『アイアンマン』あらすじ
世界有数の軍需企業の経営者兼天才発明家のトニー・スタークは、アフガニスタンを訪問中にテロ組織から襲撃を受け彼らの拠点に連行される。
監禁生活の中でスタークは、テロ組織から指示された武器を製造していると装いながら秘かにパワードスーツを作り自力で脱出に成功。
【見どころ】シールド長官にスカウトされるアイアンマン
- ペッパーの行動が怪し過ぎるのに、見逃してしまった副社長
- 武器商人の主人公が、正義のヒーローに転身
- トニー・スタークの自宅は侵入し放題
【登場人物 / キャスト】野心家だけど鈍感な副社長
感想(ネタバレ含む)アイアンマン誕生
トニーが父から引き継いで経営しているスターク・インダストリーズ社は米軍に武器を卸していて、彼はいわゆる死の商人と言われる人物。
そして経営者という顔だけではなく、天才発明家という顔も持っている。
マサチューセッツ工科大学(MIT)を17歳にして首席で卒業したという、文句なしの天才。
彼が開発した数々の武器は、米軍が採用し高い成果を上げている。
さらにトニーにはプレイボーイという側面があり、何人もの雑誌の表紙モデルと関係を持っていたり取材に来た記者をお持ち帰るする等、とんでもなく女癖が悪い。
そして自身に贈られる賞の表彰式をすっぽかしてカジノで遊んでいたりするような責任感に欠けるところもあり、まさにこの世の春を謳歌しているやりたい放題の男。
何やねんコイツ、まあチョット羨ましいけど。
いわゆる勝ち組の特権というやつですね。
トニー・スタークの人生観が一変
トニー・スタークはテロ組織に誘拐された先で監禁生活中にパワードスーツを作成してしまう。
しかもエネルギー源がとんでもなく高性能。
人生を50回ほど満喫できる発電量との事。
人生80年として、4000年くらい稼働し続けるという事でしょうか?
さすがは天才!
この技術を応用すれば原子力発電所なんて全て撤去できそうだけど、考えてみると使用済みの核燃料の問題が残りますね。
その辺もトニーに頼めば何とかしてくれそうだけど、何せ唯我独尊の男。
自分がやりたいと思った事しか興味が無いので、多分無理でしょうね。
平和を維持する為に武器を作るというのも矛盾しているような気もしますが、米軍が使用する事が前提だったのでその事を特に気にしていなかった彼は、米軍の敵対勢力が自分が開発した武器を使って人々を苦しめている現実を知った訳ですよ。
米軍が使う分には問題ないという考え方も偏った正義という感じでどうかと思いますが、テロリストは一般人を平気で襲うのでその点が許せなかったようです。
勝手に正義のヒーローぶって会社の業種転換を図ろうとするトニーを快く思わない副社長。
普通に考えたら当たり前の話だけど、会社から追放しようと画策するだけではなくて、さらに過激な行動に出てしまう。
けど、この副社長が優秀なのか鈍感なのか分からない人物。
トニーの指示で秘密裏に会社のデータファイルを盗んでいたペッパーをその場では怪しまずに、後になって悔しがる間抜けぶりを見せる。
ペッパーと対面した時に、「秘密を知られたからには・・・」とかそんな展開になると思いきや何も起こらなかった。
鈍感にも程があるやろ!
どう見てもペッパーの動きは怪しかったやん。
映画『アイアンマン』を配信しているサブスク
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『アイアンマン』は「ディズニープラス」、「Amazonプライムビデオ」、「U-NEXT(ユーネクスト)」など複数のサブスクで配信されています。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)というマーベルスタジオが制作しているヒーロー作品の時系列として、まずはこの『アイアンマン』が記念すべき1作目。
アベンジャーズの始まりはココからという事で、様々な関連作品があるので順番に観ていった方が分かりやすいと思います。
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