『ハリー・ポッターと謎のプリンス』あらすじ・感想 | マルフォイが陰でコソコソ怪しい動きを見せる

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の詳細情報
  • 公開年  : 2009年
  • 上映時間 : 2時間 34分
  • 製作国  : アメリカ合衆国・イギリス
  • 監督   : デヴィッド・イェーツ
  • キャスト : ダニエル・ラドクリフ / ルパート・グリント / エマ・ワトソン / ヘレナ・ボナム=カーター / ジム・ブロードベント / マイケル・ガンボン / アラン・リックマン / マギー・スミス / ティモシー・スポール / デヴィッド・シューリス / デイビッド・ブラッドリー / ワーウィック・デイヴィス / トム・フェルトン / ジェマ・ジョーンズ / ヘレン・マックロリー / ナタリア・テナ / ジュリー・ウォルターズ / マーク・ウィリアムズ / ボニー・ライト 他

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』あらすじ

ダンブルドアの指令で、とある人物に近付くハリー。

緊張感一杯のハリーとは対照的に、ロンは彼女が出来て終始ニコニコ。
逆にハーマイオニーは何故かずっとイライラ。

そんな三人をよそに、コソコソと学校内を動き回るマルフォイの目的は・・・

【見どころ】恋するロンを見て、ハーマイオニーがずっと不機嫌

モテない男子のロンに彼女ができた事で、何故かハーマイオニーは心穏やかでいられない。

【登場人物 / キャスト】ロンに彼女ができる

  • ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)
    ホグワーツ魔法魔術学校の6年生。
  • ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)
    ハリーの同級生で親友。
  • ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)
    参謀的役割を担う、ハリーとロンの同級生。
  • ドラコ・マルフォイ(トム・フェルトン)
    ヘタレキャラだったけど表情が引き締まり、ある目的の為に機会を伺っている。
  • ジニー・ウィーズリー(ボニー・ライト)
    ハリーとも親しいロンの妹。
  • アルバス・ダンブルドア(マイケル・ガンボン)
    ホグワーツ魔法魔術学校校長。
  • セブルス・スネイプ(アラン・リックマン)
    裏でなにやら危険な行動をとっている怪しい先生。
  • ホラス・スラグホーン(ジム・ブロードベント)
    退職していたホグワーツの教授だったけどダンブルドアの要請により復職。
  • ミネルバ・マクゴナガル(マギー・スミス)
    「変身術」の教授。
  • ルビウス・ハグリッド(ロビー・コルトレーン)
    ハリーと親しい、巨人の血を引く大男。

感想(ネタバレ含む) | 徐々にシリアスな展開になっていく

前作で本格的に戦いの幕が切って落とされているはずなんだけど、人間界でハリーがカフェでウェイトレスをナンパするところから始まる今作。

うんどん
うんどん

ハリー、何してんねん!

相手も乗り気だったけど、ダンブルドア校長が登場してハリーは強制的にある場所に連行される。
残念やったな、ハリー。

連れて行かれたのは、とある住宅。
そこでかつてホグワーツの教授をしていたスラグホーンに復職を要請する校長。

ハリーは新しい先生をスカウトする為のダシに使われたみたいです。
これも有名税ってやつですね。

そうこうしている内に新学期が始まり恒例の汽車移動になる訳だけど、そこで事件が発生!
今まで数々の醜態をさらしてきたヘタレのマルフォイが、ハリーを石化させてしまった。
これに関しては不思議チャンのお陰で事なきを得たんだけど、今回のマルフォイは一味違う!?

一体何があったのかというと・・・
“あの人”との間で、ある事があったんですよ。

さらにそれだけではなく、ドラコの過保護な母親がスネイプ先生に接触。
息子の為に、ある事を依頼。
その場に一緒にいたのが、シリウス・ブラックの従姉妹の関係に当たる魔女。
アズカバンから脱獄した死喰い人デス・イーターで、ハリーにとっては憎き仇である人物。

そこで何をしていたのかというと、ドラコについて力添えするように母親から依頼されたスネイプ先生をイマイチ信用していないみたいで、「破れぬ誓い」という強力な契約魔法で誓いを立てさせる徹底ぶり。

スネイプ先生も何食わぬ顔で「誓おう。」と応じてしまった。
いやいや、誓ったらアカンやん。
怪しいとは思っていたけど・・・おのれ、スネイプ!

