『ブレット・トレイン』あらすじ・感想 | 変な奴しか登場しない殺し屋コメディ

『ブレット・トレイン』の詳細情報
  • 公開年  : 2022年
  • 上映時間 : 2時間 6分
  • 製作国  : アメリカ合衆国
  • 監督   : デヴィッド・リーチ
  • キャスト : ブラッド・ピット / ジョーイ・キング / アーロン・テイラー=ジョンソン / ブライアン・タイリー・ヘンリー / アンドリュー・小路 / 真田広之 / マイケル・シャノン / サンドラ・ブロック / ベニート・A・マルティネス・オカシオ / ローガン・ラーマン / ザジー・ビーツ / マシ・オカ / 福原かれん 他

『ブレット・トレイン』あらすじ

「東京発・京都行」の超高速列車に乗り込んだ運の悪い殺し屋レディバグの任務は、あるブリーフケースを奪い途中下車するだけの簡単な仕事のはずだった。

しかし同じ列車には何人もの殺し屋が乗っており、「ブリーフケース」と「命」の奪い合いバトルが勃発する。

【見どころ】伊坂幸太郎の「マリアビートル」が原作

現実離れしたパラレルワールド的な日本が舞台だけど、舞台は列車の中なので問題なし。

みかんレモンのコンビが準主役的なポジションで良い味を出している。

全体的にコメディタッチでストーリーが進む。

【主要登場人物 / キャスト】キャストは非常に豪華

  • レディバグ(ブラッド・ピット)
    精神疾患から復帰したばかりの殺し屋。
    とにかく運が悪い男。
  • プリンス(ジョーイ・キング)
    イギリス人の女子学生。
  • タンジェリン(アーロン・テイラー=ジョンソン)
    レモンと共に「ブリーフケース」と“ホワイト・デス”の息子を護衛している白人の殺し屋で、コードネーム:みかん
  • レモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)
    タンジェリンとは兄弟同然の黒人の殺し屋。
  • 木村雄一(アンドリュー・小路)
    日本人の殺し屋。
  • エルダー(真田広之)
    木村の父親。
  • ホワイト・デス(マイケル・シャノン)
    “白い死神”の異名で恐れられる裏社会のボス。

感想(ネタバレ含む)日本だけど日本じゃない

伊坂幸太郎著「マリアビートル」という小説を原作としてハリウッドが映画化した作品。

本来は登場人物が日本人なだけに、外国人俳優のキャストを当て嵌めるとこのような感じになるのは仕方ないですね。

どうせなら欧米を舞台にした方が違和感がなかった気がするけど、そこは原作者へのリスペクトでしょうか。

まあ外国人から見た日本という国のイメージは当の日本人からしてみるとパラレルワールド(平行世界)感が否めませんが、リアリティを求めないのならこの作品は楽しめると思います。

たごやま
たごやま

さすがに忍者は登場しなかったけど、変なキャラしか出てこない(笑)

観ている内に徐々に登場人物の関係性が分かって来て面白くなってくる感じでしょうか。

色々とハリウッド仕様で違和感だらけだで好き嫌いがはっきり分かれそうだけど、個人的には観て良かったです。

「みかん」と「レモン」のコンビが最高

主演のブラッド・ピットの他に「みかん」と「レモン」のコードネームを持つ二人組の存在が大きい。

この三人が高速列車内で終始コントをしているような内容となっていて、色々と笑える場面があります。

そして「みかん」ことタンジェリン役を演じているのが『キック・アス』シリーズ主演のアーロン・テイラー=ジョンソンで、イイ感じの大人に成長していて驚きましたよ。
10年前の映画では天パのオタクキャラだったのに、今作では渋い殺し屋役がハマり役。

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みかん&レモンは凄腕の殺し屋コンビなのに、ブラピが演じるとぼけた主人公のせいで散々な目に遭ってしまう。

現実では絶対に有り得ないけど、ホームに取り残された「みかん」が列車の窓を割って車内に帰還した時はハチャメチャすぎて笑ってしまった。

このシーンを観て『ブレット・トレイン』は真面目に観ちゃいけない作品なのだと確信。

そもそも駅のホームに凶器を携えた集団が待ち構えている時点で「どこの世界の日本やねん!」とツッコまないといけませんが、むしろそこを楽しむのが醍醐味。

この映画はブラッド・ピットよりも「みかん」と「レモン」に注目する方が面白いです。

『ブレット・トレイン』を配信しているサブスク

ある意味で真面目に観てはいけない映画『ブレット・トレイン』は原作小説を読んでからの方が楽しめるかも知れません。

原作小説

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逆に原作の世界観をぶち壊した事に怒りが湧く人がいるかも知れません。

どう感じるかは人それぞれだけど、映画単体としては個人的に大好きな作品。
世界観よりもブラピと殺し屋コンビの三人の掛け合いは映像でこそ楽しめるものだと思います。

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