『図書館戦争』あらすじ・感想 | 本を守るために戦う武装集団・図書隊

『図書館戦争』の詳細情報

公開年  : 2013年
上映時間 : 2時間 8分
監督   : 佐藤信介
キャスト : 岡田准一 / 榮倉奈々 / 田中圭 / 福士蒼汰 / 西田尚美 / 橋本じゅん / 波岡一喜 / 相島一之 / 栗山千明 / 石坂浩二 ほか

『図書館戦争』登場人物(キャスト)

堂上篤(岡田准一)
図書特殊部隊所属。
郁の上司で指導教官。

笠原郁(榮倉奈々)
女性初の図書特殊部隊員。
高校時代の恩人・堂上に憧れている。

柴崎麻子(栗山千明)
業務部・諜報部所属。
郁のルームメイト。

小牧幹久(田中圭)
図書特殊部隊所属。

手塚光(福士蒼汰)
図書特殊部隊所属、郁の同期。

折口マキ(西田尚美)
週刊誌記者。

玄田竜助(橋本じゅん)
図書特殊部隊・隊長。

尾井谷元(相島一之)
良化特務機関・隊長。

仁科巌(石坂浩二)
関東図書基地司令。

あらすじ | 公序良俗に反する書物は即没収!

1989年、昭和が終わり新たな元号『正化』が始まったと同時に施行された『メディア良化法』。
この法律により公権力による検閲が事実上合法化され、メディア良化隊と呼ばれる組織が公序良俗に反する書物を取り締まっていた。

一方、メディア良化法に反発する勢力が組織したのが図書館を守る自衛部隊・図書隊。
図書館の敷地内であれば銃火器の使用が認められている実質的な軍隊である彼らは、メディア良化隊から書物を守るために日々訓練に勤しんでいる。

正化31年、ある人物の私設図書館の所蔵物をめぐり、大きな戦いが始まろうとしていた。

感想(ネタバレ含む) | 表現の自由が無くなった国・日本

この世界の日本は公権力による検閲が合法化されているという、とんでもない国になっています。
つまり、出版される書物が日本社会にとって都合が悪い物であれば国家権力が介入して没収や処分をしても許されるという事。

表現の自由が否定されてしまった国・日本。
恐ろしい事になっていますね。

表現の自由を守る専守防衛の武装組織・図書隊

しかし、国民全員がメディア良化法を受け入れたわけではない。
そんな法律は認めないと反発する人たちが立ち上がり、遂には実質的な軍隊が組織されました。
その名は図書隊!
先制攻撃が出来ない専守防衛というルールに縛られながらも、マシンガンなどの各種銃を扱い、さらにはヘリコプターまで所有している組織で隊員は総勢3万人。

図書館を守るための組織にしては随分なものですよ、これは。
日本人同士で、規制派と反対派に分かれて戦っているという構図。

しかも図書隊もどうやら法律に基づいている組織みたいなので、そうなってくるとメディア良化隊と図書隊は両者とも公務員?

戦闘の開始終了時刻はしっかり厳守!

公共の図書館として機能している場所は同時に図書隊の駐屯地であり、しばしば戦闘が行われる。

良化隊?
良化隊?

おたくの図書館に所蔵しているアノ書物が公序良俗に反しているから没収や!

図書隊?
図書隊?

そんな事は許さん、法律にのっとり拒絶する!

こんなやり取りの後に、何時から何時までと戦闘時間を決めて実弾で撃ち合う。

たごやま
たごやま

よろしい、ならば戦争だ!
・・・みたいに始まるけど、おかしい、絶対におかしいって!

図書隊とメディア良化隊以外の組織はどうなっているのでしょうか?
警察は表向き中立の立場みたいだけど、実質は検閲側のような感じ。
他の公的組織は今回は出てこなかった。

メディア良化隊は秩序を守るという名目の元、有害図書と見るや女性や子供が相手でも容赦なく強制的に本を没収。
法律に守られた存在とはいえ、完全に悪役そのもの。
しかも図書隊との戦闘時は、相手の命を奪う事も厭わないという危険な奴ら。
逆に図書隊は極力相手が致命傷を負わないように心掛けている良識派。

日本は社会主義国になってしまったという訳でもないみたいだけど、既存組織の他にメディア良化隊・図書隊と少なくとも三つの重武装している組織が存在。

上記両組織のお陰で自衛隊や海上保安庁の人手不足が益々深刻化しているであろう変な国・日本。

大きな戦いの幕が開ける

ある日、小田原に建つ情報歴史図書館のオーナーが死去し、所蔵されている資料は図書隊が引き受ける事となった。
その資料にはメディア良化法成立時の様々な不都合な証拠が記載されており、公になると世間の批判が殺到して大混乱必至!

メディア良化隊は何としてでも資料の受け渡しを阻止するべく、大量の人員を小田原に派遣し施設を守る図書隊と一触即発の状態に。
状況次第で政権が転覆するかどうかの一大事なのに戦闘開始時間は決められていて、両者ともにしっかりと時間を守る所が日本人気質。

戦闘開始後、負傷者を出しながらも受け渡し資料の一部を基地に運び込み、図書隊有利かと思われたが、メディア良化法を支持する別の勢力に図書隊の最高司令官が誘拐されてしまう。

図書隊は分が悪くなってきました。

たごやま
たごやま

日本はどうして、こんな危ない国になってしまったんや?
厳密には危ないというより、変な国だけど。

この物語は図書隊側の視点で進む

この作品は図書隊側の立場で描かれていて、主人公は笠原郁という新人女性隊員。
彼女は高校時代に書店で買おうとしていた本を良化隊に没収されそうになっていたところを図書隊員に助けられたのがきっかけで入隊。
その憧れの隊員が実はあの人なのだけど、彼女は全く気付かずに王子様を探し続けている。

郁はその能力を評価されて図書隊初の女性特殊部隊隊員になるが、小田原での任務からは外され、最高司令官と共に私設図書館オーナーの葬儀に出席していたところと誘拐される。

足が悪い司令官と付き添っていた郁の二人誘拐した連中って、宗教の過激派みたいな印象。
公序良俗に反し人々を惑わせる図書は許さない、反する者に対しては・・・
メディア良化法、恐ろしい法律ですな。

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>> 続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』

たごやま
たごやま

この作品は漫画が原作です。

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