『ターミネーター』あらすじ・感想 | お前の服をよこせ、あとブーツとバイクもな！

『ターミネーター』あらすじ

人間と機械による核戦争で荒廃した近未来から、ある女性を始末するために過去に転移して来たターミネーターと、その女性を守るために同じく過去に転移して来た人間の兵士が繰り広げる攻防。

【見どころ】人間と機械の壮絶な戦い

タイムマシンを使用する時は全裸になる必要があるので、転移した先では露出狂扱いされる。

【登場人物 / キャスト】

感想(ネタバレ含む) | 未来からやってきた兵士とマシン

まず冒頭で描かれるのは2029年の世界。
多数の人間の骨の上を戦車のキャタピラがギシギシと音を立てながら走行している場面。

キャタピラの上にはロボットの上半身のようなものが据え付けられていてレーザー光線を周囲に撃ちまくっている。
それを隠れながら追い、倒す機会をうかがう人間の兵士たち。
人類と機械の戦いが熾烈を極めている事を物語るシーンですね。

謎の全裸男が突如出現

そして場面は未来から一転、1984年のロサンゼルス。
深夜の街角に怪しい光と共にどこからともなく現れた筋骨隆々の謎の全裸男。
男は悪そうな若者３人組の前で、
「お前の服をよこせ！」
と要求。

突然近付いてきたマッチョな露出狂に服を要求された若者たちは一斉にナイフをシャキンとギラつかせながら威嚇するのだけど、男は顔色一つ変えずに一人の腹に素手で穴を開ける。
もちろんやられた若者は即退場。
続けざまにもう一人も退場。
それを見て震えながら自ら服を脱ぎ始める残った若者。

いきなり現れた全裸男に服を寄こせと言われて、最初は舐めてかかっていた若者だったけど、目の前で仲間が一発でやられちゃうと自分から服を脱いじゃいますよね。
これは仕方がありません。

でもその後、謎の男に服を提供した若者がどうなったかは誰も知らない。
彼の生死は残念ながら分かりません。
男は服を調達した後、今度は路肩に止まっていた車を拝借して走り去っていきました。

場面が変わり、建物の間に挟まれた暗い路地でまた別の全裸男が突然出現。
その男は近くにいたホームレスからズボンを奪い取って履いている最中に見回りのパトカーに見つかり逃走。
ショッピングセンターに入り込み、都合よく上着と靴も調達。
さらにまだ店内に警察がいる隙に外に出て、パトカーからショットガンを拝借。

夜のロサンゼルスに2人の全裸男が出て来ました。
一人はムキムキマッチョで無表情な男。
もう一人はスマート体型のイケメン。
どちらもまず最初にすることは服の調達。

この時点では何が目的か分かりませんが、まずは服を着ない事には露出狂で追われる身になるので、その点は理解しているみたいですね。

サラ・コナーを探せ！

深夜の全裸男２人の登場シーンが終わった翌朝、今度は一人の若い女性がスクーターで勤務先の飲食店に出勤。
ウェイトレスとして働いているこの女性がサラ・コナーの模様。

謎のマッチョ男はガンショップを訪れ、固有の型番を指定してショットガンや拳銃を入手。
もちろん代金は銃弾で支払うワイルドさを発揮。
服、車、銃と社会のルールを完全無視のムキムキ無表情男。

全裸男たちの正体が判明

ナイトクラブで銃を向けるマッチョ男から、イケメンがサラを救出。
とにかく助かりたければ一緒に来いとサラを店から連れ出す。

イケメンから説明を聞いても半信半疑のサラ。
いきなり未来から来たとか言われても、
「何言うとんねんコイツ・・・」
となりますよね。

でも自分が狙われたのは事実。

つまり無表情なムキムキ男は敵で、イケメンは味方という話。
でもこの時点ではまだ疑いの眼差しを向けるサラ。

イケメンは何とかサラに信じて貰おうと必死。
ムキムキ男はサラを殺そうとする行動しかとらない。

もはやどちらを信じるかなんて疑う余地が無いはずなんだけど、そもそも未来から来たとか言っている時点で怪しい訳ですよ。
信じてもらうには、ムキムキ男が人間ではないという事を証明すれば良い。

そして、その時は意外と早く訪れます。

ここからパート2に繋がる、いくつかの伏線が描かれます。
伏線といってもちょっとした小ネタが多い気がしますけど。

続編は10年後のロサンゼルス。

次回作 『ターミネーター2』あらすじ・感想

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