『インクレディブル・ハルク』あらすじ・感想 | 興奮すると緑の怪物に変身してしまう男

『インクレディブル・ハルク』の詳細情報
  • 公開年  : 2008年
  • 上映時間 : 2時間 15分
  • 製作国  : アメリカ合衆国
  • 監督   : ルイ・レテリエ
  • キャスト : エドワード・ノートン / リヴ・タイラー / ティム・ロス / ティム・ブレイク・ネルソン / タイ・バーレル / ウィリアム・ハート 他

『インクレディブル・ハルク』あらすじ

ある実験の失敗により特殊な体になってしまった被験者のブルースは、彼を兵器として利用しようとする米軍から逃れてブラジルに潜伏。
しかしちょっとしたミスがきっかけで居場所がバレてしまい、再び追われる身になる。

【見どころ】心拍数が上がると緑の怪物に変身する男

興奮しすぎるとハルクに変身してしまうようになった男ブルース・バナー。
とにかくドキドキするような状況になるとヤバい!
恋人と愛を確かめ合う事もままならない(笑)

【登場人物 / キャスト】余計な事をする男・ロス将軍

  • ブルース・バナー / ハルク(エドワード・ノートン)
    実験の失敗により緑の怪物(ハルク)に変身するようになった天才物理学者。
  • エリザベス・“ベティ”・ロス(リヴ・タイラー)
    ブルースの元恋人の細胞生物学者。
  • エミル・ブロンスキー / アボミネーション(ティム・ロス)
    ロス将軍に召集された屈強な兵士。
  • サディアス・E・“サンダーボルト”・ロス(ウィリアム・ハート)
    スーパーソルジャー計画を再開させたアメリカ軍の将軍。
  • サミュエル・スターンズ(ティム・ブレイク・ネルソン)
    治療法を探すブルースがネット上で連絡を取り合っていた協力者。

感想(ネタバレ含む) | 興奮すると緑の怪物・ハルクに変身

生物学者のブルース・バナーは、かつて米軍内で秘密裏に行われていた肉体強化実験に自ら被験者として志願したが、実験の結果は彼を緑色の怪物に変貌させてしまう大失敗に終わった。
彼は理性を失い、強化された体で実験に関わった周囲の者を傷つけ姿を消した。

最初のシーンの真相は、こういう感じです。

ハルクがブラジルに潜伏

研究所から逃げたブルースが潜伏していたのはブラジルの貧民街(ファヴェーラ)。
所狭しと掘っ建て小屋が林立していて身を隠すには最適な場所。

ブルースは実験で緑の巨大な怪物に姿が変わってしまったけど、しばらく時間が経つと元の姿に戻る。
潜伏中に自分の体が怪物化する条件が分かったみたいで、どうやら感情が高まり心拍数が上がると変身してしまう模様。

そこで感情のコントロールをするために武術道場に弟子入りして師範から横隔膜で呼吸する方法を伝授されるブルース。
日本武道で言うところの、心・技・体の修行みたいなものですかね。

しかしせっかく隠れていたのに自分のミスで米軍に見つかってしまった。
商品の出荷先がアメリカだったというのが致命的でしたね。

難を逃れたブルースは北に向かい、メキシコを経由して米国入国を試みる。

ところでブルースは一度怪物化してしまうと身長が3メートル以上になって、横幅もそれに伴い人間離れしたサイズになり、毎回元の姿に戻るとズボンのウエスト部分が伸び切ってユルユルになるので良く伸びる素材のズボンを愛用。

そういえば北斗神拳の使い手で胸に七つの傷を持つ男は、怒りの感情で上半身が肥大化してブルースと同じように服が破れるけど、ズボンはそのままですね。
まあ別にどうでも良い話ですが。

緑の怪物の秘密を知った、血に飢えたソルジャー

ブルースに逃げられて米国に戻ったロス将軍は兵士のブロンスキーにブルースの秘密を打ち明ける。

第二次大戦中に行われた後に程なくして中止された『スーパーソルジャー計画』を数年前に復活させた際に、研究員の一員だった科学者のブルースが自ら被験者に志願した末にああいう結果になってしまったと説明。

そんなブロンスキーに対して、悪い顔をする将軍。

おいも
おいも

このオッサン、やるつもりやな。

という訳で、秘密裏にブロンスキーの体に怪しげな液体が注入されてしまった。
でもこの時はまだ不完全。

そしてある人物の元を訪れるブロンスキー。
「言いたい事は分かるやろ、俺に処置を施すんや!」
これでようやく完全体に。

ブルースは今の体を治療して普通の人間に戻りたいのに、自ら進んでハルクみたいになりたがる変態ソルジャー。
おかしな人っているものですね(笑)

ブルース・バナー役の俳優が次回以降は変更

この作品の主人公のブルースが変身する緑の怪物はハルクという名称で呼ばれていますが、こう呼び始めたのは大学で特殊部隊と騒ぎを起こした際に、スマホで動画を撮影していた学生がそう呼び始めたのがきっかけだそうな。

今回ブルース・バナー役を演じているエドワード・ノートンは、次回以降別の俳優に変更される。
早い話が大人の事情との事。
まあ色々と契約の問題とかあるのでしょう。

ハルク単独作品は現在のところ今作だけだけど、MCUシリーズでブルース・バナー博士(ハルク)が登場する時はここから先、マーク・ラファロが演じる。

今回の『インクレディブル・ハルク』は、マーベル系のヒーローが活躍するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の第2弾。

第3弾 『アイアンマン2』あらすじ・感想

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『インクレディブル・ハルク』を配信しているサブスク

『インクレディブル・ハルク』はマーベルスタジオの作品なので、マーベルが傘下に入っている「ディズニープラス」に入会すると視聴することが出来ますが、独占配信作品ではないので「Amazonプライムビデオ」など他の動画配信サービスでも楽しめます。

映画から派生したスピンオフドラマは独占配信となっているが多いです。

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