『リベンジャー 復讐のドレス』あらすじ・感想 | 町を追われた少女が大人になって舞い戻り、復讐を開始

『リベンジャー 復讐のドレス』

公開年  : 2019年
上映時間 : 1時間 59分
製作国  : オーストラリア
監督   : ジョスリン・ムーアハウス
キャスト : ケイト・ウィンスレット / ジュディ・デイヴィス / リアム・ヘムズワース / ヒューゴ・ウィーヴィング / キャロライン・グッドオール 他

『リベンジャー 復讐のドレス』登場人物(キャスト)

ティリー・ダネージ(ケイト・ウィンスレット)
母の介護のために故郷に戻って来た服飾デザイナーの美女。

モリー・ダネージ(ジュディ・デイヴィス)
ティリーの母で、娘に裁縫を教えた師匠。

テディ(リアム・ヘムズワース)
ティリーの恋人。

ファレット巡査部長(ヒューゴ・ウィーヴィング)
ティリー親子を気にかけてくれる駐在さん。

あらすじ | 故郷に帰ってきた、いわく付きの美女

1951年、オーストラリアにある田舎町の駅に一人の女性が降り立った。
彼女の名前はティリー。
ある事情から25年前に町を出て以来の帰郷。
目的は年老いた母親の介護のため。

過去の出来事を知る者達は不信感を隠さずに奇異の眼差しを向けるが彼女は意に介さず、母の世話をしながら持参したミシンで魅力的なドレスを作り、町の女性たちを魅了していく。

しかし25年前の事件が蒸し返された事が原因で、町中が不穏な空気に包まれ始める。

感想(ネタバレ含む) | 不幸という呪いにかかっている主人公

主人公のティリーは10歳の時に同級生の少年を殺めた疑いを持たれて町を追われた過去を持つ。
以来25年間一度も故郷に帰ることなく、服飾デザイナーの職に就いたようです。

母の介護のために戻ってきた娘

町に戻ってきたのは母親の世話をするため。
でも実家に行ってみると娘の事など覚えていないという態度。
どうやら認知症を患っている様子。

難儀な話ですね。

ティリーは実の母親を見放す訳にはいかず、部屋の掃除をしたり風呂に入れたり食事を作ったりと献身的に介護。

列車を降りていきなりタバコをふかしたりして冷徹な感じに見えたけど、いい娘さんじゃないですか。
母親も最初は拒絶感を持っていたけど、娘の世話を受け入れている様子。
まあ25年の時間はそう簡単には埋まりませんから、徐々に雪解けしていけば良いのではないでしょうか。

巡査部長の秘密

お母さんも娘が起こした事件がきっかけで白い目で見られて町で孤立していたようだけど、少数ながらも支援してくれる人がいたみたいです。
その中の一人が町の駐在さん、巡査部長のファレット。
帰ってきたティリーの事も何かと気にかけてくれる優しい存在。

巡査部長が良い人なんですよ、これが。
しかし彼には人には言えない秘密がある。
ここだけの話、彼の趣味は女装。

ある日パトカーでティリー宛の荷物を届けてくれた巡査部長は、中身の華やかな服飾用の生地を見て自分を抑えきれずに乙女の顔になってしまう。
ティリーと母のモリーに秘密がバレてしまうが、日頃世話になっている巡査部長の秘密は厳守する母娘。

秘密が町の人々にバレたら巡査部長は色々な意味で終わりだったので、命拾いしましたね。
良い事はしておくものです。

ドレス製作請け負います

ある日、ティリーはフットボールの試合を観戦しに行き、自分が作ったセクシーなドレスで男達を挑発しまくる。
一体何が目的かよく分からないけど、最初は赤いドレスを着ていて気が散ると言われ、今度は黒ドレスにチェンジ。

両チームの男たちはティリーの肉感的なボディが気になって試合どころではなくなる。

試合に出ていた地元チームに所属するテディが彼女に完全に魅了されちゃいました。
髭が似合うモデル風のイケメン。
しかもティリーの母に対しても紳士的で、レディファーストを弁えている男。

男たちがティリーのボディに見惚れていた時に、観客席の女性陣はドレスに注目。

夜になって幼馴染みのガートが訪ねてきてドレスを作ってほしいと懇願。
ティリーはあの時の事を正直に話してくれたらドレスを作ると約束。

実は彼女、25年前の事件の時に現場にいたのだが巻き添えを恐れて逃げた過去を持つ。
もしかして、事件には何か裏があるのでしょうか?

ドレス製作を受注する事にしたティリーが仮縫いをしていると母のモリーが、
「中心がズレている、やり直し!」
と何故か師匠的な物言い。

この時、もしかして認知症はただの演技かも知れない疑惑が浮上。
そうしてもう一つ、裁縫をティリーに教えたのは母であることが判明。

後日、出来上がったドレスを着てパーティに参加したガートは見事に意中の男性を射止める。
その時に来ていたドレスが噂となり、ティリーの元に発注が殺到する。

男達を挑発していたのは、こういう思惑があった訳ですね。

紳士的なイケメンと恋に落ちたティリー

仕事の傍ら、紳士的なイケメンのテディと親交を深めるティリー。
町の人々が母娘を敬遠している中で、彼はティリーの完全な味方。

うんどん
うんどん

イケメンで性格も良くて一途で、彼女の母親も大切にするって完ぺき過ぎるやないか!

おいも
おいも

何か弱点は無いんか、例えば女装癖とか。
あっそれは巡査部長か。

ティリーが町に戻って時間が経つにつれて、色々と分かってきました。
彼女には父親がいなくて、母は未婚。

事件の詳細は、ある少年が命を落とした時に近くにいたのがティリー。
そして彼女が犯人として認知されている。
それが原因で彼女は寄宿学校に行かされて、以降25年が経過。
同じ年月の間、母のモリーも周囲から孤立して生活してきた。

これがもしティリーが無実だとしたら、大変なことですよ。

事件の真相と不幸の連鎖

ティリーは巡査部長に賄賂(煌びやかな生地)を渡して、事件当時の調書を入手。

その調書に色々と笑えない事実が載っていました。

巡査部長は知っていたけど、守秘義務があるから言えなかったのでしょうか?

この辺りから連鎖的にティリーにアンラッキーな出来事が発生。

終盤、自分はそういう星の元に生まれてきたのだと開き直った感のあるティリーは、とんでもない行動に出る。
過去をすべて洗い流して新たな人生を歩むためには、必要な行為だったかもしれませんね。

時代は1950年代ですから、まあ大丈夫ですよ、まだインターネットも無いし。
後は頼れる男・巡査部長に任せておけば・・・あらら、闘牛士のような格好で、ちょっと巡査部長?

巡査部長も覚悟を決めた上での行動なので仕方ありません。

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巡査長の事は置いておいて、テディ役のリアム・ヘムズワースが誰かに似ていると思って調べてみると、『マイティ・ソー』で主演のクリス・ヘムズワースの弟だそうです。

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