『貞子vs伽椰子』あらすじ・感想 | 結末が恐ろしすぎる

『貞子vs伽椰子』の詳細情報

公開年  : 2016年
上映時間 : 1時間 38分
監督   : 白石晃士
キャスト : 山本美月 / 玉城ティナ / 安藤政信 / 甲本雅裕 / 田中美里 ほか

『貞子vs伽椰子』 登場人物(キャスト)

倉橋有里( 山本美月 )
中古のビデオデッキの中から偶然“呪いのビデオテープ”を手に入れてしまった女子大生。

上野夏美(佐津川愛美)
有里と同じ大学に通っている親友。
両親の結婚式のビデオテープをDVDにコピーして欲しいと有里に依頼した事が全ての始まり。

高木鈴花(玉城ティナ)
両親と共に“呪いの家”の向かいに引っ越してきた女子高生。

常盤経蔵(安藤政信)
高額の報酬と引き換えに仕事を請け負う、腕利きの霊媒師。

珠緒(菊地麻衣)
経蔵の相棒として行動を共にしている盲目の少女。
眼は見えないけど霊感が非常に強い。

森繁新一(甲本雅裕)
有里たちが通っている大学の教授。
都市伝説を研究している。

法柳(堂免一るこ)
有里たちから相談を受けた森繫が紹介した霊媒師。

貞子(さだこ)
生前から霊能力を持っていた女性。
怨霊と化した後は「呪いのビデオ」を視聴した者の命を奪うようになる。

伽椰子(かやこ)
夫に浮気疑惑を持たれて命を奪われて怨霊となった女性。
普段は「呪いの家」の屋根裏部屋にいる。

俊雄(としお)
怨霊となった母親に道連れにされて、同様に怨霊と化した少年。
普段は「呪いの家」の押入れにいる。
なぜかいつもブリーフ一丁。

あらすじ | 貞子と伽椰子と俊雄クン

偶然に“呪いのビデオ”を入手した女子大生たちが、都市伝説を研究している教授に紹介してもらった霊媒師から除霊を受けている最中に大惨事が発生し失敗に終わる。

一方、近所で“呪いの家”として恐れられている家に足を踏み入れてしまった女子高生が、怨霊に狙われて命の危機に晒される。

彼女たちを救うべく動き始めた霊媒師の常盤経蔵は、“呪いのビデオの主・貞子”と“呪いの家の主・伽椰子”を衝突させるという一か八かの賭けに出る。

感想(ネタバレ含む) | 霊媒師の登場でホラー要素が薄れた

日本のホラー映画の二大巨頭ともいうべき貞子と伽椰子が対決するという、なんとも恐ろしい内容の作品。

私は心霊ホラー系の作品が苦手なのですが、この作品は不思議と大丈夫でした。

理由の一つとして霊媒師という存在が出てきた時点で怖さが半減してしまって、何だか大丈夫になってしまいました。

絶望感しかなかった『リング』や『呪怨』と違って、戦おうとするところがちょっと違う気がする。
本来は、どうやって怨霊から逃げるかという事がポイントなのに。

怖いシーンも所々にあるのだけど、後半はホラーというよりもモンスターパニック作品になってしまっているのがなんだか残念。

化け物と霊能者の戦いがメインに描かれるのは、心霊ホラーではないですよね?

『リング』と『呪怨』の恐ろしさ

リング』は、どうやって呪いの連鎖から逃れられるかという事に主点を置いて色々と試行錯誤した末にタイムリミットになってしまい、貞子さんがお迎えに来てしまうという作品。

一方の『呪怨』は伽椰子が無残な死を迎えて怨霊として憑りついている家に足を踏み入れた人達が、それはもう恐ろしい目に遭ってしまうというトラウマ必至の作品。

貞子や伽椰子に目を付けられてしまうと、基本的には逃げられない。
厳密には貞子から逃れる方法はあるのだけど、誰も気付かないか無意識にやってしまっているだけなので、“呪いのビデオ”の都市伝説は巷で知られていても、呪いを解除する方法は伝わっていない。

