『千と千尋の神隠し』あらすじ・感想 | 豪華すぎる声優陣!

『千と千尋の神隠し』の詳細情報

公開年  : 2001年
上映時間 : 2時間 5分
監督   : 宮崎 駿
主題歌  : 木村 弓『いつも何度でも』
キャスト : 柊瑠美 / 入野自由 / 夏木マリ / 中村彰男 / 玉井夕海 / 神木隆之介 / 内藤剛志 / 沢口靖子 / 上條恒彦 / 小野武彦 / 我修院達也 / 大泉洋 / 安田顕 / はやし・こば / 菅原文太 ほか

『千と千尋の神隠し』登場人物(声優)

荻野千尋 / 千(柊瑠美)
両親と共に不思議な世界に迷い込んだ10歳の少女。

ハク / 饒速水小白主にぎはやみこはくぬし(入野自由)
「油屋」で働いている少年、湯婆婆の弟子。

湯婆婆ゆばーば(夏木マリ)
湯屋「油屋」の経営者で強欲な魔女。
息子を溺愛している。

(神木隆之介)
湯婆婆の息子でワガママな性格。

釜爺(菅原文太)
「油屋」のボイラー室を取り仕切る体が蜘蛛みたいな姿の老人。

リン(玉井夕海)
「油屋」の従業員、千尋の先輩として面倒見が良い姉御肌。

番台蛙(大泉洋)
薬湯の札を管理している蛙の化身。

おしら様(安田顕)
真っ白な大根の神様。

銭婆ぜにーば(夏木マリ)
湯婆婆の双子の姉。
妹とは打って変わって穏やかな性格のおばあさん。

カオナシ(中村彰男)
半透明な黒い体にお面を付けた不思議な存在。

あらすじ | 異世界で働くことになった少女・千尋

新居への引っ越し先に向かう途中で異世界に迷い込んでしまった10歳の少女・千尋。

彼女はハクという少年の助言で、豚に変えられてしまった両親を元の姿に戻してもらうために、恐ろしい魔女・湯婆婆が経営する湯屋で働き始める。

感想(ネタバレ含む) | 神様が客として訪れる銭湯

新居に向かう道をお父さんが間違えてしまって、そのまま林道を走った先でトンネルを発見。
両親は車から降りて興味本位でトンネルの先へと進もうとして、千尋もイヤイヤながら付いて行く事に。

学生時代に柔道でもやっていたかのようなガタイの良い父親と、少しきつめな印象の母親。
この二人がトンネルをズンズン進んでいくものだから、仕方なく千尋は同行。
そして行き着いた先には不思議な光景が広がっていた。

両親はバブル期に各地で開発されたテーマパークの跡と推測。
目の前に広がっていたのは、昭和の温泉街のような光景。

(C)Studio Ghibli

通りには提灯がぶら下がっていて、建物の壁には肉・骨、市場とか書いています。
確かに潰れたテーマパーク跡と言われると、それっぽい雰囲気。

不思議な事に、人の気配はないけど美味しそうな匂いがどこかから漂ってくる。

匂いを辿った先にはおいしそうな料理がカウンターに並ぶ飲食店。
でも、声をかけても応答がない。
両親は財布を持っているしカードもあるからと、後でお金を払うつもりで勝手に目の前の料理を食べ始めてしまった。

さすがに店員のいない店で勝手に食べ始めるのはダメでしょう。
後ろで娘がやめた方が良いと言っているのに、構わず料理を口にする両親。

(C)Studio Ghibli

この人たちは後で金さえ払えばどうにでもなると思っているタイプなんでしょうね。
誰かが予約してた作り置きやったら、どないすんねん。
外車に乗っている富裕層だからって調子に乗っていると、いつか天罰が下っちゃいますよ。

(C)Studio Ghibli

ほらもう、言わんこっちゃない。
無断で料理を食べた両親は豚に変身してしまった。

千尋は偶然出会ったハクという少年に、ここは異世界だと教えられる。
それも神様たちが来るような場所。
決して人間が足を踏み入れて良い場所ではない。
禁足地というやつでしょうか。

