『リトル・ミス・サンシャイン』あらすじ・感想 | 問題児揃いの家族が旅を通じて人生を見つめ直す

『リトル・ミス・サンシャイン』の詳細情報

公開年  : 2006年
上映時間 : 1時間 41分
製作国  : アメリカ合衆国
監督   : ヴァレリー・ファリス / ジョナサン・デイトン
キャスト : アビゲイル・ブレスリン / ポール・ダノ / トニ・コレット / アラン・アーキン / スティーヴ・カレル / グレッグ・キニア 他

『リトル・ミス・サンシャイン』登場人物(キャスト)

リチャード・フーヴァー(グレッグ・キニア)
売れない自己啓発商材を開発している残念な父。

フランク・ギンスバーグ(スティーヴ・カレル)
自殺未遂を起こしたゲイのプルースト学者、シェリルの兄。

シェリル・フーヴァー(トニ・コレット)
問題児揃いの一家を支えるお母さん。

ドウェーン・フーヴァー(ポール・ダノ)
ある夢を叶えるため、現在は沈黙の誓いを貫いている。

オリーヴ・フーヴァー(アビゲイル・ブレスリン)
コンテストで披露するダンスの練習に励む7歳の女の子。

エドウィン・フーヴァー(アラン・アーキン)
老人ホームで問題を起こして戻ってきたやっかいな爺さん、孫のオリーヴと仲良し。

あらすじ | 何事も恐れずにチャレンジする事が大切

自らが考案した成功する為のプログラムを出版しようと奔走する父、薬物中毒の祖父、ある理由から沈黙の誓いを立てている兄、失恋して自殺未遂を起こした叔父、家族のために必死で頑張っているが空回り気味の母という曲者だらけの家族。

7歳の娘・オリーヴを「リトル・ミス・サンシャイン」コンテストに出場させる為に、ニューメキシコ州からカリフォルニア州の会場までの800マイルを一家総出でフォルクスワーゲンの古いマイクロバスで向かうロードムービー。

感想(ネタバレ含む) | ネガティブはダメ、前向きに考えた者勝ち!

物語はオリーヴにとっての叔父であり自分の実の兄であるフランクを母・シェリルが病院に迎えに行くところから。
自殺未遂後、目が離せない状況で他に頼る家族がいないという理由から引き取って一緒に暮らす事になる。
フランクはオリーヴの兄であるドウェーンと同室で寝起きするよう指定される。
話しかけても口を開かないドウェーン。

叔父のフランクと兄のドウェーン

まず最初にこの二人、叔父さんと長男。
フランクはマルセル・プルースト学者。
「カフカ」という作品が有名で、様々な名言を残した20世紀の偉人。
フランス生まれの世界的作家であるプルーストを研究している人といった感じでしょうか。

そんな彼が何故自殺未遂を起こしたのかというと、実はゲイであり、恋人に振られ、さらにその元恋人が何かの賞を受賞して自暴自棄になっての行動。
初めのシーンで見た時は精神に異常がある人で会話もままならないのかと思っていましたが、そうではありません。
ただ恋人の件でショックが大きくて、暴走してしまったというだけのようです。
むしろ人間的にはまともな人。

そしてフランクにとっての甥にあたる長男・ドウェーン
彼は何故か誰とも会話をしようとしない。
夢が実現するまで沈黙を貫く決心をしているという。
そしてニーチェに傾倒しています。
ちなみに意思表示する時は筆談。
理由が分かったフランクは学者として納得したみたいで、スッキリした感じ。
なんとなく似ている感じの二人です。

家族内で一番の曲者、祖父のエドウィン

次に登場するのはオリーヴの祖父・エドウィン
このじいさんが、かなりの曲者。
元々老人ホームに入っていたのだけど、薬物をやっているのがバレて追い出されちゃったという経歴が。

オリーヴ達と同居するようになっても、隠れてやっちゃっている描写があります。
食事のメニューに文句を言ったり、戦争に従軍した時の武勇伝を語ったり、筋金入りの女好きでドウェーンに余計な事を吹き込んだりとやりたい放題の破天荒じいさん。

ホーム入居時代には、ご婦人達にちょっかいを出していた疑惑も。
そんなどうしようもない祖父だけど、オリーヴとは仲良し。
彼女がミスコンテストで披露する為のダンスの監修もしている。

怪しいプログラムの出版を目論む父のリチャード

エドウィンの息子でオリーヴの父・リチャードは、怪しいプログラムを考案して本を売り出そうと画策している。

人生には勝ち組と負け組の二種類の人間がいる的理論で、自分のプログラムを踏襲すれば誰でも成功できると本気で考えているちょっとイタい人。

なかなか出版の話が進まず、代理人にはいくら電話をかけても繋がらない。
たぶん煙たがられて無視されています。
それに気付かない鈍感な男。

ミスコン優勝を夢見る女の子・オリーヴと悩み多き母・シェリル

この物語の主人公・オリーヴは7歳の女の子で天真爛漫、ミスコンテストに出る事を夢見ている少しポッチャリ系の娘。
男性陣は問題児揃いだけど、娘がまともなのが唯一の救いである母・シェリル

フランクは今は傷心しているけど一応学者だし、ドウェーンは目標があるのだから、この二人は大丈夫のような気がしますが、どうしようもないのがエドウィンとリチャード親子。
シェリルにとっての舅と夫に当たるわけですが、大変ですね。

一家全員で車に乗って800マイル先のコンテスト会場を目指す

ある日、オリーヴが「リトル・ミス・サンシャイン」という美人コンテストの予選を通過したという知らせを受ける。

というわけで、一家6人でオンボロワーゲンバスに乗って800マイル先を目指す旅に出る事に。

旅の途中に立ち寄った店でフランクがエドウィンじいさんにエロ本を買いに行かされたり、ある出来事をきっかけにドウェーンに変化が生じたりとハプニングの連続。

様々な波乱を乗り越えながら会場へと着実に進むわけですが、名言が飛び出します。
チャレンジした結果、失敗してしまった者は負け犬なんかじゃない。
本当の負け犬とは、負ける事を恐れて何もしない者の事。


言ったのはフランク叔父さん。
さすがプルースト学者。

失敗してしまった者はそれを糧にして一回り大きくなれる可能性を秘めているけど、チャレンジすらしなかった者は何も成長せずいつまで経っても負け犬のまま。
失敗は成功のもと、チャレンジ精神は大切ですな。

そんな事よりもオリーブのダンスの件なんだけど・・・

うんどん
うんどん

ジジイ、孫娘に何を教えてんねん!!

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