しかも今回はたった2日しかタイムリミットが無いというハードモード。
初期の頃はもっと長かったはずなんですけど。

あまりに長い猶予を与えてしまうと呪いを解く方法を見つけられてしまう事に危機感を覚えた貞子さんの焦りが感じられる。
貞子さん、過去の作品から成長していますね。

対して伽椰子が待ち構えている“呪いの家”については、足を踏み入れなければ何事も起こらないという従来通りの設定。
それでも世の中には物好きは居るもので、時々この家で行方不明事件が発生している模様。

ちなみに息子の俊雄も怨霊なので、侵入者の命を狙って来るので要注意。
ただのパンイチ少年だと思って油断すると文字通り命取りになります。

貞子から無言電話がかかってくる

今回の呪いのビデオは、観た人に貞子から電話がかかってきます。

今の時代は自分の携帯電話をみんな所持している時代なので、それぞれのスマホに・・・と思ったら近くの固定電話に着信がある場合も。
何にしても即座にビデオ鑑賞者の電話番号を察知する貞子さんは流石です。

どうやら電話をかける事によって、呪いを送信しているような感じ。

ちなみにタイムリミットの2日間よりも前に自ら命を絶とうとすると、予定時間を前倒しして貞子さんが訪問してきますので、ビデオ鑑賞者は必ず呪いによって命を落とすシステムになっております。

伽椰子の家には息子の俊雄もいる

立ち入り禁止の看板を無視して“呪いの家”に入ってしまった者は、たとえ小学生であっても容赦なくアチラの世界へ連行されてしまいます。

最初はいつもブリーフ一丁の色白少年・俊雄クンが出てきて、そのあと伽椰子が出現するのだけど、この二人は親子の関係

伽椰子が怨霊となるきっかけを作ったのは、彼女の命を奪った夫であり俊雄クンの父親。
まあチョットした勘違いと嫉妬心から悲劇が生まれた訳ですが、そのお陰でとんでもない怨霊が生まれてしまい現在に至ります。

ちなみに息子の俊雄は、怨霊と化した母にビビって押入れに隠れていたところを見つかって道連れにされたそうな。

この怨霊親子が住む家を解体しようとすると毎回業者が不幸な目に遭うので、何年経っても手付かずのまま残されているという状況。

恐ろしい話ですね。

霊媒師に相談

今作のポイントは、呪いのビデオを観てしまった女子大生たちが霊媒師に相談した事。
つまり呪いを力づくで解こうと試みた訳ですよ。

しかし最強の怨霊・貞子を相手に並の霊媒師が勝てるはずもなく、「邪魔する奴は皆殺し!」という恐ろしい状況になってしまい、残念ながら助手諸共やられてしまった。

そんな絶体絶命の状況に駆け付けたのが、ヤリ手霊媒師とされている経蔵さん。

彼は兼ねてより目を付けていた“呪いの家”に住んでいる怨霊に貞子をぶつけて共倒れさせてしまおうと画策。

この時に「貞子vs伽椰子」という構図が出来上がるのだけど、両者とも経蔵が想定していた以上の力を持っていた為に計画は上手くいかなかった。

それどころか、状況が悪化して最悪の事態に発展してしまった。

どちらが強いとか、そういった次元の話ではなくて・・・

たごやま
たごやま

経蔵、事態を悪化させてどうすんねん、もう全然アカンやん!
しかも一撃でやられとるがな(笑)

まあ真面目な話、貞子にしても伽椰子にしても、消滅してしまったら関連シリーズなどの続編が制作できなくなる訳だから、そりゃ何らかの形で残るという事は予想できたけれども、それにしてもいくら何でも・・・これ、どうするんだって話ですよ。

エンドロールの後の映像を見ると大変な事になっています(笑)

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もはや、あの人に頼るしかない

貞子と伽椰子がこうなった以上は日本最強の霊媒師とされている、あの人に頼るしかありません。

来る』という映画に出てくる比嘉琴子という最強の霊能力者がいるのですが、彼女なら貞子と伽椰子をまとめて退治してくれるのではないかと思います。

映画で演じているのは松たか子さんなのですがね、とんでもなくヤバい悪霊と戦って多分だけど生き残ったはずなので、大至急こちらの問題に対処して頂きたい。

貞子の呪いにかかっておかしくなったバカな女子大生がSNSに呪いのビデオの映像をアップロードしてしまって、現在急速に広まっている模様。
人類の滅亡が刻一刻と迫ってきています。

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