『ヴェノム』あらすじ・感想 | スパイダーマンの宿敵だけど映画では愛されキャラ!?

ヴェノム

宇宙からやってきた寄生型エイリアン(シンビオート)に寄生された男エディが、自分の体を共有しながら敵と戦う話。

敵はエディ同様にシンビオートに寄生されて超パワーを得たドレイクという人物。

本来はエディに寄生したヴェノムと、ドレイクに寄生したライオットは同じ種族で仲間だったけど、ヴェノムが地球の環境を気に入ってしまってエディ側に寝返った事から対立関係になります。

『ヴェノム』の詳細情報
  • 公開年  : 2018年
  • 上映時間 : 2時間 20分
  • 製作国  : アメリカ合衆国
  • 監督   : ルーベン・フライシャー
  • キャスト : トム・ハーディ / ミシェル・ウィリアムズ / リズ・アーメッド / スコット・ヘイズ / リード・スコット 他

『ヴェノム』あらすじ

ジャーナリストのエディは「ライフ財団」が地球外生命体・シンビオートを利用して非人道的な実験を繰り返しているとのリーク情報を得て、研究所に忍び込む。

しかし研究所で被験者となっていた知人を助けようとした際に、シンビオートのヴェノムに寄生されてしまう。

エディはヴェノムとの共生を続けながら協力体制を築き、「ライフ財団」との対決を決意する。

【見どころ】宇宙人に寄生された男

  • ヴェノムは仲間内で落ちこぼれの存在
  • アンがヴェノムに寄生されてシーベノムに変身
  • 原作では悪役のはずなのに、映画では地球を救うヒーローになっている

【登場人物 / キャスト】ダンは絵に描いたような善人

  • エディ・ブロック(トム・ハーディ)
    正義感の強いジャーナリスト。
    怪しい実験を行っている「ライフ財団」の研究所に侵入した時にヴェノムに寄生されてしまう。
  • アン・ウェイング(ミシェル・ウィリアムズ)
    エディの元婚約者だった弁護士。
  • カールトン・ドレイク(リズ・アーメッド)
    様々な科学分野で活動する「ライフ財団」を立ち上げた慈善家。
  • ダン・ルイス(リード・スコット)
    アンがエディと別れた後に交際を始めた外科医。

感想(ネタバレ含む)原作では悪役のヴェノム

元々は人類を食料にするために地球にやってきたシンビオートだけど彼らにも色々なタイプが存在していて、ヴェノムはエディと同様に種族内では負け犬の部類だったそうな。

エディは自分の正義を貫いたせいで仕事も恋人も失っていた状態だから、確かに負け犬。

そういった理由で寄生したエディの脳内メモリーを勝手に読み込んで、“自分と同類”だとシンパシーを感じたヴェノムは仲間を裏切ったという訳です。

宇宙人にも色々な奴がいるんですね。

それにしても、寄生した相手の記憶を読み取ってしまうシンビオートの能力は厄介ですね。

原作のマーベル・コミックに登場するヴェノムはスパイダーマンと戦うヴィランなのに、この作品ではヒーロー側の立場となっている。

ダークヒーローという位置付けなので完全無欠の正義の味方ではないけど、少なくとも悪者ではない描かれ方。

シンビオートは宿主の精神に影響を受けるので、正義感の強いエディに寄生した事によりヒーロー寄りになったという事でしょうか。
まあ悪い人間の事はエディの許可を得た上で普通に捕食するんですがね。

『ヴェノム』はマーベルスタジオが制作しているのだけど、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ではありません。

とはいえ『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のエンドクレジットでエディ(&ヴェノム)が登場しているので、今後何かしらの絡みがある可能性が高いです。

ドクター・ストレンジがマルチバース(多元宇宙)の扉を開けてしまった影響を受けて、本来は別のパラレルワールド(平行世界)の住人であるヴェノムがいつの間にかMCUの一部に位置付けられているかも知れないですな。

もしスパイダーマンと出会った場合に敵として対立するのか、手を組むのか気になるところだけど、今回の映画のヴェノムは上記の通りヒーロー寄りなので、味方として共闘するのかな!?

