『96時間』シリーズの3作目。
1作目はパリ、2作目はイスタンブール、今作はロサンゼルスが舞台。
1作目 『96時間』あらすじ・感想
今回は過去作に登場したアルバニア系犯罪組織は一切関係なくて、新たな敵と対峙します。
『96時間 / レクイエム』あらすじ
元妻レノーアが何者かに殺害された上に濡れ衣を着せられたブライアンは、警察の追跡から逃れながら真犯人を追う。
【見どころ】キムに変なドリンクを飲ませるブライアン
- 妻殺しの容疑で警察に追われるブライアン
- 元同僚のサム達は民間警備会社を経営している
- 娘のキムに具合が悪くなるドリンクを飲ませる鬼畜オヤジ
【主要登場人物 / キャスト】サムは民間警備会社を経営
感想(ネタバレ含む)サムとスチュアートの詳しい素性が明らかに
通常版でカットされたシーンを加えた「エクステンデッド・エディション」で、ブライアンのCIA時代の元同僚3人組が民間警備会社を経営している事が判明します。
2作目を観てサムが持っているコネクションの源は何なのかと思っていたけど、この警備会社が関係しているのでしょうかね。
ブライアンもこの会社に所属している模様。
ちなみにサムが今回大変な事になりますが、私見では最終的に無事だったと思っています。
そしてもう一人の気になる人物スチュアートの詳しい素性が明らかになりました。
どうやらこの男は、闇の世界で武器商人として活動していたみたいです。
1作目では健全な仕事をしている実業家というイメージ、2作目はレノーアと険悪な雰囲気となって別居していて登場しなかった。
この流れからすると3作目でも脇役のままだと思っていたら、メインキャラクターだった。
まさかスチュアートに黒い人脈があるとは。
今作はレノーアが何者かに殺されてしまい、ブライアンが妻殺しの容疑で警察に追われる展開になります。
ブライアンが前作で命懸けで救出したのに、あっさり退場・・・。
自宅に帰ったらベッドに元妻の遺体が横たわっていて、なぜかタイミング良く駆けつけた警察官に銃を向けられて逮捕されそうになった時点で陰謀の匂いを感じ取ったのか、警察官をぶちのめして逃走するブライアン。
普通に事情を説明しても信じてもらえない可能性があるし警察官も犯人とグルの可能性もあったのでこの時は仕方なかったにしても、他のシーンでも毎回警察官を痛めつけてから逃げるのは何かこだわりがあるのでしょか。
ブライアンは罪に問われないの?
相手が悪者とはいえ10人以上は退場させたはずだけど、ブライアンは何らかの罪に問われないのかな?
街中で何台もの車を破壊して民間人に確実に被害が出ているし、キムが通う大学のスプリンクラーを作動させて大混乱に陥れたりして、やりたい放題ですよ。
さすがにここまでやると何かしらの罪に問われそうだけど、責任者のドッツラー警部が上手く誤魔化してくれたのでしょうかね。
アメリカの法律は知らないけど、逮捕された真犯人がブライアンの罪を全て肩代わりさせられて懲役300年とかに処されるのかも知れません。
キムに具合が悪くなるドリンクを飲ませていたけど、後から解毒剤を服用させていたのでこの件に関しては問題なしとしましょう(笑)
それにしてもロサンゼルス市警はブライアンに翻弄されてずっと後手後手に回っていたけど、いくらなんでもポンコツ過ぎでは?
一度は逮捕したブライアンをパトカーで護送中にカージャックされて走行中に警察官が高速道路上に放り出されるわ、いくら元CIAとはいえ60歳前後のオッサンと追いかけっこして逃げられるわ。
ドッツラー警部はキレ者だけど、部下たちがちょっと頼りない。
ロス市警の警察官が何人もブライアンに痛めつけられたのに、最終的にあの対応で良かったのかな・・・。
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映画のシリーズ物は時間を空けてしまうと前の作品の内容を忘れてしまって面白さが半減する可能性があるので、出来る限り短期間で続けて観た方が良いです。
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1作目 『96時間』あらすじ・感想
リーアム・ニーソンは『96時間』シリーズ以外にも様々な作品に出演しています。
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リーアム・ニーソン関連作品の品揃えでは、動画配信サービスよりも宅配DVDレンタルサービスの方が充実していると思います。