人間と違って繁殖力が段違いだし、そもそも卵で生まれますからね。
想像したら気持ち悪くなってきた・・・。
もし宇宙人とコンタクトをとるチャンスがあったとしても、大型の昆虫型だったらキツイ。
せめて昔からのイメージの「グレイ」型なら正気を保てそうだけど、「G」だけは勘弁してほしい。
映画『メン・イン・ブラック』を配信しているサブスク
『メン・イン・ブラック』の関連作は全部で4作品。
本編シリーズは3作で、もう1作はスピンオフ(外伝)作品となっています。
映画を鑑賞する順番としては普通に公開順で良いと思います。
- 『メン・イン・ブラック』1997年公開
- 『メン・イン・ブラック2』2002年公開
- 『メン・イン・ブラック3』2012年公開
- 『メン・イン・ブラック:インターナショナル』2019年公開
関連記事 『メン・イン・ブラック2』あらすじ・感想
関連記事 『メン・イン・ブラック3』あらすじ・感想
関連記事 『メン・イン・ブラック:インターナショナル』あらすじ・感想
オススメのサブスクサービスは「U-NEXT」です。
無料お試し期間があって見放題で視聴できる作品が多いし、私自身が会員なので安心・安全なのが分かっているので。
もちろん「Amazonプライムビデオ」と「Hulu」も優良サービスですけどね。
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他にウィル・スミスの代表作として有名な刑事アクション・コメディ『バッドボーイズ』シリーズもオススメです。
関連記事 『バッドボーイズ』シリーズの記事一覧
『メン・イン・ブラック』と同様に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』もスティーブン・スピルバーグが製作総指揮で参加している作品です。