大変な事になってしまいましたね。

両親を助ける為に湯婆婆の下で働き始める千尋

娘がトンネルに入りたくないと言っていたのに中に進み、無断で料理を食べたらダメだと言ったのに勝手に食べて、挙句の果てには豚の姿になってしまった両親。

この後、千尋は食い意地が張った二人の尻拭いをやらされる羽目になる。
両親を元の姿に戻してもらって一緒に帰るために、湯婆婆の下で働かなくてはならない。
まだ10歳なのに不憫な話ですよ、まったく。

ハクの助言で何とか湯婆婆の元に辿り着いた千尋は、労働契約書にサイン。
すると萩野千尋という名前を見て、千の一文字を残して他の名前を奪われてしまう。

(C)Studio Ghibli

どうやら、湯婆婆は契約時に相手の名前を奪って支配する手法を取っているみたいです。
しかも名前を奪われた者は、自分の本名を忘れてしまう。
ただの二頭身の変なおばあさんだと思っていたら、とんでもなく恐ろしい魔女だった。

でも高名な神様を喜ばせるなどの功績を挙げると褒めてくれたりするので、根っからの悪人という訳ではないのかも知れない。

千尋が働かせてほしいと頼んだ時に、これ以上ごくつぶしはいらないという発言から、逆らうと怖いけど従業員の事を彼女なりに大切にしているのかも知れない。
「働かざるもの食うべからず」のルールを守ってしっかり仕事をすれば、良いだけの事。

といっても従業員の多くは、人間の姿をしたナメクジと蛙だそうです。
中には千と同じように人間も混ざっているという噂も。

ちなみに映画公開当時のパンフレットで先輩のリンは人間と記載されていたそうだけど、そうなると色々と矛盾が生じるので、真相はよく分かりません。

お客様は神様です

千が働くことになったのは湯婆婆が経営している「油屋」という湯屋。
湯屋とは一般には銭湯のこと。

「油屋」は食事をする事ができる宴会場があり、スーパー銭湯のような施設でしょうか。

この建物のモデルは日本各地の複数の温泉旅館で、その中のひとつが愛媛の道後温泉だそうな。

(C)Studio Ghibli

訪れる客は八百万やおよろずの神様たち。
大根の神様とか、川の主とか、よく分からない神様がいっぱい来るわけですよ。

そういえばトトロって神様なんですかね?
妖精?
たまに油屋に来てお風呂に浸かっていたら面白いですね。
お代はドングリで(笑)

カオナシが登場

ある日、千が招き入れてしまったのはカオナシ。
どうやら招かれざる客だったらしく、大騒動を巻き起こしてしまう。

(C)Studio Ghibli

湯婆婆の話では、神さまではないそうです。

カオナシは本来は油屋に続く橋で千尋とすれ違うだけの脇役だったそうだけど、なぜか本番では作品の重要キャラクターになっている。

カオナシの正体を調べてみると、宮崎監督曰く、「カオナシは誰の心の中にもいる。」
つまり人間の欲望の権化とかでしょうか。

相手が欲しがっている物を与えて自分の存在意義を認めて貰いたいとか、そんな感じですかね。
寂しがっているような描写があったので、心のぬくもりを求めている?
全身が半透明なのは、満たされない・認めて貰えない悲しい存在だから?

なんだかよく分からないけど、宮崎駿監督からの何らかのメッセージである事は間違いなさそう。

千は両親を元の姿に戻して一緒に帰るという目的の他に、カオナシとの事やハクとの関係も絡んできて、10歳の女の子にどれだけ頑張らせるんだって話ですよ。
まあ人間界じゃないので、いいんですけどね。

ナメクジや蛙だって働いているんだから、そりゃ10歳の女の子だって頑張りますよ。

ところで、釜爺が働いているボイラー室で石炭を運んでいるススから生まれたススワタリと、となりのトトロのマックロクロスケは同じ生き物。

ちなみに煤(スス)とは、有機物が不完全燃焼した時に生じる炭素の微粒子。
実験で失敗した時に髪がアフロヘアになって顔が黒く汚れた感じになる定番のシーンで、その時の黒い汚れの原因となるホコリの様なものです。

現時点でジブリ作品を配信している動画サービスは無い

インターネット上で動画を配信している定額制サービスでジブリ作品を配信しているところは今のところ見当たりません。
外国ではNetflix (ネットフリックス)で配信していますが日本語版は無し。

現在のところ『千と千尋の神隠し』をはじめとするスタジオジブリの作品を観るには、DVDやブルーレイを購入するか、レンタルするか、テレビでの放送を待つしかありません。

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