『運命のボタン』あらすじ
1976年、バージニア州で暮らすルイス夫妻の元に奇妙なボタンが届けられる。
その日の夕方に差出人を名乗る見知らぬ男が現れ、一人で家にいた妻に経緯を説明。
「ボタンを押せば100万ドルを得られるが、見知らぬ誰か死ぬ事になる。」
悪い冗談だという思いが強かったが、完全に嘘だとは思えない妻は夫に相談。
男の説明によると、タイムリミットは24時間。
【見どころ】ボタンを押すとどうなるのか
オモチャのようなただのボタンなのに、押してみると本当に事件が発生する。
【登場人物 / キャスト】スチュワードの目的は・・・
感想(ネタバレ含む) | ボタンを渡された目的は?
夫のアーサーはNASAに勤務している技師、妻のノーマは教師。
二人の間にはウォルターという10歳くらいの息子がいる。
ある日の早朝、玄関先の物音に気付きドアを開けてみると20センチ四方の箱が置かれていた。
開封してみると、おもちゃのようなボタンが中に入っていた。
ボタン部分はガラスで覆われていて開けるには鍵が必要みたいだが、肝心の鍵は同封されていない。
箱の他には一枚のメッセージカードが入っていて、
「スチュワードが午後5時にお伺いします。」との記載。
不気味、ただただ不気味ですよ。
いきなり変なボタンが玄関先に置かれていて、しかも5時に訪問するって。
不気味な男・スチュワードからの提案
そして実際に予告の時間に訪問者が。
顔の半分に火傷の跡のような傷がある特徴的すぎる男。
その時、家にいたのはノーマのみ。
警戒しながらも、落ち着いた態度の男・スチュワードを家に招き入れ早速説明を受けるノーマ。
・ボタンを押せば100万ドルがもらえるが、どこかで誰かが命を落とす。
・夫以外にこの件を話してはいけない。
・24時間以内に答えを出す事。
謎の男・スチュワードは実際にトランクケースに入った100万ドルをノーマに見せ、その中の一枚をプレゼント。
意味が分からん。
いきなり変なボタンを持って来て、押したら誰かが死ぬけど100万ドルあげると言われても。
ノーマ夫妻は確かに生活がギリギリだというような描写があったけど、どこかでその情報を入手したスチュワードが狙いを定めたのでしょうか?
もしかして笑ゥせぇるすまん、喪黒福造さんの同業者?
誘惑に負けてボタンを押してしまった
普通に考えたら、エンディング間際に運命の選択をすると思うじゃないですか。
ギリギリまで勿体つけて最後は・・・となると思うでしょう?
その予想は裏切られて、割と早い段階でノーマがポチッと押しちゃいます。
ボタンを押した時はまだオモチャ疑惑が払拭できていなくて、軽い気持ちでやっちゃいました。
まあ気持ちはわかりますよ。
アーサーが箱を分解してみても中身はボタン部分以外空洞だし、スチュワードも怪しすぎるし、タチの悪いイタズラだと思うのが普通ですからね。
このおっさん、何が目的なんや?
しかし翌日、スチュワードが言葉通りに行動。
一度受け取るとキャンセルは不可。
もはや後戻りが出来ない一方通行に入ってしまったルイス夫妻。
スチュワードの話によると誰かがどこかで亡くなるはずだけど、今のところその情報は無い。
めちゃくちゃ怖いやん。
やはりスチュワードは喪黒さんの同業者か。
謎の男を本格的に調査
謎の男・スチュワードの事が気になって仕方がないアーサーは本格調査を開始。
その頃、家にいるノーマに一本の電話が入り、スチュワードから従業員は何処にでもいると変な脅しをかけられる。
つまり、自分の息のかかった見張り役は大勢いるから余計な詮索はやめろというメッセージ。
実際に夫妻の行動を見張るような動きをする人たちが行く先々にいて、何故かみんな途中で鼻血を流す。
スチュワードの目的
後半になってようやくスチュワードの正体が7割くらい判明。
火星探査とかNASAが出てきて、さらに「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。」というクラークの言葉が出てきたことを総合してみると、黒幕は宇宙人の可能性が高いですね。
たぶんスチュワードは宇宙人の技術で蘇生させられてパシリにされている。
神さま関係はちょっと違う気がするし、喪黒福造の同業者の可能性も極めて低い。
ちなみに喪黒さんは単に面白半分であんな事をやっているという噂があります。
数々の不思議な現象は超能力とかではなく、れっきとした科学技術を使っていて、それが地球人には理解を超えるものなので魔法のように映っていたという事でしょうか。
ルイス夫妻のボタン騒動も彼らによる観察の一過程に過ぎず、この作業はまだまだ続きそう。
黒幕も確定的な描写が無く、真相は分からない
観察目的は地球人は生きるに値するのか、それとも滅びた方が良いのかの判断材料の収集。
滅ぼすか共存共栄を目指すかという事でしょうか。
ところでアーサーに来世を見せたような描写があったけど、たとえ科学が発達した宇宙人であってもそこまで出来るのか疑問。
さすがに来世を見せるなんていう芸当は神の領域だと思うのですが。
金銭的に困っているルイス夫妻のようなココロにスキマの有る人間の欲望を試すような選択を迫り、ルールを破るとペナルティ。
これって完全にあのセールスマンの手法。
もう、訳が分かりません。
- スチュワードの雇い主の本命は宇宙人。
- 対抗候補は神さま。
- 大穴は喪黒福造の同業者、もしくは本人。
本命か対抗のどちらかなら何かの実験という事で納得できるけど、大穴なら愉快犯の可能性大。
果たして正解は?
映画『運命のボタン』を配信しているサブスク
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