窪田正孝主演『東京喰種 トーキョーグール【S】』あらすじ・感想 | グール界の変態・月山

『東京喰種 トーキョーグール【S】』の詳細情報
  • 公開年  : 2019年
  • 上映時間 : 1時間 37分
  • 監督   : 川崎拓也、 Kazuhiko Hiramaki
  • キャスト : 窪田正孝 / 山本舞香 / 鈴木伸之 / 小笠原海 / 白石隼也 / 木竜麻生 / 森七菜 / 桜田ひより / 村井國夫 / 知英 / マギー / ダンカン / 栁俊太郎 / 坂東巳之助 / 新田真剣佑 / 松田翔太 ほか

『東京喰種 トーキョーグール【S】』あらすじ

瀕死の重傷を負い喰種の内臓を移植され半喰種になったカネキは、喰種の駆け込み寺「あんていく」で働きながら穏やかな日々を過ごしていた。

ある日、店を訪れた月山という喰種の誘いで、とあるレストランに招待される。
そこで異様な光景を目の当たりにしたカネキ。

さらに月山が美食家(グルメ)と呼ばれる異常な喰種であり、半喰種である自分を捕食しようと狙っている事に気付く。

【見どころ】ニシキは不死身か!?

  • トーカ役のキャストが変更されている。
  • CCG捜査官の亜門が出世している。
  • ニシキはどれだけダメージを負っても退場しないしぶとい男。

【登場人物/キャスト】月山は喰種界の変態

  • 金木研 / カネキ(窪田正孝)
    喰種に襲われて瀕死の重傷を負った末に命拾いしたものの、自分を襲った喰種の臓器を移植されてしまい半喰種となってしまった元人間の大学生。
  • 霧島董香 / トーカ(山本舞香)
    「あんていく」で住み込みで働いている喰種の女子高生。
    前作から役者が変更になっているけど、そこは大人の事情なので深く追求してはいけない。
  • 笛口雛実 / ヒナミ(桜田ひより)
    母親をCCGに殺されてしまった喰種の少女。
  • 西尾錦 / ニシキ(白石隼也)
    金木と同じ大学に通う1学年上の喰種。
  • 芳村(村井邦夫)
    喰種の駆け込み寺的な喫茶店「あんていく」のマスター。
  • ウタ(坂東巳之助)
    喰種の為にマスクを制作している怪しげな職人。
    本人も喰種。
  • 四方蓮示(栁俊太郎)
    情報収集をはじめ裏の任務を行う寡黙な喰種。
  • 永近英良(小笠原海)
    金木と同じ大学に通っている人間。
    幼馴染みで唯一の友人でもあるが、金木が喰種になった事を知らない。
  • 西野貴未(木竜麻生)
    錦を喰種と知りながらも一緒に過ごす事を望む人間の女性。
  • 小坂依子(森七菜)
    董香と同じ学校に通っており、彼女の事が喰種だとは知らない人間。
  • 月山習(松田翔太)
    喰種の中でも変わり者で、食に関して異常なこだわりを持つ変態。
  • 亜門鋼太朗(鈴木伸之)
    喰種対策局(CCG)の捜査官。
  • 宗太(新田真剣佑)
    謎の人物。

感想(ネタバレ含む) | ニシキが異常にしぶとい

今回は松田翔太が演じる“食べる事に異常な執着を持つ変態喰種”が、元人間の半喰種であるカネキを食べたくて仕方が無い衝動にかられ様々な手段を使って誘き出そうとする様子が描かれます。

本来喰種は純粋な人間を食料とするはずで、喰種が喰種を食べても美味しいと感じないみたいだけど、カネキは半分人間なので食欲をそそる匂いを発しているみたいです。

カネキの血が付いたハンカチの匂いを嗅ぐだけでエクスタシーに達してしまう月山の変態っぷりがスゴイ。
人間に例えると、極上の肉を見つけたようなものでしょうか。

グルメ系の漫画だと時々いますね、そんな感じの人(笑)

