デンゼル・ワシントン主演の『イコライザー』シリーズの最終作。
元CIAの凄腕スパイで、現在は人助けが趣味の一般人であるマッコールさんが最後の戦いに挑みます。
いつの間にかアマプラで見放題になっていたので、鑑賞してみました。
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『イコライザー THE FINAL』あらすじ
アマルフィ海岸沿いの静かな田舎町に辿り着いたマッコールは周囲の人々の温かい心に接し、ここを安住の地にする事を決意する。
しかしこの町にもギャングの手が迫り、マッコールは再びイコライザーとして暗躍を開始する。
【見どころ】マッコールさんはもはや人間ではない
- ストーリはありきたりだけど、マッコールさんの死神ぶりが楽しい
- 無慈悲に始末される悪者たち
- ダコダ・コリンズとマッコールさんの関係
【主要登場人物 / キャスト】コリンズの関係者?
感想(ネタバレ含む)マッコールさんが死神モードを発動!
「イコライザー」シリーズ3作目にして最終作とされている作品だけど、回を重ねるごとにマッコールさんが人間離れして行っている気がする。
いくら元CIAのトップエージェントだからって、銃を持った複数の屈強な男達を瞬殺するのはヤバ過ぎる。
1作目はホームセンター店員、2作目はタクシードライバー、そして今回は普通の大柄なおじさん。
そんなマッコールさんが困っている人のために悪を退治してしまうストーリーです。
しかし拘束して警察に引き渡すならまだしも問答無用で関係者全員の息の根を止めるのは、さすがにやり過ぎな気がする。
相手の銃を取り上げて目玉に向けて躊躇なくドン!とやっちゃいますからね。
よく考えてみると、マッコールさんに始末された悪者は町の人たちからみかじめ料を徴収したり店に放火するような無法者だけど死人は出していない。
にも拘わらずマッコールさんは町の人たちを困らせているという理由だけで死神モードを発動して、組織の関係者を一人残らず抹殺してしまいます。
確かに今回の相手はマフィアだし警察も買収されているみたいなので法の裁きを受けさせようとしても難しいかも知れないけど、いくら何でも必殺仕事人過ぎるでしょうに。
敵のマフィアが弱すぎる気がする
今回の敵は世界的に悪名高いイタリアンマフィアなので派手な銃撃戦になるのかと思ったけど、マッコールさんが闇夜に紛れて忍者のように暗躍して次々と亡骸を増やしていくだけの展開。
これはちょっと物足りなかったですね。
こういう組織って一人くらい用心棒的な強者がいるのが定番だけど、ボスも幹部も揃って雑魚過ぎて拍子抜けだった。
まあでも普通に考えたらいくら強力な武器を持っていようと、不意打ちで襲われたらあっけなく始末されちゃうんでしょうかね。
マッコールさんの強さはもはや死神の領域なので、マフィア程度なら瞬殺されても仕方ありませんな。
必殺仕事人のテーマ曲を脳内で流しながらマッコールさんの動きを観察すると、ピッタリ過ぎてちょっと面白い(笑)
ところで今作の邦題はFinal(ファイナル)となっているけど、原題は『イコライザー3』なので別に最終作ではないような気がします。
エマ・コリンズ捜査官も大して活躍しないままだったので、続編を作った方が盛り上がるのではなかろうか!?
映画『イコライザー THE FINAL』を配信しているサブスク
私は『イコライザー』シリーズを全て「Amazonプライムビデオ」で鑑賞しました。
知らない間に『イコライザー THE FINAL』がレンタル作品から見放題作品に変わっていたので追加料金を支払わずに観る事ができました。
「U-NEXT」や「Hulu」でも配信されていますが、私が観た2024年5月時点で見放題なのはアマプラだけです。
サービス名 | 月額料金(税込) | 同時視聴できる端末数 | 無料お試し期間 |
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U-NEXT | 2,189円 | 4台 | 31日間 |
Hulu | 1,026円 | 4台 | ✕ |
Amazonプライム | 600円 | 3台 | 30日間 |