ハイウェイで何気なく追い抜いた大型トラックに命を狙われる事になったサラリーマンを映画いたスリラー映画。
トラックの運転手が何者なのか分からず不気味な雰囲気がずっと続きます。
煽り運転とかそんなレベルではない明確な殺意を持った相手に狙われる恐怖感。
理由が分からないから余計に恐ろしい。
スティーブン・スピルバーグ監督が手掛けた最初の映画です。
『激突!』あらすじ
車で商談に向かう途中のセールスマンのデイヴィッドは、ハイウェイで大型タンクローリーを追い抜く。
しばらく走っていると、先ほどのタンクローリーがデイヴィッドの車を追い抜き返してきた。
仕方なくデイヴィッドが後ろを走行していると、タンクローリーは減速したり対向車が来ているにも関わらず追い抜きを指示したりと危険行為を繰り返す。
狂ったように追跡してくるタンクローリーと、訳が分からぬまま追われるデイヴィッドによるカーチェイスが始まる。
【見どころ】理由が分からずに追われ続ける恐怖
- 相手の顔が見えないので恐怖感がスゴイ
- 約半世紀前の映画だけど、今でも引き込まれる
- 最後は主人公デイビッドがさすがにキレて対決を決意!
【登場人物 / キャスト】正体不明のトレーラー運転手
感想(ネタバレ含む)さすがにスピルバーグ作品、今観ても引き込まれる!
巨匠・スピルバーグ監督のデビュー作。
近年、日本でもあおり運転が大問題になっていますが、この作品の舞台は約半世紀前。
最初はラジオで流れる冷凍肉を楽器にしている変人のエピソードを聴きながら笑っていたデイヴィッド。
彼は自宅を出発して遠く離れた商談相手の元に向かう為に車を走らせます。
街中をのんびり走行している内は良かったのですが、荒野の一本道で黒煙を撒き散らすタンクローリーを追い抜いたのが恐怖の始まりです。
そこから、タンクローリーによる煽り運転がスタート。
最初は普通に追い抜く事が出来たんですよ。
そしてしばらくは何事もなかったように気持ち良く走行していました。
でも気がつけばスグ後ろに付かれていて、ブオーンとホーンを鳴らしながら威嚇してくるタンクローリー。
「一体なんやねん、ワシが何したって言うんや!?」
と混乱しつつもスピードを上げるデイヴィッド。
途中でガソリンスタンドを見つけ避難するように立ち寄ると、何とヤツもスタンドに停車。
運転手が降りてきて足元だけが確認できました。
まだ狙われていると確信がないので顔までは確認しません。
この時点ではまだ自分が命を狙われていると明確には考えていない。
チョットからかわれたのかな、程度の認識。
この時代は携帯電話がないので、誰かに連絡をしようと思ったら固定電話しかありません。
今では考えられませんが古き良き時代と懐かしむのか、よくこんな不便な環境を生きていたと驚くかは世代の違いでしょうね。
給油後に気を取り直して車を走らせていると、タンクローリーの煽り運転が再開。
デイビッドは、この時点であの運転手はヤバイという確信を持ちます。
悪質運転をギリギリかわしながら今度はカフェの駐車場に緊急停車。
その時に柵に車がぶつかって軽いムチ打ちになるデイヴィッド。
そんな事を気にしている場合ではないと、首を押さえながらカフェに入店しトイレの洗面所で顔を洗い気分を落ち着かせて、鏡の前で自問自答。
何やねん、アイツ!
一体ワシに何の恨みがあんねん。
いやいや、もしかすると思い過ごしかもしれん。
今日はたまたま運が悪かっただけや、きっとそうや。
トイレから出てきて窓の外を見ると、またしてもタンクローリーが停車しています。
絶望的な表情になるデイヴィッド。
とりあえず席についてサンドウィッチと鎮痛薬のアスピリンを頼む。
アメリカ人てアスピリンを常用しているイメージですね。
カフェとかで頼めば貰えるような気軽な感覚のものなんでしょうか?
日本人はスグに病院に行って処方箋を貰いますけど、アメリカではまず市販薬を試すのが一般的だそうで薬局に行けば色々と売っているみたいです。
作中でデイヴィッドは何度か車をぶつけるのだけど、あまりヘコんだりしていない。
今の車は安全性の観点からあえてヘコみやすいようにしているそうですが、当時の車はとにかくボディが頑丈。
昔のアメ車ですからね。
最近はよくニュースで煽り運転の映像が放送されていますが、一般の人が自分の車に取り付けたドライブレコーダーの映像ですよね。
映像が撮影できて残っているからこそ問題に出来ているだけで、ドラレコを付けていない車両で煽り運転の被害に遭った人は泣き寝入りするか、上手くスマホのカメラ機能を使うかの方法しかありません。
しかし頭のオカシイ相手を前にして、咄嗟にスマホを取り出す機転が利く人は少ない気がします。
やはり法律でドラレコの設置を義務付けるべきでしょうね。
映画では結局最後まで不気味な存在として動機も分からず運転手の顔や全身が出てこなかったけど、原作では特徴が描かれているようです。
タンクローリーには複数の州のナンバープレートが取り付けられていましたが、これにもトレーラーの運転手なりのこだわりがある模様。
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