喰種レストラン

自分が狙われていると知らないお人好しのカネキは、月山の誘いに乗って喰種しか入れない会員制レストラン「喰種レストラン」に招待される。

そこで行われていたのは“生きている人間の解体ショー”なのだけど、このシーンを観た感想として、そういえば人間もマグロの解体ショーを見て歓喜しているから、置き換えて考えると喰種も人間も食材が解体されいるのを見ているだけという共通点があって、あまり違和感を感じなかった。

喰種は(一部を除き)別に快楽で人の命を奪っているのではないみたいで、あくまで人間の事を食材という目線でしか見ていないという部分も同じですね。

人間だってマグロが苦しむ様子を見たいのではなくて、食材として美味しく頂きたいだけ。
解体ショーの時点で既に天に召された状態だけど。

喰種も食材である人間に対してそういう認識だそうな。

もちろん捕まってしまった人間は気の毒だけど、人間もアワビの残酷焼きとかシロウオの踊り食いなんて事をやっているので、喰種の事を非難する資格はないのかも知れない。

残酷焼きなんて、完全に自分達が残酷な事をしていると認識した上でのネーミング。
鬼畜の所業以外の何者でもないですからね。

日本人は新鮮な魚介類を食べる事に執念を燃やす民族なので、生簀(いけす)を泳いでいるイカを素早く調理して足がまだウネウネ動いている状態で皿に盛られて出てきたりとか、やっている事は喰種と変わりませんな。

西尾先輩(ニシキ)が生きていた事に驚く

カネキと同じ大学に通っている上級生で純粋な喰種である西尾錦(ニシキ)が今回も登場した事に驚いた。

前作でキレたカネキに息の根を止められたのかと思ったけど、実は生きていたみたいです。

喰種ってかなり生命力が強いのですね。
情報では人間を食べると驚異的なスピードでダメージが回復するそうな。

そういえば喰種レストランに亜門捜査官が率いるCCGが踏み込んでマシンガンを乱射した時にはバタバタと喰種たちが倒れていたので、脳や心臓などにダメージを負うとやはり蘇生は不可能!?

ニシキは、とある理由から人間を捕食して食べるのを辞めたみたいで随分と衰弱している。

そんな衰弱した状態で月山に何度もグサグサと腹部を刺されたのだけど、しぶとく生きているという驚異的な生命力の持ち主。

おいも
おいも

あそこまでやられて死なないって、ニシキって不死身なの!?
何で生きているんや、キミは・・・

ところで、CCGの部隊がレストランに突入してきた時にカネキはどうやって脱出できたのか。
銃弾が飛び交う中で様子を窺っているシーンの次の瞬間には「あんていく」の居室で目を覚ますシーンに切り替わったので、その辺が気になりますね。
もしかすると何発か銃弾を受けながら命からがら逃げのびて、喰種の驚異的な回復力で復活したのかな!?

ネットで色々調べている内にこの作品に興味が湧いてきたので、原作コミックを読んでみようかという気になってきました。
これはちょっと、喰種について詳しく知る必要がありますな。

ちなみに前作『東京喰種 トーキョーグール』と今作の実写映画2本を観た段階では原作コミックは未読でしたが、後日、遂に原作を読破しました。
結論として、原作を読んでから実写版を観た方が良いと思います。

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原作コミック

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変態喰種の月山と対決するカネキ&トーカ

『東京喰種 トーキョーグール【S】』は、最初から最後まで変態月山の回です。

月山は自分を食べようとしているので、カネキはそりゃ戦いますよね。
そこにトーカが加勢してくれる訳ですが、所々でニシキが月山にグサグサとやられます。
まあ彼がこの場にいる理由は大いにあるのだけど、多少の盾代わりにしかならない。
腹ペコ状態なので仕方が無いっちゃ無いんですがね。

実は月山も誰かに踊らされていたような描写があって、喰種の世界にも様々な勢力がいる事が判明して続編がありそうな終わり方だったけど、果たして実写版の第3弾は制作されるのでしょうかね。

そして今回は謎の男のままだったけど、新田真剣佑が演じている宗太なる人物が気になります。
なかなかの重要人物みたいですが・・・。

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