この人は元死喰い人だったけど現在は改心してダンブルドア側のはずなのに、やはりまだ闇の勢力の側だったという事でしょうか。

そして今回はさらに驚くことに、「闇の魔術に対する防衛術」の教授にスネイプが就任。
ダウンブルドア校長がスカウトしたスラグホーン先生が「魔法薬学」を教えるので、スライドさせられてしまった形なのか、それとも校長に何か思惑があるのか。

毎回のように問題が起こってしまう「闇の魔術に対する防衛術」の教授というポジション。
今回はどんな波乱が待ち受けているのか、ちょっと楽しみ。

恋にうつつを抜かすロンと終始不機嫌なハーマイオニー

闇の勢力が暗躍しているとはいえ学校には侵入できないみたいで、6年生になったハリーたちは普通に学校生活を再開するんだけど、何とロンに彼女が出来てしまった。
相手はロンに夢中で頭の中がお花畑系の女の子。

ロンもまた惚気のろけっぱなしでフワフワ状態。
反対にハーマイオニーはずっと不機嫌。
実は、そういう事だったんですね。

ロンはハリー宛に届いた何かが仕込まれたクッキーを食べてさらに変な状態になってしまって、最終的には死にそうになって目を覚ます事になる。

死にそうというのはそのままの意味で、目を覚ますというのは恋が冷めるという意味も含むんだけど、とにかく正常に戻って一件落着という事ですよ。

ロンの恋のお相手の女の子は何も悪くはないんですがね。
最後はハーマイオニーに威嚇されて逃げ去って行きました。

一方で表情には出さなかったけど、ハリーも別件の恋愛がらみでイライラしていた!?
今回はハリーとハーマイオニーが同じ悩みを抱える状況に。

謎の人物・半純血のプリンス

スラグホーン先生の授業を受けるに当たって古びた魔法薬学の教科書を手にしたハリーは、その本の元の持ち主で著者の半純血のプリンスが書き込んでいた補足情報のお陰で優秀な成果を出して、ご褒美に「幸運の液体」という魅力的なアイテムを入手。

このアイテムは、飲むと薬の効果が切れるまでの間のすべての企てが成功するという凄い薬。
またまた気になるアイテムが出て来ましたね。

あらゆる金属を純金に変える&不老不死の効果がある賢者の石はダンブルドア校長に壊されてしまったので私の欲しいリストに残っているのは、ハーマイオニーが所持している例の時計と今回の「幸運の液体(フェリックス・フェリシス)」ですよ。

ロンを見た限りでは、惚れ薬は非常に危険そうなので使わない方がよさそう。

ドラコ・マルフォイが暗躍

今作では一味違う印象のドラコ・マルフォイ。
両親がマグル(魔法が使えない人間)のハーマイオニーを見下した態度をとってはシメられていた口だけが達者な臆病者が、何かを決意した表情でコソコソと学校内を動き回っている。

コイツは一体何をしているのか?
どうやら魔法のアイテムを仕込んでいる模様。
見たところ「ど●でも●ア」のような感じで、ある二つの地点を結んで瞬時に移動できる装置。

まあ結果的に最初は一味違う感じに見えたんだけど、いつものへたれマルフォイのままだった。

しかし、コイツが装置を仕込んだせいで大変な事が起こってしまった。

もはや学校生活を楽しんでいる場合ではなくなったハリー。
そして半純血のプリンスの正体も判明。
???:「吾輩が半純血のプリンスだ!」

やはり貴様だったのか(笑)

という事でハリーは、あるアイテムを探す旅に出ます。

7作目 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』あらすじ・感想

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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』を視聴できるサブスク

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