スパイダーマンであるピーターがシンビオートの影響で心が黒く染まるという噂もあるけど、どうなるのでしょうね。

関連記事 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』あらすじ・感想

『ヴェノム』1作目は色々と気になる事が・・・

ヴェノムはシンビオートの中では自称負け犬の部類に入るけど、深い理由は分からない。

エディの元婚約者のアンは、事件の終結後にエディの事をどう思っているのか。

そしてアンの現在の恋人であるダンという外科医は、善人過ぎて逆に怪しい(笑)
何でしょうね、あのナイスガイを絵に描いたようなキャラクターは。
本当にただの良い奴というだけなのでしょうか!?

こういう人物がシンビオートに寄生されると、どうなるのか興味深い。
寄生した人物の精神に影響されるそうなので、化けの皮が剥がれるかも!?

たごやま
たごやま

ダンが良い人過ぎて、逆に気になる・・・。

色々と気になる部分がある1作目でしたが、続編を観ると何かわかるかもしれません。

続編にもダンが登場するので、注意深く観察しようと思います。

うんどん
うんどん

どんだけダンの事を気にしてんねん。
アイツはイイ奴や、間違いない!

次回作 『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』あらすじ・感想

映画『ヴェノム』を配信しているサブスク

『ヴェノム』はマーベル系の映画だけど、残念ながらマーベルスタジオを傘下に持つ「ディズニープラス」では現在のところ配信されていません。

理由はソニーピクチャーズが権利を保有している為で、「スパイダーマン」も同様です。

サブスク動画配信サービスでは「Amazonプライムビデオ」・「U-NEXT(ユーネクスト)」・「Hulu(フールー)」で配信されています。

サービス名月額料金(税込)同時視聴できる端末数無料お試し期間
U-NEXT2,189円4台31日間
Hulu1,026円4台
Amazonプライム600円3台30日間
各サービスの詳細は別途解説記事を参考にしてください。
U-NEXT(ユーネクスト)の特徴
デメリット
  • 月額料金が他のサブスクに比べて2,189円と高い!
    しかし毎月自動付与される1,200円分のポイントを活用すると、実質の月額会費が989円となるので考えようによってはお得だと思います。
メリット
  • 取り扱っている作品が豊富で見放題作品が多い。
  • 電子書籍も配信しているので原作と一緒に楽しめる。
  • 1人が契約するだけで、4端末で同時に利用できる。
  • 無料お試し期間が31日間あるので、じっくり試せる。
Hulu(フールー)の特徴
デメリット
  • アマプラやU-NEXTと比較すると映画の取り扱いが少ない。
  • 無料お試し期間がないのが残念。
メリット
  • 1人が契約するだけで、4端末で同時に利用できる。
  • 日本テレビ系列の過去のドラマ・アニメ・バラエティ番組等を楽しめる。
  • 日テレ系動画コンテンツのスピンオフ作品が独占配信されている。
  • 読売巨人軍の公式戦主催(ホーム)試合をリアルタイムで楽しめる。
  • 「ディズニープラス」とのセットプランがお得。
Amazonプライムビデオ(アマプラ)の特徴
デメリット
  • 「プライムビデオ」は見放題対象外のレンタル作品が結構多い。
  • プライム会員を退会すると、全ての特典を利用できなくなる。
    ※プライムビデオの単独入会は不可。
メリット
  • 月額料金が他のサブスクに比べて600円と安い。
  • 1人が契約するだけで、3端末で同時に利用できる。
  • プライム会員になると「動画見放題」の他に「音楽聴き放題」など様々な特典を同時に利用できるようになる。
  • 無料お試し期間が30日間と長く、時間をかけて検討できる。