前作とは別の町で新たな主人公たちが魔法の本の封印を解いてしまう。
前作 『グースバンプルス モンスターと秘密の書』あらすじ・感想
全ての騒動の責任は本を処分せずに残しておいたR・L・スタインにある。
スタイン先生、やっちまったな。
『グースバンプス 呪われたハロウィーン』あらすじ
中学生のソニーとサムは、小遣い稼ぎで始めた廃品回収の仕事で偶然にもホラー作家R・L・スタインが執筆した魔法の本の封印を解いてしまう。
本に封印されていたのは悪魔の腹話術人形・スラッピー。
町中がハロウィンムードで賑わう中、スラッピーと仲間のモンスター達によって人々は大パニックに陥る。
【見どころ】悪魔の腹話術人形スラッピーが復活
- 鍵付きの本と鍵を同じ場所に保管していたスタイン先生
- 田舎町はイジメッ子でも真面目にヘルメットを被って自転車に乗る
- ソニーの姉サラはキレると怖い
【登場人物 / キャスト】またスタイン先生がやらかした
感想(ネタバレ含む)いつものスラッピーじゃない!?
前作より少しだけ時間が経った位の時期で全く別の町が舞台。
スタインは出て来ますが、他の登場人物は一新。
前作 『グースバンプルス モンスターと秘密の書』あらすじ・感想
主人公は科学オタクのソニーと、親友のサムという中学生二人組。
ソニーが学校の発表会のために制作しているテスラコイルのような作品の原料調達と小遣い稼ぎの一石二鳥を狙って始めた廃品回収事業の初仕事で訪れたのは古い屋敷。
二人は見落としていたけど、表札にはスタインの文字が。
数年おきに引越しを繰り返している、あの人の過去の住居であった可能性が大ですね。
依頼主から欲しい物が有れば持って行って構わないと言われていた二人は屋敷内を探索するがコレといったものは見つからない。
そもそも誰が依頼したんでしょうか?
スタイン氏は物件を手放しているみたいなので、地元の不動産業者かな。
サムが依頼者に対して電話口で奥さんと言っていたので、地主の人ですかね。
まあそんな事はどうでも良いですけど・・・と言いながら気になりますが誰かは分かりません。
特に目ぼしい物がなく帰ろうとした時に偶然隠し部屋を発見した二人。
何となく気になった不気味な猫の剥製を触ると、隠し扉が開いて中の小部屋に宝箱のようなトランク。
中を開いてみると鍵の付いた本と鍵が同梱されていた。
これはやっちゃイケナイ保管法ですな。
通帳と印鑑を同じ場所に置いてはダメなのと同じですよ。
アメリカに印鑑文化はないけど、スタインさん、アンタ作者なんだからどうなるか想像がつくでしょう?
鍵付きの本があって、そのすぐ横に開けるための鍵があれば人間誰しも我慢なんてできません。
案の定、鍵を開けてしまったソニー。
これは仕方がない、スタイン氏の防犯意識の低さが招いた結果ですのでソニー少年を責めるのは酷というもの。
前作では本を開いた時点で中のモンスターが出現していましたが、今回は何も起こりません。
しかし、二人が本の開錠に気を取られて目を離していたトランクの中にいつの間にかアイツが!
ソニー&サムも最初は???となりますが、気を取り直して人形の胸ポケットのメッセージカードに注目。
そこに書かれている妙な文言を読み上げてしまった。
完全に呪文です。
やっちまった、まんまとヤツの罠にかかったという訳です。
・・・あれ、何事も起こらない!?
この妙な腹話術人形はアイツではないんでしょうか。
屋敷で見つけた物品と共に人形を箱に入れて自転車で家に戻る途中の二人の前に、いじめっ子のトミーと二人の子分が登場。
いじめっ子キャラではあるんだけど、自転車に乗る時は子分共々ヘルメットを被っている。
田舎町の子供なので基本的に真面目。
二人はトミーに要求されて本を渡してしまう。
家に帰った二人は仲良くテレビゲームを始めます。
サムは親の仕事の都合で数日間ソニーの家に泊めて貰っている。
アメリカには一定年齢以下の子供を一人で留守番させてはいけない法律があるそうです。
それだけ物騒な世の中という事ですね。
世の中以上に物騒な奴を家に持ち込んでしまった二人だけど、まだ気付いていません。
ソニーの家は母子家庭でこの日は母が夜勤。
弟達の面倒を姉のサラに頼んでいるけど、あまり気が進まない様子。
サラが一時的に外出中に遂にアイツが初めてソニー&サムに話しかける。
やはり名前はスラッピー。
スラッピーに悪意がある事を確信した二人は、サラに人形に命が宿っていると話す。
この時点でサラの周囲にも異変が生じていたので、話を信じてくれた。
スラッピーは徐々に本性を現して町に異変が起き始めます。
不気味な人形の事をネットで色々と検索してみる三人。
すると少し前にマディソンで起きた事件の記事を見つけ、事態収拾には本が必要だと分かる。
肝心の本はトミーに奪われたまま。
結局トミーはサラ凄まれて本を返却。
トミー、実は悪ぶってるだけの小心者やったんやな。
自転車に乗る時はちゃんとヘルメットを被っているのを見て、薄々感じてたけれども(笑)
スタイン氏の身にまさかの大事件が発生!
騒動後に自宅に戻ったスタイン氏は例のタイプライターで新作を書き上げ、厳重に封印し本棚へ収納。
いやいや、まだ魔法の本の執筆をやめてなかったんかい!
そして突然、アイツがスタイン氏の部屋に出現。
最後はスタイン氏の身に大変な事が起こってしまった。
自業自得ではあるものの、非常にまずい事態に。
これはさすがに続編を製作してもらわないと気になって仕方がない展開。
性懲りもなく新作を書き続けているスタイン氏だけど、万が一の為に自分を助けてくれるキャラクターの物語とかも書いておけば良いのに。
そこはホラー作家のプライドが許さないのでしょうか?
何にしても続編が製作されるのかどうかが気になります。
前作 『グースバンプス モンスターと秘密の書』あらすじ・感想
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