『シャザム！』あらすじ
幼い頃に人混みの中で母親とはぐれて警察に保護された後に孤児となったビリー・バットソン。
14歳となったビリーはある日、老魔術師・シャザムに力を与えられ老人はその場で消滅した。
シャザムの力を受け継いだビリーだったが中身は14歳の少年のまま。
かくして見た目はオトナ・中身はコドモという、なんとも危なっかしいヒーローが誕生！
【見どころ】中身が思春期少年のオッサンが主人公
詳しい説明もなく謎の老人から力の継承者に選ばれたビリー少年が、怪しい男に意味も分からず狙われる。
同じ里親の元で暮らしているビリーの仲間達も、なぜかシャザムの兄弟の力が身に宿って変身。
なんだか、戦隊ヒーローみたい・・・
【登場人物 / キャスト】適当に少年を後継者に選んだ無責任な魔術師
感想(ネタバレ含む) | シャザム老人には先に死んだ兄弟姉妹が存在
ビリーは電車に乗っている時に突然魔術師のシャザムに召喚されて、欲しいとも言っていないのに無理やり能力を与えられてしまう。
シャザムは寿命が尽きかけているので、、適当にビリーを選んだ節がある。
こんなとんでもない力を与えるのなら、もう少し説明してあげないと。
後になってフレディに協力して貰って色々試していく内に力の使い方を覚えていったから良かったものの、青年の姿になったまま戻り方も教えないで消滅するなんて無責任にも程がある（笑）
試行錯誤の末に力の使い方のコツをつかんできたビリーは、だんだん調子に乗り始める。
中身が思春期少年なので、仕方がない面もありますが。
シャザムは一体何のためにビリーに力を与えたのかというと、ある人物に対抗する為。
執念の男、サデウス・スヴァナ
ビリーが電車に乗って不思議な体験をするずっと昔、別の少年がシャザムの元に召還されるシーンがある。
その少年の名はサデウス・シヴァナ。
残念ながらシャザム老人のテストには不合格。
この少年が大人になって、シャザムの力を狙ってきた訳ですよ。
生涯をかけてシャザムの居場所を探していた執念深い男。
当時のシヴァナ少年は七つの大罪の魔物を封じた玉に心を動かされて、邪悪寄りと判定される。
シャザム老人のいる宮殿には傲慢・憤怒・嫉妬・怠惰・強欲・暴食・色欲の７体の魔物が、石像となってその場に封じられている。
仏教で例えると煩悩の事ですな。
私なら怠惰と色欲でアウト！
この男がシャザムの力は奪えなかったけど、代わりに魔物の力を解放してしまった。
魔物の力を得た変なおっさんと戦うシャザム
ビリーがシャザムとしてある程度の力をコントロールできるようになった頃に、魔物の力を得たシヴァナが現れる。
ここでようやく敵が登場。
老人がビリーに力を与えた目的は、この男を倒す為。
それまでビリーはシャザムの力を利用して思春期的な行動を取りまくっていたのだけど、自分と互角の力を持つ者が出てきてビビッて逃げてしまう。
いきなり訳の分からないスキンヘッドのおっさんが、
「おまえの力を寄こせ！」
と言って襲いかかってきたら、そりゃ逃げますよね。
この男についてもシャザム老人から特に教えて貰っていないので、ビリーは大混乱。
体は超人でも頭脳はコドモ、どうするんだって話ですよ。
グループホームの仲間達と協力
ビリーがグループホームの仲間達との距離が縮まるきっかけとして、ハッキング技術に優れた少年・ユージーンが母親の現在の住所を突き止めてくれたというエピソードがある。
意外と近所に住んでいて、訪ねたまでは良かったんだけど・・・
まあ理想と現実にはギャップがつきもの。
グループホームが心配で大学進学に悩むメアリー、ハグ好きの妹キャラ・ダーラ、無口な巨漢少年・ペドロ。
これにユージーンとフレディを加えた５人がビリーの孤児仲間。
そこに心優しいバスケス夫妻という構成。
もうこうなったら仲間たちと力を合わせて変なおっさんに立ち向かうしかない!?
エンドロールも最後まで見ないと損
変なおっさん、ドクター・シヴァナはその後どうなったのか。
変な奴に声をかけられて、次回作以降で復活の予感。
そして学校で嘘つき扱いされて肩身の狭い思いをしているフレディに、ビリーから驚きのサプライズが。
この演出もDCEU作品の繋がりを意識したものでしょうか。
『シャザム！』はDCエクステンデッド・ユニバース（DCEU）の第7弾。
第8弾 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』あらすじ・感想
ジョーカーと別れたハーレイ・クインが女性だけのチームを結成して悪者を懲らしめる。
ハーレイ・クイン自身も悪者だったはず・・・
動画配信サービスで『シャザム！』を視聴する方法
シリーズ作品を一気に楽しむには動画配信サービスを利用するのが効率的です。
目当ての作品が全て見放題対象に含まれているかどうかは事前に公式サイトで確認した方が無難です。
入会すべき動画配信サービスは、幅広く様々な作品を配信している「Amazonプライムビデオ」と「U-NEXT（ユーネクスト）」がオススメ。
関連記事 『U-NEXT（ユーネクスト）』の特徴とデメリット
※新作は追加料金を支払わないと視聴できない場合があるので注意が必要です。
