『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』あらすじ・感想 | 宇津帆の最後とヒナコの今後

『ザ・ファブル殺さない殺し屋』の詳細情報

公開年  : 2021年
上映時間 : 2時間 11分
監督   : 江口カン
キャスト : 岡田准一 / 木村文乃 / 平手友梨奈 / 安藤政信 / 黒瀬純 / 好井まさお / 橋本マナミ / 宮川大輔 / 山本美月 / 佐藤二朗 / 井之脇海 / 安田顕 / 佐藤浩市 / 堤真一 ほか

『ザ・ファブル殺さない殺し屋』登場人物(キャスト)

佐藤アキラ / ファブル(岡田准一)
「ファブル」の異名を持つ最強の殺し屋。
現在は組織のボスの命令で“1年間誰も殺さず”に普通に生活する事を命じられているため、デザイン事務所でアルバイトをしている。

佐藤ヨウコ(木村文乃)
幼少の頃からアキラと同様にボスに殺し屋として育てられた酒豪美女。
現在はボスの命令でアキラの妹(兼相棒)として大阪で暮らしている。

宇津帆(堤真一)
表向きはNPO団体代表の顔を持つ怪しい人物。

佐羽ヒナコ(平手友梨奈)
宇津帆と同居している車椅子の訳あり少女。

鈴木(安藤政信)
宇津帆が雇っている凄腕の殺し屋。

清水岬(山本美月)
アキラがバイトをしているデザイン事務所の同僚。

田高田(佐藤二朗)
アキラを雇っているデザイン事務所代表。

貝沼(好井まさお)
岬に歪んだ愛情を持っている、アキラの同僚。

海老原(安田顕)
アキラとヨウコを支援している真黒カンパニー社長。

ジャッカル富岡(宮川大輔)
アキラがドハマりしているお笑い芸人。

ボス(佐藤浩市)
アキラとヨウコを兄弟に偽装させて生活するように命じた、殺し屋組織のボス。
現在は大阪で暮らす二人を温かく見守っている。

あらすじ | ファブルが過去に救った少女と再会

アキラとヨウコが暮らしている街では、表向き善良な顔を持つNPO団体の代表の宇津帆が裏で資産家の子息を脅して金を巻き上げる闇ビジネスに手を染めていた。

弟をファブルに殺された過去を持つ宇津帆は恨みを晴らすべく、凄腕の殺し屋を雇い入念に復讐計画を練り上げる。

一方、アキラは過去にファブルとして仕事の遂行中に命を救った少女と再会する。

感想(ネタバレ含む) | 怪しいNPO団体代表の宇津帆

伝説の殺し屋として恐れられる「ファブル」が、親代わりでもある組織のボスに1年間誰も殺さずに普通に生活する事を命じられ大阪で暮らすようになってからの様子が描かれる作品の2作目。

1作目はアキラの陰に隠れてただの酒豪キャラだったヨウコだけど、今回はしっかりと相棒として活躍してくれます。
そして彼女もまた強いんですよ、これが。
ちょっとした弱点もありますが。

今回は数年前にファブル(アキラ)に弟を殺された宇津帆の復讐がメインになるのだけど、もう一つのポイントとして前回のヒロインだった岬がただの脇役になっている部分。

彼女はアキラに好意を持っているヒロインだけど今回は出番がほとんど無くて、車椅子少女のヒナコがヒロインとなっています。

宇津帆に狙われるファブル

ボスは幼少期から殺し屋として育てたアキラとヨウコに普通の人間になって欲しいのだけど、同じ匂いを嗅ぎつけて同業者の方から二人に寄って来てしまう訳ですよ。

面倒なのはボスから誰も殺してはいけないと厳命を受けている事。

アキラは宇津帆が手配した殺し屋集団と戦う事になりますが、確かに殺傷能力のないゴム弾(?)の銃と格闘術を駆使して命を奪わずに次々と敵を倒していっているように見える。

しかしですよ、団地の周囲に組まれた作業用足場が崩れて何人も高い所から落ちているシーンでは死人が出ていてもおかしくないはず。

たごやま
たごやま

相手が屈強なプロの殺し屋だったとはいえ、あの高さから落ちたら一人くらいは・・・

もしかしてボスは直接命を奪わなければ、ある程度は許すといったスタンスなのでしょうか?
まあ誰も死んでいないとしても、重傷者多数なのは確実です。

ファブルに銃で撃たれるといった直接的な原因ではなく、格闘の末に高い所から落ちた事などが原因で間接的に命を落とした相手はボス的にノーカウント!?

