定期的に子供の集団失踪事件が起きる町に住む少年少女たちが、元凶の不気味なピエロと戦うホラー映画。
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』あらすじ
アメリカのとある小さな田舎町・デリーでは定期的に謎の集団失踪事件が起こっている。
ちょうどそのタイミングを迎えた時期に、またしても失踪事件が起こり始める。
“IT / それ”の存在に気付いた少年達は、心に宿る恐怖と闘いながらも勇敢に立ち向かう。
【見どころ】恐怖心に付け入る不気味なイット
- イットは人の恐怖心に付け入る
- 主人公はルーザーズ(負け犬)クラブの少年少女たち
- 最後にイットは少年達をキレさせる失態を犯してしまう
【登場人物 / キャスト】恐怖心に打ち勝って戦う少年達
感想(ネタバレ含む)ルーザーズクラブがイットから町を救う!?
1989年、少年ビルは仲間の少年達と共に夏休みの計画を立てる。
前年に仲の良かった弟のジョージが失踪しており、彼はまだ弟の事を探し続けていた。
両親は無理やり諦めた感じだけど、ビルはまだ諦め切れていない。
そこで、夏休みに入ったら「荒れ地」に行く事を提案。
弟が失踪した場所である排水溝の流れ着く先の「荒れ地」で手掛かりを探したいという思惑。
他にも同じ学校のベティという少女が失踪しており、彼女の両親が毎日のように学校にやって来ては手掛かりを探っています。
何の前触れも無しに突然失踪しているので、藁にも縋る思いなのでしょう。
犯人は間違いなくイットなんだけど、まさかそんな奴がいるなんて誰も知る由もないだろうし仕方ありませんね。
元凶の名前はペニーワイズという不気味なピエロ。
ジョージを襲った時に自分で名乗っていました。
自分達の事をルーザーズクラブと名乗るビルとその仲間達。
簡単に言うと負け組の集まり。
クラスで目立たないタイプの大人しい系や、いじめられっ子、そしてはみ出し者の女子。
メンバーは、それぞれに数日前から奇妙な経験をしています。
間違いなくイットが絡んでいるんですけどね。
メンバーのベンの話によると、この町では27年周期で集団失踪事件が起きているらしい事が分かる。
そこでみんなでビルの家に集まりプロジェクターを使って町の地図と下水道マップを重ね合わせると、一軒の井戸がある家と繋がっている事が分かる。
ビルは自分達の身に起きている怪奇現象の正体を確かめる為にはこの家に行ってみるしかないとみんなを説得するのだけど、全員及び腰でビビりまくり。
ビルは弟の件があるから仕方ないにしても、他の者達は行きたがらなくて当然。
しかし先走ったビルを追って全員が井戸の家に行かざるを得ない状況になってしまった。
さすがにちょっとビルの暴走が過ぎますね。
邦画に例えると『呪怨』の呪われた家に自ら突入するようなもの。
最初に突入した時は全員が無事に運良く逃げ帰る事が出来たけど、メンバーの殆どが二度とこの家に近付きたくないと再訪を拒否。
当然ですよ。
誰があんな意味不明の存在の住処に、自ら好き好んで近付こうとするのか。
でも、ビルは弟の件の真相を知りたくて諦めきれない。
それにしても、イットにも家があったんですね。
この映画では、不気味なピエロが町の子供達をターゲットにして次々と襲っていく訳ですが正体は何なのか、少なくとも人間とは違う。
一番可能性が高いのは悪魔。
今作を鑑賞しただけでは、イット(それ)がどうして子供達を襲うのか、何が目的なのかもよく分かりません。
27年後、大人になったルーザーズクラブの面々が町に戻ってきてペニーワイズとの最終決戦に挑む。
続編で、ようやくイットの正体が明らかになります。
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『IT / イット』シリーズはスティーブン・キング原作の映画。
恐らく父親の影響を受けているであろう息子のジョー・ヒル原作の映画も結構面白かったのでオススメです。
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