『るろうに剣心 The Beginning』あらすじ・感想 | 雪代巴との切ない過去に胸が熱くなる

『るろうに剣心 The beginning』の詳細情報

公開年  : 2021年
上映時間 : 2時間 17分
監督   : 大友啓史
キャスト : 佐藤健 / 有村架純 / 高橋一生 / 村上虹郎 / 安藤政信 / 北村一輝 / 江口洋介 ほか

『るろうに剣心 The beginning』 登場人物(キャスト)

緋村剣心(佐藤健)
桂小五郎の指示で、幕府側の侍たちを次々に暗殺している維新志士。
周囲からは人斬り抜刀斎と呼ばれ恐れられる。

雪代巴(有村架純)
剣心が人を斬る現場を目撃してしまい、長州側からの監視も兼ねて行動を共にするようになった女性。

桂小五郎(高橋一生)
討幕を目指す有志達を率いる長州藩士。
入隊試験に参加した剣心の実力を認め、以後暗殺の仕事を指示している。

高杉晋作(安藤政信)
桂と共に討幕を目指し奇兵隊を創設した盟友。

沖田総司(村上虹郎)
新選組一番隊組長を務める若き侍。
剣心と互角に渡り合う実力者。

辰巳(北村一輝)
江戸幕府直属の暗殺集団を率いる男。
攘夷志士たちの一掃を目指し暗躍。

斎藤一(江口洋介)
新選組三番隊組長。
攘夷志士たちが会合を開いているという情報を聞きつけ、池田屋を襲撃。

あらすじ | 長州藩の維新志士だった緋村剣心

幕末の動乱期、討幕を目指す長州藩の桂小五郎の指示で、幕府側の侍たちを次々と闇に葬っていく冷酷な男・人斬り抜刀斎こと緋村剣心は、暗殺の現場に偶然居合わせた若い女性・雪代巴を秘密保持も兼ねて仲間たちが潜む拠点に連れ帰る。

その後、討幕派の旗色が悪くなり、一時的に剣心と巴は京都の外れの農村に身を隠す事に。
そこでの二人の暮らしが、剣心の荒んだ心を徐々に癒していく。

しかしある時、巴が急に姿を消してしまう。

感想(ネタバレ含む) | 沖田総司との一騎打ちが見どころ

実写版『るろうに剣心』シリーズの第5作目にして最終作。
この作品は剣心が維新後に不殺ころさずの誓い立て流浪人るろうにになる前の物語。
早い話が過去編なので、薫や左之助たちは登場しません。

舞台となるのは幕末の京都。
本編の10年前が描かれます。

維新前までは天皇の住居は京都御所だったので、討幕を目指す尊王攘夷派は京都に拠点を置いて暗躍していた。
京都は人の出入りも激しかったので、身を隠すには最適の場所でもあった。
という解釈でよろしいかな?

実は私自身もよく分かっていないのですが、とにかく江戸にいる将軍を日本のトップから引きずり降ろして、天皇を中心とした新たな日本を作ろうとしていたという事。

江戸は政治の中心地だし徳川幕府に仕える強者たちが大勢いたので、かつて日本の中心だった京都で討幕を目指す準備を整えようとしていたという事でしょうかね。

反幕府派は現政権の転覆を狙うテロリストだったので、なかなか表立って行動できないという事情があり、桂さんたちは幕府の監視をくぐりながらチャンスの到来を待っていた訳です。

現代の日本なら誰に国政の運営を任せるかを国民の選挙で決めることが出来るけど、当時は武力を持って反乱を起こすしか手はなかったというね、なんとも物騒な時代ですよ。
その先人たちのお陰で今の平和な世の中があるので、桂さん達には感謝しないといけません。

その時に暗躍していたのが人斬り抜刀斎の異名を持つ緋村剣心。
桂さんの指令で、幕府側の人間を斬りまくっていました。

剣心は平和な新時代を築くために倒さなければならない人間以外は斬らないというポリシーを持っていて、無闇やたらに斬りまくっていたのではありません。

この点は、人を斬る事が楽しくて仕方が無かった変態剣士・志々雄さんと大きく違うところですな。

ちなみに桂小五郎は実在の維新志士だけど、緋村剣心や志々雄真実は架空の人物ですけどね。

池田屋を新撰組が襲撃

攘夷派の志士たちが池田屋という旅館で秘密裏に会合を開いているという情報を聞きつけた新撰組が奇襲を仕掛けるという実際にあった歴史的事件。

この時に同志たちを助けに行くために剣心が現場に向かうのだけど、途中で新撰組の沖田総司と遭遇して一騎打ちに発展した事で足止めされてしまう。

もし剣心が沖田に会わずに池田屋に到着していたらヤバかったと思います。
池田屋には斎藤一がいて、部隊を率いていた近藤局長も同じくらいの実力者だったという話なので、これはもう剣心は間違いなく命拾いをしましたね。

巴と共に農村に身を隠す剣心

この作品は剣心と巴の関係と、頬の十字傷の秘密が描かれるのがメイン。
でもそれが詳しく描かれるのは後半に入ってから。

前半は桂さんの指示のもとで剣心が必殺仕事人として暗躍する時代劇。

池田屋事件以降(後半)は身を隠す事になった剣心と巴の切ないラブストーリーになるのだけど、色々と複雑な事情が入り混じって来る訳ですよ。

剣心の命を狙う幕府の暗殺集団

前作『るろうに剣心 The Final』でも描かれていたけど、剣心は最終的に巴の命を自らの手で奪ってしまう。

それにはもちろん深い事情があり幕府から派遣されたヤバい連中が原因なのですが、この幕府側の暗殺集団を率いていたボスの辰巳という人物は、相当なバカ。

剣心をあと一歩のところまで追いつめておきながら、
「苦しんで死ぬか、一瞬で楽に死ぬかを選ばせてやろう」
的な余裕を見せたせいで逆転を許すという、裏の世界に生きる者にあるまじき失態。

剣心は矢による攻撃で相当なダメージを負っていた上に、一時的に目が見えない状態だったのに、オッサンは刀を使わずに蹴りを入れたりしてネチネチとなぶりり殺そうするんですよ。

たごやま
たごやま

剣心がうずくまって苦しんでいるのだから、一気にトドメを刺しなさいよ。
何を余裕ぶってんねん、このオッサンは。
蹴りとか入れてる場合か!

しかも部下は事前に仕掛けた爆弾を使って自爆して最後まで剣心を仕留めようとしていたのに、辰巳はただ斬られただけであっさり終了。

闇の仕事人としては失格でしょう、このオッサンは。

たごやま
たごやま

あの世でしっかりと部下に謝りなさいよ、本当に。

ところで、満身創痍の剣心はともかく、ほぼ万全の状態だったはずのオッサンはあの時に接近に気付かなかったの?

巴の事は残念だけど、それは悲しい過去として前を向くしかありません。

この作品は過去編なので剣心が生き残る事は確実に分かっていたとはいえ、まさか敵のマヌケさに救われていたとは・・・。

という訳で、剣心は少なくとも過去に二度命拾いしていた事が判明しました。

一度目は、池田屋に向かっている途中で沖田総司に遭遇した時。
到着していたら斎藤一と近藤局長におそらく仕留められていた。

二度目は、暗殺者のオッサンが間抜けだったから助かった(笑)

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