あの足場の戦いはもうさすがに、何人かこの世から退場している気がします。
所々で手榴弾も使っていたし。

アクションシーンは非常に見応えがあって良かったけど、敵の銃弾が一発も当たらないファブル。
遠距離から狙撃された弾さえ、シュッと避けてしまう超人ぶりにビビります。

狙撃手がゴルゴ13だったら、どういう結果になっていたでしょうね。

そもそも日本にこれだけの数の殺し屋がいた事に驚きです。
それともプロ殺し屋が数人いただけで、あとは組関係の若い衆かな?

でも殺し屋ってこんな派手な銃撃戦をする人たちでしたっけ?
暗殺のイメージからは遠くかけ離れた派手なアクションシーンを観て思ったのが、敵の殺し屋はみんな二流以下だった可能性が高いという事。

指揮役の鈴木は少し離れた場所から冷静に観察していたので、一流の腕を持つ殺し屋は誰にも見られない場所で一瞬で仕事をする人たちなのだと思います。

人目に付くところでドンパチやっちゃう連中は、ただの雑魚だという事ですよ。

ファブルは戦闘中に顔を隠していたのに雑魚連中は普通に素顔を晒していたし、防犯カメラに映らないように配慮できない時点で、もうダメですな。

ヒナコと宇津帆

今回限定だと思いますが、ほぼ存在感が無かった岬に代わってヒナコという少女がヒロインの座に。

車いす生活になった原因に過去のファブルが関わっていたとか色々と因縁がある人物だけど、その時のファブルの標的は宇津帆の弟で、たまたまヒナコがその場にいただけの話。

今作はヒナコがメインヒロインで、岬は社長との漫才コンビのような立ち位置。

まあそりゃね、下半身不随の少女がファブルの言葉のお陰で奇跡を起こしてしまうのだから、岬の影が薄くなるのは仕方がありませんな。

ラストシーンはなかなか感動的でした。
ヒナコはこれから、兄代わりのあの男と一緒に生きて行くのでしょうか。

宇津帆はどうしようもない悪人みたいな感じだったけど、最後の行動はヒナコに対して何か感じるものがあって改心したという事ではなくて、ファブルに勝てないと悟って諦めたのでしょうね。

ヨウコの存在が大きい

アキラの偽装妹であり相棒でもあるヨウコが、宇津帆が雇った凄腕の殺し屋・鈴木を圧倒するほどに強いという事が判明した今回。

前作を観た限りでは自分が酒に異常に強い体質を生かして相手をベロベロにして無力化する手法がメインなのかと思っていたけど、普通に格闘技が強いじゃないですか。

ただ実際に人を殺めた経験が無いみたいで、そこは大きな弱点と言えます。

アキラの天然ボケにも鋭いツッコミを入れるし、料理も上手いみたいだし、最高の妹キャラ兼相棒ですよ彼女は。

ヨウコがいるといないとでは大違い・・・というより彼女のフォローが無いとおそらくアキラは一般社会で生きて行けないと思います(笑)

今回はボスと海老原が一瞬しか登場しない

漫画が原作の『ザ・ファブル』シリーズは、まだまだ他のストーリーで続編を制作できると思うので、ぜひ3作目も観てみたいです。

今回残念だったのはボスと真黒カンパニー社長の海老原さんが、それぞれ一瞬しか登場しなかった事。

まあ役割的に今回は仕方がなかったかな。

ちなみにボスは殺し屋組織のトップという裏の顔を持ちながら、普段は整体院を営みながらアキラとヨウコの漫才のようなやり取りを盗聴して楽しんでいる模様。

原作コミック

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