『俺はまだ本気出してないだけ』あらすじ・感想 | ダメ人間が放つ名言!?

『俺はまだ本気出してないだけ』詳細情報

公開年  : 2013年
上映時間 : 1時間 48分
監督   : 福田雄一
キャスト : 堤真一 / 橋本愛 / 生瀬勝久 / 山田孝之 / 濱田岳 / 指原莉乃 / 賀来賢人 / ムロツヨシ / 川久保拓司 / 秋元黎 / ドナルド・アッシュ / 蛭子能収 / 尾上寛之 / 小柳心 / 村松利史 / 池田成志 / 佐藤二朗 / 水野美紀 / 石橋蓮司 ほか

登場人物(キャスト)

大黒シズオ(堤真一)
42歳のバツイチ中年男。
ある日突然、無計画に会社を辞めた挙句に漫画家になると宣言!

大黒鈴子(橋本愛)
シズオの一人娘、17歳の高校生。

大黒志郎(石橋蓮司)
シズオ・鈴子と同居している、シズオの父。

宮田修(生瀬勝久)
シズオの幼馴染みで親友。
会社では課長。

市野沢秀一(山田孝之)
シズオのバイト先の新人として入ってきた無気力な青年。

村上政樹(濱田岳)
出版社・中学館の編集者でシズオを担当。

本物の店長(賀来賢人)
シズオのバイト先の本当の店長。
彼がいない時はシズオが(年齢的に)店長と呼ばれている。

宇波綾(指原莉乃)
村上の後任でシズオの編集担当となった女性。
本音でズバズバものを言う毒舌家。

あらすじ | 40歳から本気を出すオッサン

40歳で会社を辞めてしまった大黒シズオは、漫画家デビューを目指す変なオッサン。
周囲から見たら行き当たりばったりで生きているように見えるけど、本人は至って真剣。

そして何故かそんなシズオの生き様に影響される人間が一人、また一人と・・・。

感想(ネタバレ含む) | 人生本気になれば、なんとかなる!?

普通に見たらダメなオッサンの代名詞のような男・大黒シズオ
40歳まで普通に会社員として働いていたのに、いきなり退職して漫画家を目指すと宣言。

まあ百歩譲って独身なら勝手にやれば良いだけの話だけど、高校生の一人娘がいる身でそれはいくら何でもアカンやろ。

ちなみにシズオの家族構成は、一人娘の鈴子と父親の志郎(鈴子の祖父)の三人。
奥さんとは離婚していて、母親(鈴子の祖母)は他界している模様。

現時点では志郎の年金とか会社を辞めた時の退職金とかでやりくりできているのかも知れないけど、それにしても大きな賭けに出ましたな、シズオさん。

普通ならこの年齢になると保守的になって、人生がおかしくなるような冒険をするような事はしないと思うのだけど、それを平然とやってしまうのがシズオというオッサンな訳ですよ。

挑戦する事は大切だけど、せめて鈴子ちゃんが高校を卒業するまで待ってあげなさいよ。

意外と周囲に影響を与えているシズオ

このシズオの自由な振る舞いに影響を受ける人物がいます。
しかも二人!

一人はシズオが原稿を持ち込んでは優しくボツ(不採用)作品であると伝える編集担当の村上
この青年は作品にはボツ判定を出し続けるのだけど、シズオの生き様だけは高く評価している変わり者。

おいも
おいも

いやいや村上君、こんなオッサンに憧れたらアカンで!

しかし最終的に村上はシズオに影響されてしまい、自由な生き様を求めて会社を辞めてしまった。

そして二人目はシズオの幼馴染みの会社員・宮田修という人物。
彼は性格が優しすぎて離婚に至った男。

奥さんにしてみれば、何をやっても優しく接してくれる夫は自分や息子に興味がないのだと受け取ってしまったようです。
彼なりにちゃんと妻子に愛情を注いだつもりなのに、スレ違いが生じてしまったという可哀そうな事例ですね。

やはりただ優しいだけでは、逆に不信感を持たれてしまったりするのでしょうか。
結婚というのは元々他人同士が家族になるものだから、難しいですよね。

そんな修もシズオの生き様を見て、会社を辞めてパン屋になろうと決意してしまった。

おいも
おいも

いやいや修さん、早まったらアカン!
シズオは、基本ダメ人間なんやで。

結局、修も会社を辞めて突き進んでしまう事に。

人は簡単に決断できない

二人とも今のままではいけないという思いが心の片隅にあって、シズオという人間と接している内に人生を変えるために一歩踏み出す勇気が湧いてきたという前向きな捉え方もできるけど、どうなんでしょうね。

「自分の人生このままで良いのか」と迷っている時に、思い立ったら即行動してしまうシズオのような人物が身近にいたとして、人ってそう簡単に決断できるのでしょうか?

そもそも新作を書いてはボツの繰り返しで何も前進していないんですよ、あのオッサンは。

とはいえ、ある作品が佳作に選ばれた時があって全く進歩していない訳ではない。

「努力していればいつかは報われる」という兆しは見え始めたけど、でも・・・。
結局、村上の後任の編集者の小娘にその作品も酷評されてボツにされちゃったし(笑)

シズオの魅力というのは何度失敗しても諦めないところと、底抜けに明るく前向きな性格。
二人が影響された部分は、そこですかね。

人間、迷っている時は背中を押してもらうキッカケを求めている。
二人にとってそれが、シズオだったという事。

シズオ:「将来なんて考えてたら、今をちゃんと生きられねえぞ!
先の事ばかり考えてないで、今を真剣に生きろってことかな。
名言なのか、コレ!?

ダメ人間の戯言のような気がする・・・。

シズオのこれから

シズオは漫画に関しては本気で取り組んでいる。

今までの編集担当者の村上は、とにかく作家を誉めて伸ばそうとするタイプでお世辞が多かった。

村上の後任となった宇波は真逆の性格。
シズオの佳作作品を誉めるどころか、何が面白いのか分からんとばかりに無慈悲にボツにしてしまう。

でもシズオには、このような性格の担当者の方が合っている気がする。
あのオッサンは煽てられると調子に乗りまくって最後は失敗するタイプなので、厳しく育てる方が伸びると思います。

そしてシズオに関しては同居している鈴子や志郎も“努力”は認めている様子で、周囲には理解されているみたいです。
基本的にダメ人間だけど。

最後に、市野沢クンの人生に影響を与えたのは修さんです。
決してシズオではありません!

そして鈴子ちゃんには幸せになって欲しい。

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