『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』あらすじ・感想 | 破壊大帝メガトロンが気の毒でならない

主人公のサムはトランスフォーマーという地球外生命体と大きな関係がある為に当局からマークされてしまい、どこの会社も雇ってくれずに大学を出ても就職できていないのが気の毒。

この作品から敵の総司令官であるはずのメガトロンの凋落が始まります。

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の詳細情報
  • 公開年  : 2011年
  • 上映時間 : 2時間 34分
  • 製作国  : アメリカ合衆国
  • 監督   : マイケル・ベイ
    キャスト : シャイア・ラブーフ / ロージー・ハンティントン=ホワイトリー / ジョン・タトゥーロ / ジョシュ・デュアメル / タイリース・ギブソン / パトリック・デンプシー / ピーター・カレン / ヒューゴ・ウィーヴィング / レナード・ニモイ 他

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』あらすじ

1969年にアポロ11号の乗組員により月面に不時着したトランスフォーマーの船が発見されたが、アメリカ政府により長らく隠蔽されていた。

そして現代、地球を新たな故郷としたオプティマス・プライムが不時着した船で眠っていた先代のオートボット総司令官センチネル・プライムを復活させる。

【見どころ】最終の戦闘シーンは見応え抜群

  • CGがさらに進化してアクションシーンがさらに派手になった。
  • 下級のオートボットなら米軍でも互角に戦える。
  • シモンズとメアリング国家情報長官との関係は!?

【主要登場人物 / キャスト】メガトロンは永遠の中ボス!?

地球人
  • サム・ウィトウィッキー(シャイア・ラブーフ)
    宇宙人と関係している要注意人物のため、大学を卒業して3ヶ月経っても就職が決まらない。新恋人のカーリーと同棲中。
  • カーリー・スペンサー(ロージー・ハンティントン=ホワイトリー)
    サムの新しい恋人。
  • シーモア・シモンズ(ジョン・タトゥーロ)
    元セクター7のエージェント。
    現在はエイリアンの専門家とレストラン経営者という2つの顔を持っている。
  • シャーロット・メアリング(フランシス・マクドーマンド)
    アメリカ合衆国国家情報長官。
    シモンズとは浅からぬ仲。
  • ディラン・グールド(パトリック・デンプシー)
    カーリーが勤める大手会計会社の社長。
トランスフォーマー(金属生命体)
  • オプティマス・プライム
    オートボットの総司令官。
  • バンブルビー
    オートボットの一員でサムの愛車。
  • メガトロン
    地球に潜伏しながら復活の機会を待つディセプティコンの総司令官。
  • センチネル・プライム
    先代オートボットの総司令官。

感想(ネタバレ含む)味方の誰が生き残ったのか分かりにくい

この作品は実在の大統領や宇宙飛行士の名前が出てくる。
ニクソンやケネディ大統領、アームストロング船長とか。

前作ではオバマ大統領の名前も登場していた。

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本人の写真、そっくりの役者、CG合成とかを色々と組み合わせているらしいけど実在の人物を登場させるところは、さすがハリウッド映画ですな。
邦画ではたぶん本人の名前を使うのが難しくて、架空の人物になる可能性が高いと思う。

そんな事よりも、アメリカ政府はNASAと一緒になって宇宙人の存在を隠蔽していたって話ですよ。
発見したのがアメリカじゃなくても同じように隠蔽していたと思いますけどね。

今回の話はその時に月面で不時着していたトランスフォーマーの船に乗っていて仮死状態になっていた先代のオートボット総司令官が主要キャラクターになります。

オプティマスと同じプライムという名字(?)を持っていて、どうやら親戚のような関係らしいです。

そもそも「金属生命体のトランスフォーマー」って、どうやって新たな命が誕生するのでしょうか。

メガトロンが哀れな姿に・・・

メガトロンは「オートボット」と敵対している「ディセプティコン」のリーダーだけど、3作目までしぶとく生き残っていて物語に絡んでくるのだけど、なんか今回はちょっと可哀そうな役回り。

人間に例えるとアインシュタインのような天才発明家であるセンチネルと現オートボットのリーダーであるオプティマスの関係がメインで、メガトロンは周囲でちょこまか暗躍している中ボスのような存在感しかなかった。

前作でオプティマスにやられた傷が完治しておらず、今回はセンチネルに頭をグリグリやられて負傷したシーンで完全に彼は終わった(笑)

うんどん
うんどん

今回のメガトロンは「役目を終えたライバルキャラ」のような存在。
残っているのは自分が支配者であるというプライドだけ。

車形態の時は映画の「マッドマックス」に出てきそうな禍々しいトレーラーの姿で悪の帝王感満載だけど、ロボット形態ではボロボロで哀れな感じだった。

故郷の星では「ディセプティコン」が数で圧倒していたはずなのに、どうしてこうなってしまったのか。

カーリーには唆されて利用されるし、オプティマスやセンチネルからは「眼中にない」扱いされるし、もはや破壊大帝の面影はどこにも残っていない。

たごやま
たごやま

やる事なす事すべて失敗して、気の毒な宇宙人やね。

今回はワーム型トランスフォーマーや宇宙船まで登場出たので、尚更メガトロンの存在感が薄まってしまった。

3作目で残念だったこと

1作目では完全にネタキャラだと思っていたシモンズが2作目で重要な役割を果たし、今回もサムに協力して重要な仕事をしてくれる。

1作目 『トランスフォーマー』あらすじ・感想

2作目 『トランスフォーマー/リベンジ』あらすじ・感想

個人的にはサムの大学時代のルームメイトだったレオがもっと見たかったけど、3作目に登場しなかったのが残念。

一番気になったのは、高校の同級生で大学に入学してからも付き合っていた恋人のミカエラと別れていた事。

2作目を観た限りでは結婚まで行きそうだったけど、大人の事情で設定変更せざるを得ない事情があったのでしょうかね。

今回登場した新恋人のカーリーはアニメ版のヒロインらしいので、もしかして最初から登場させるつもりだったのかな?

まあその辺は良く分かりませんが、3作目で第一部が終了。
4作目からは第二部に突入するので、地球人のキャストが一新されます。

4作目 『トランスフォーマー/ロストエイジ』あらすじ・感想

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』を視聴できるサブスク

『トランスフォーマー』シリーズを視聴するのにオススメのサブスクは「Amazonプライムビデオ」か「U-NEXT(ユーネクスト)」です。

映画を中心に楽しむには上記のどちらに入会しておけば間違いありません。

他にはテレビ局系の「Hulu(フールー)」も人気作品を多く配信しているので良いと思います。

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※最新の配信状況は入会前に公式サイトで確認してください。